奈良国立博物館|空海 密教のルーツとマンダラ世界を鑑賞
奈良国立博物館で開催されている、生誕1250年記念特別展 空海 密教のルーツとマンダラ世界に行ってきた。
高野山にはドライブや家族旅行で、何度も訪れたことがあり、空海の母上が晩年を過ごされた和歌山の九度山にある慈尊院にも、少し前にお参りしたので、なんとなく空海さんには、親しみを感じている。
昔、お世話になった私の家庭教師の先生が、イライラした時や、何か悩みごとがあったら、曼荼羅を思い浮かべるようにしてると言っていた。そうすると、心が落ち着いてくるから、と。当時まだ20歳過ぎの先生でしたが、とても人間的に成熟した、聡明で素晴らしい先生でした。あの先生に出会えて本当に良かったと思っています。先生が教えてくれたこと、10代後半の時はピンと来なくて分からなかった。でも、今の私なら共感して実感することばかりです。
文殊菩薩坐像は撮影OKでした。清らかな、美しい、文殊菩薩坐像。優しく、こちらの胸の内を思いやり、心の声に耳を傾けてくれるような、そんな印象を受けました。
その他、私が感動した作品は・・・🤗💖
✽両界曼荼羅(西院曼荼羅〈伝真言院曼荼羅〉)胎蔵界
✽五大力菩薩像
✽孔雀明王坐像
✽高野山水屏風
✽弘法大師・丹生高野両明神像(問答講本尊像)
✽弘法大師坐像(萬日大師)
歴史ある芸術作品の高貴なエネルギーに触れ、そして、空海の直筆の文字などを拝見することが出来て、本当に有り難く、良かったです。仏像に手を合わせて鑑賞してる方も多くいらっしゃいました。そのようなお客さんの姿を見れたのも勉強になり、嬉しかった。
水晶から見える風景を撮影することが出来ます。水晶から見ると、景色は逆さまに見える。このことから何か哲学的な、悟りの境地に想いを馳せる方もいるのでしょうか。
お土産もふたつ買いました♡日常生活の中で大切に使っていきます。
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