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売れる商品・サービスを作る際の重要なポイント6選

こんにちは。マーケティングドクターです。

集客のことを考える前に、まずは売れる商品やサービスを作らなければなりません。

売れる商品には何を意識したらいいでしょう?

商品作りで大事なことは、下記になります。

・1.市場がある
・2.継続的に必要とされる
・3.差別化できる
・4.利益が出せる
・5.再現性がある
・6.自身とマッチする

それでは一つ一つ解説していきます。


1.市場がある

例えば、自分がリリースしたサービスの市場サイズが1億円で、市場としてすでに飽和しており、今後成長の余地はあまりないものだとするとどうでしょうか?

例えば市場の10%のシェアを取れたとしても、1,000万円の規模にしかなりません。

ちなみに10%は理想値で、大体はそこまで取るのに結構な時間と労力をかけなければなりません。そのため、実際の値としては、その半分くらいで想定しておいた方がいいです。

フリーランスとしてせっかく独立したのに、頑張って頑張って売上が500万円しかない、しかもこれから大きくなる市場ではないって寂しすぎますよね。もちろんここでしっかりシェアを獲得した上で多角化する方法も考えられますが、非常に効率が悪いです。

少し話が異なりますが、市場が小さいとできる戦略も限られてきて、次のアクションへと繋げにくくなることもあります。例えばマーケティング相談でこういうものがありました。

歯科医院の開業に向けたコンサルティングをやろうと思っており、特にXで集客をしようと思いますが、どう思われますか?

というものです。この時、歯科医院の開業に向けたコンサルということで、どの程度市場規模があるのかネットで調べた時に、

厚生労働省より医療施設調査の最新版が2022年9月30日に公表されました。全国の歯科医院数は、67,899件でした。開設数が1,352件、廃止数が1,252件となっており、2017年・2019年~2020年と続いていた開設数と廃止数の逆転現象は、一時収まった様に見えるものの、この3年を平均すると廃止数の方が年平均で約83件上回っています。

出典:都道府県別歯科医院数とその要因【2021年度版】

とのことでした。歯科医院の開業コンサルをやるにあたり、年の開設が1,352件ということは、予備軍がその5倍くらいいたとして、Xのアクティブユーザーが40%くらいとすると、対象は2,704人しかいません。しかも自分のアカウントを認知してもらえる人がそのうち30%だとすると、811人しかいないことになります。そこからさらに顧客になる確率を考えると、かなり小さな市場で戦わなければなりません。

金額的に1件のコンサルで数百万、数千万レベルで受注できればそれでもいいかもしれませんが、数十万であれば分母が少なすぎます。

ニッチな市場を狙っていった方がいいはいいのですが、あまり小さすぎると売り上げが上がっても規模が限られてしまい、せっかく作ったサービスで大きく稼ぐことはできないということです。

2.継続的に必要とされる

こちらは夜のお店が分かりやすいですね。キャバクラなど、夜のお店は景気が良い時はとことん流行り、悪い時はとことん悪くなります。

そのため、サービスリリースのタイミングを間違えると、本当に地獄しかありません。

また、スキー場などシーズンがあるものは、シーズンオフの時に人を呼ぶのに大変苦労します。このように、大きく稼げる時は稼げるけど、稼げない時は本当に0となるビジネスモデルは、非常に不安定になります。

継続的に必要とされるビジネスを目指しましょう。

3.差別化できる

動画の書き起こしについて、まだツールで簡単にできなかった時、タイピングの速さに自信がある人に書き起こしを頼んでいましたが、その時はその人に依頼が殺到していたようで、頼む度に単価交渉が入りました。

しかし実際、書き起こし自体は本当に誰でもできるため、単価交渉が来た2回目にすぐに他の方に切り替えることにしました。

動画の書き起こしは多少の質や速さで差別化はできるものの、「これ!」という差別化ができないため、価格競争に勝てず、またAIなどに取って代わられることも多いです。

これでは当然商売として成り立たなくなってしまうため、必ず「独自の強み」を存分に発揮できそうなものを選択しましょう

4.利益が出せる

市場があり、差別化ができる商品でないと売れないのですが、それだけでなく、ビジネスとしてそもそも利益が出せるものでないと、生活が成り立ちません。

動画編集やライターはそれらの条件を満たしていますが、単価が低いと嘆く人が大半です。

私がよく見るのは、ライターで、1文字0.5円〜などと書いている人がいますが、それで良しとできる意味が私にはわかりません。よほど書くのが速いなど特段何かあればいいのですが、この単価設定はナンセンスだと思います。

例えば1日1万文字書いて10,000円。それを30日続けて30万円って、、、

これは自分の価値を下げすぎですよね。1万文字書くのはかなり時間かかりますよ?という感じです。

もちろんライターは日本語ができれば誰でもなれますし、正直1文字1円でも高すぎると思う偽ライターが残念ながら80%くらいいるのが現実です。

しかしきちんと教育を受けてやっているのであれば、最低でも1文字10円は取らないとだめですね。

私はマーケティングについて専門家なので、関連するものはやはり1文字50円〜500円は取っています。例えば1000文字10万円の案件でも、それにより1,000万円売上が取れたら安い投資ですよね。

その分、元からの知識や経験と合わせて、書く前にどうたら売れるかしっかり調査しますし、1日やそこらでは書くことができませんので、それくらいはあって然るべきなのです。

5.再現性がある

人に教えることができ、それがきちんと再現できるものでないと、拡張できません。

例えば大谷翔平選手。あの選手を量産しようと思っても無理があります。身長、体重、性格etc、クローンなど作らない限りは再現が難しすぎます。

アートもそうですが、再現が難しいものは、差別化が図れる一方で、スケールするには非常に難しいと言うことです。

そのため、ビジネスを考える上では「差別化できつつ、再現性がある」という相反する性質を考えていかなければなりません。

6.自身のスキルとマッチする

自分のスキルや強みとマッチするものを選びましょう。スキル0からのスタートでは、収益化やシェアを広げるのに時間がかかります。

また、結局のところ楽しくないとモチベーションを持って続けられません。モチベーションが保てないものは、他のモチベーションが高いところに負けてしまいます。

ただ、楽しいかどうかは、やってみないと分からないところでもあるので、まずは自身のスキルや強みに合うもので、気になったものをやってみましょう。

ということで今回は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

何かご不明な点などありましたらお気軽にお問い合せください。

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