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京都観光あれこれ

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#京都

With コロナ時代の観光②

With コロナ時代の観光②

本日8月6日、京都観光Naviでは「Withコロナ時代の京都観光ガイド」というコンテンツをローンチしました。

このコンテンツは、観光客にどのような形で観光をしてもらいたいか伝えるもので、多くの自治体が取り組んでいるエチケットの話だけではなく、対策している事業者の見分け方や事前予約による三密回避した観光コンテンツなどを紹介しています。

企画を始めてから2週間程度でまずは今回の初期のサイトを立ち上

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ナイトタイムエコノミーの本質

ナイトタイムエコノミーの本質

先日、Newspics のTHE UPDATE「『夜の街』に必要な改革とは? 」を見ました。https://newspicks.com/movie-series/10/

この放送の中で、元東京都知事の猪瀬直樹氏が語っていて目から鱗だったのは、演劇や映画を見た後にミシュラン三ツ星の店がしっかり開いているか、食事をした後に演劇や映画を見ることができるかということであり、そこで語り合うからこそ文化が生

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今DMOがやらないといけないこと

今DMOがやらないといけないこと

久しぶりに読まれたので、書きます。
コロナ禍において、そしてwithコロナ、ポストコロナに向けてDMOとしてやらないといけないこと。
それは超短期的な立案とPDCAサイクルの回転なのだろうと思います。
例え、それが補助金であっても、プロモーションであっても、衛生面に配慮した受入環境整備であっても。一か月後、二か月後まで同じ状態なんて絶対あり得ないのだから、走りながら考えて検証していくことが大切だな

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今起きている変化と目指す方向性

今起きている変化と目指す方向性

年明け同僚とやりとりしたことを編集し直してnoteにも記載して残しておこうと思います。
※単なるやりとを元にしたものですし、私の曲解も多分に含まれますので事実確認等はご自身で。
※個人の見解です。

・Google Analyticsに続き、昨年Google My Businessもアメリカでは有料化が検討されていたらしい。
Google自体も欧州で税金を課せられたり、CPC型広告一本足のビジネス

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スマートモビリティチャレンジ アイデアソンin Kyoto に参加して

スマートモビリティチャレンジ アイデアソンin Kyoto に参加して

先週末の土日、京都市の交通事業者と経済産業省が中心となって開催した「スマートモビリティチャレンジ アイデアソンin Kyoto」に参加してきました。
https://www.meti.go.jp/press/2019/09/20190913002/20190913002-1.pdf

テーマは新しい公共モビリティサービスを生み出すとして、 今話題のMaaSなどを視野に入れて、グループでインプット、

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スポーツツーリズムの必要性

スポーツツーリズムの必要性

9月20日よりラグビーW杯2019が始まりました。このラグビーW杯の開催により、世界中から多くのラグビーファンが訪日しています。
そして各試合開催地では色々なキャンペーンが開催されています。
https://try-kobe.com
http://www.sapporo.travel/rugby-lovers/

京都は開催地ではないですが、消費拡大キャンペーンを実施しています。
https://

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タクシーの配車アプリは京都の観光を変えるのか

タクシーの配車アプリは京都の観光を変えるのか

今年に入り、京都市にはタクシー配車アプリの参入が相次いでいます。先行していたJapan Taxiに加え、DiDi、mov、Uber。大手では未展開なのはS.RIDEくらいでしょうか。
このタクシー配車アプリの参入が相次いだことでどんなことが起きたかというと、クーポンの配布合戦です。特にDiDi、movの二者に関しては、1人のユーザーに対して数千円分のクーポンを配ってたこともあり、ユーザー側にとって

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インバウンドの罠

インバウンドの罠

観光の仕事をしていると、これは誰に向けた情報発信なのか、企画なのか、と違和感を感じたり、インバウンドという言葉や施策で、外国人をひとまとめにしていていいのか、と考えることがあります。
そもそもインバウンド(観光)という定義には、対義としてアウトバウンド(観光)が存在するのですが、日本国内における旅行市場を考える際は、日本人による国内観光と外国人によるインバウンドを対にして話しがちです。

インバウ

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東京から京都へ

東京から京都へ

2019年3月末に東京の事業会社を辞めて、京都に来てもうすぐ半年が経ちます。この半年間、文化・慣習・価値観の違いなどを目の当たりにしてきましたが、ゆくゆくそのような環境の差にも慣れていくのだろうと考えています。

一方で、東京という世界規模の都市と、(誤解を恐れずにいうと)京都という地方の政令指定都市では、ビジネスをしていく上での機能に差があり、この差を埋めていくことが求められているのではないかと

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