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当方見聞録

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出かけた先の興味関心事。遠方近方東方に限らず。
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【当方見聞録】世紀の相方-興福寺梵天帝釈天@根津美術館

【当方見聞録】世紀の相方-興福寺梵天帝釈天@根津美術館

職場恋愛は、今も昔も給湯室でOLさんの話題になる。給湯室とOLが死語だとしても、職場恋愛とあやしい二人の噂話は永遠不滅。

相方、っていうのは隠していてもわかってしまうものなのか。雰囲気に出ちゃうものなのか。そんなのは人によるだろうし分かんないのだが、今、根津美術館に一目でわかってしまう長年の相方が並んで立っている。

興福寺の梵天立像と帝釈天立像。

13世紀初めに同じ人に作られたふたつの仏像。

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【当方見聞録】猛獣と無機質@シンガポール

【当方見聞録】猛獣と無機質@シンガポール

先日、シンガポールに行ってきた。

5年前に弾丸出張で訪れた時以来2度目のシンガポール。

シンガポールは、タクシーでぼったくられることもなければ、街中にゴミも落ちていない。歩いていてやばい場所もまずない。飲食店はアジアの雰囲気を纏いつつ、治安よく清潔で安心感がある。

どこも快適なんだけど。

なんだけど、なんか、無機質でつまらないのよねぇ。。というのが私のシンガポールのイメージだった。
そして

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【当方見聞録】ソウルの喧騒と食べ物の異国情緒

【当方見聞録】ソウルの喧騒と食べ物の異国情緒

先日、少しだけソウルに行ってきた。

時差もなく、街の雰囲気もちょっと東京がザワザワした、くらいで実は私はあまり異国感を感じない街ソウル。なので、ちょっと異国の地でリフレッシュ、には全然向いていないはずのソウル。

それでも大きな違いを感じるのは、食べ物だ。

ソウルは食べ物がおいしい。

東京は世界一の美食の街なのはほぼ間違いない。様々な名店が店を構え、ディンタイフォン(鼎泰豐)の 小籠包も、ポ

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【当方見聞録】福島の薄皮饅頭とゴディバ~気の利いた手土産問題~

【当方見聞録】福島の薄皮饅頭とゴディバ~気の利いた手土産問題~

福島県まで、温泉に入りに行ってきた。

温泉といえば温泉まんじゅうだが、福島の場合温泉に限らず、福島といえば薄皮まんじゅうである。

柏屋の薄皮まんじゅうは福島県内の大抵のところで買え、安くておいしいお土産のド定番。

その昔、お世話になった福島の会社の人がなにかにつけて薄皮まんじゅうを持ってきてくれて、「ちょっとした心遣い」の代名詞のようになっている、私にとっての柏屋薄皮まんじゅう。

気の利い

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【当方見聞録】空のおもてなしとアゴのおもてなし

【当方見聞録】空のおもてなしとアゴのおもてなし

久々に国際線でJALに乗った。

JALといえばクリステルもびっくりのホスピタリティでお馴染みの、日本の翼。
海外のエアラインだと、JALクラスのおもてなしはそうそうない。

JALのCAさんは甲斐甲斐しい。

いくら私の方が背が高くとも、
荷物入れ閉めるときは駆け寄って交代。
背がギリギリでなかなか閉まらないから代わりましょうかと申し出ても、
過剰に感謝しながら閉めようとし続ける。
逆に話しかけ

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【当方見聞録】人間観察@六本木某寿司屋

【当方見聞録】人間観察@六本木某寿司屋

カウンター対角に座ったカップルの、
「結婚式どこで挙げよっか」トーク。

夫になろうとしている男、ハワイ推し。
妻になろうとしている女、沖縄推し。

女「うちの親は絶対ハワイ無理だとおもーう」
男「佐伯さん(職場の先輩?)に沖縄だけはやめてくれって言われてんだよねー」

しばらくすると歩みよらなすぎて険悪な雰囲気で二人横並びでスマホをいじり始める。

二人もくもくと寿司を食う。

夫予備軍ついに自

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【当方見聞録】群馬県民の民度

【当方見聞録】群馬県民の民度

群馬の渋川までクラシックのコンサートを見に行った。

ピアニストの演奏聴いてエロスを感じるという初体験からジャニーズのように追っかけてる反田恭平さんの演奏を聞きに。
ピアノでエロス問題もアツいのだが今書きたいのは群馬のこと。

会場の渋川市民会館、混雑時の駐車場は「詰め込み駐車」システムが発動するらしく、線を無視して入れれるだけ車を詰めこみ、終了後は五月雨式に出れる人から出るのに特にトラブルなし。

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