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ずっと"西荻の富士そばが1号店"と思い込んでいたのは間違いでした。
実際には4号店で、1号店〜3号店は閉店のため、西荻店は現存する最古の富士そばでした。大変失礼いたしました。
gionのバタートースト
10数年前。西荻窪「それいゆ」にいた美男子バンドマンのアキラに「ここのナポリタンが一番うまい」と伝えたら「もう一軒ある」と聞いて知った阿佐ヶ谷「gion」。ここのバタートーストと濃厚に立てられた生クリームたっぷりのウインナーコーヒーの組み合わせを無性に欲することがある。卵サラダもいい。
モーニングのバタートーストは卵サラダが付いていないがゆで卵がついてくる。何よりモーニングはたったの50円くらい
切なくて優しい中華料理屋のカツ丼の味「ふくろく(東高円寺)」
西荻窪から少し離れますが番外編として。
丸の内線東高円寺駅と新中野駅のちょうど中間の青梅街道沿いに、行きつけのいわゆる「町中華」があります。地域の方が主な客。カウンターのみのこのお店には必ず一人くらいは昼からビールを飲んでいるオヤジさんがいます。
このお店のある青梅街道のちょうど両側に剣道の指導をしている新渡戸文化学園と小学生の指導と自分の稽古をさせて頂いている興武館(指導は2018年まで)が
今はなき「たかお」のなすの肉挟み揚げ
西荻窪に住んでいた子供の頃「たかお」という居酒屋があって、一日中ランチ定食を出してくれていました。その中にある「なすの肉はさみ揚げ定食」。これは今でも忘れられない美味さでした。肉は鶏肉、それをなすの間に挟み天ぷら同様衣をつけて揚げ、もみじおろしとポン酢で仕上げ。カリッとした衣、なすから出る汁と鶏肉の肉汁が溢れて、ポン酢の酸味がさっぱりと食わせる。味噌汁、漬物、豆腐の小鉢、白米。それで600円(10
もっとみる「絵本のいま 絵本作家2021-22 illustration File (玄光社)」に掲載されました
2021年7月29日発売「絵本のいま 絵本作家2021-22 illustration File」(玄光社)へ絵本作家として掲載頂きました。歌人枡野浩一さんとの著作で西荻窪が舞台のお菓子を探す話「あれたべたい」(あかね書房)。「ネコのなまえは」(絵本館)。育児絵日記「うちのしょうちゃん」(皓星社)などを紹介頂いています。<br />
特集記事にてコロナ禍における作家活動について書かせて頂きました
「シンプルな線をメインとするイラストレーションの考察」
「シンプルな線をメインとするイラストレーションの考察」
前回触れた「ヘタウマ」についてのお話の次に、線画・ラインドローイングを使うイラストレーションについて考察します。
これは線画とはいえラフスケッチのような類ではなく、仕上がりとしてのイラストレーションの線画です。
一言で言えば、書道のように呼吸で描きます。深い呼吸と指先の感触を感じながら、そうしてモチーフのビジュアルを思い浮かべながら線を
POT(現村田商會)のマスターに叱られた西荻窪の悪ガキ
小学生の頃POTのマスターが怖かった。
が、それは子供の頃の自分自身に負い目があったからなのです。
桃井第三小一年生の時、中国人転校生S君がやって来ました。彼は私の隣の席になり、先生は私に彼の面倒を見るように言いました。私は4月6日生まれなので入学式が誕生日だからいち早く年齢が上がり、その分背が高い方だし何をするのも早かったということから白羽の矢が立ったのだろうと思います。
私は全力で彼の面倒
「西荻窪おさんぽ画」を始めた理由
Twitter投稿をほぼ西荻窪に特化したのは2020年8月。以来おかげさまでフォロワーが1000人増えました。同じようなことをこれまでも描いて来たのに。
その変化があらわれたのは、西荻窪の喫茶店の入り口を描いたあたりから、いつもより沢山のイイネを頂くようになったことに気づいたのです。幅広い地域や物事をバラバラに取り上げるよりも、ある狭い範囲を掘り下げた方が反響があるということが分かりました。おか