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フリーランスをやめておいた方がいい人の特徴4選

こんにちは。マーケティングドクターです。

フリーランスは場所や時間、付き合う人に自由があり、しかも頑張れば頑張った分だけ収入も入るので、非常に魅力的な働き方です。

しかし、その自由で可能性のある働き方に惹かれてフリーランス人口は伸びる一方、案件が取れなかったり、スキルが不足していたりで、きちんと収入を得られていない人がほとんどです。

政府の調査によると、200万円以上300万円未満である本業フリーランスが最も多く、他の調査でも1番の悩みが常に「収入が安定しない」となっています。

この現状をはじめに知っておいた方がいいです。

私も何人ものフリーランスの方と働いてきましたが、上記で挙げた年収しか得られない方が多いのは、様々な理由からかなり納得です。

会社員の平均年収が400万円を超えていますから、そういう方はあえてリスクを犯して低い年収に止まるのではなく、いっそのこと会社員になった方がいいように思います。

ということで、フリーランスをやめておいた方がいい人の特徴をお伝えしていきますので、フリーランスを目指している方、フリーランスとして活動している方で、ひょっとして当てはまるかも?という人はフリーランスであること自体を考え直した方がいいかもしれません。

ということで、いってみましょう。


1.スキルを磨き続けられない

知っておいていただきたいのは、フリーランスは正社員と違ってすぐに契約解消ができるということです。

そのため、「最近結果が出せないな…」などの見られ方をしてしまえば、何年付き合いがあってもすぐに切られます。そのため、スキルや知識を磨き続けなければなりません。

もしスキルを磨いたり学習し続けることに苦痛を感じるのであれば、会社員や公務員で安定的に収入が得られる選択をした方がいいでしょう。

企業というのは利益を追求し続けなければなりません。社員であれば再教育プログラムを行うなどの措置ができますが、フリーランスにはそのようなことはありません。必要とされるスキルを自分自身で敏感に感じ取り、身銭を切るなりしてなんとかスキルアップし続けていなければならないのです。

他より優れたスキルがあって、良い仕事ができ、良い結果をもたらすからこそ、クライアントに選び続けてもらえるのです。

2.ストレス耐性が弱い

フリーランスは基本的に一人で成り立っています。何かトラブルがあった際に一人で解決することも少なくありません。

以前こんなことがありました。

一部上場企業とのお付き合いでマーケティング業務の一部を請け負っていますが、新しく発売した商品のリリースで、ある表現を使用したことで炎上してしまい、一日中その対応で企業の担当者と社長、法務の方などとのやり取りを行い、炎上への対応策を考えて捌いたことがありました。

誠意を持ってなんとか正しい方向に導けたため、炎上もすぐに鎮火し、元々商品のファンだった方が擁護してくださる形となったためプラスに転じたのでよかったですが、対応を間違えれば何千万、何億もの損害を与えてしまうところだったので、かなり肝が冷えました。

フリーランスというのは、自立して自由に裁量が任されている分、責任を一手に引き受けなければなりません。そのため、何かが起きた時には、例えお酒を飲んでいようが眠たかろうが、体調が悪かろうが、責務を全うしなければならないということなのです。また、本当に予測しなかったところから、様々なことが起こります。それらのストレスをいい意味で活用できる耐性がないと、継続するのは難しいと思います。

また、ストレス耐性が弱いと、先方から何かきついことを言われた時など、すぐに感情的になってしまい、不適切な言動を取ってしまいます。

弊社には数値管理の担当者がいますが、その担当が度々入力する数値を間違えるため、厳しく指摘したところ、「や、ちがくて…」といった形で稚拙な言葉、意見で非常に失礼な対応をしてきたため、すぐに辞めていただいたことがあります。

会社員であれば解雇されず、他の人から指導される形でその会社に居続けることができるのだと思いますが、フリーランスの場合はすぐ切られますので、そのような対応をしていると契約を続けてもらうことはできません。

3.壁に当たるとすぐ投げ出してしまう

これはクラウドソーシングを利用している人に多いです。すぐにキャンセルできる仕組みであるため、何か困難があると相談もなしにすぐに投げ出してしまいます。

低単価案件の簡単なものであるにも関わらず、そのような人が多いため、それ以上の単価でもっとハードルが高くなるものに関しては難しいです。つまり、フリーランスではまともな収入を得られないということになります。

実家暮らしで特に欲もなく、本当に月に最低限稼げればいいということであればいいと思いますが、そうでない人が大半だと思うので、厳しいと思います。

4.日本語の理解力が乏しい

これはフリーランスと名乗る人たちと仕事をして驚いたことだったのですが、日本人であるにも関わらず、日本語の理解力が乏しい人がかなり多かったのです。

例えば業務連絡で「はじめにAをBして、次にCしてください。これは順番通りに実行をお願いいたします。」という指示を出したとして、本当に驚くべきことなのですが、Cはしてあるけど、AとBは思いっきり抜けているという人がかなり多くいました。また、全く的外れなDをして、その理由を聞いたところ、ABCだとこうだと思ったのでDにしてみました。などという強者もいました。

日本は識字率は99.0%と言われていますが、不思議なことに仕事となると恐ろしいほど理解力がなくなる人が多いということなのです。そういう人は、クライアントの指示や要望を正確に汲み取れるよう訓練するなどしない限り、まずフリーランスを続けていくのは難しいでしょう。


その他にも、物事の改善ができない、納期が守れない、テンパると何も考えられなくなる等々、まだまだたくさん特徴がありますが、とりあえずこの辺にしておきましょう。

結論。

上記の話を聞いて「自分にはフリーランスは合っていないかも…」と思う人は、合っていないし、「それなら大丈夫そう!」だと前向きに考えられる人には合っていると思います。

ただ、物事の捉え方や性格、ライフスタイルに合う合わない以前に、上記特徴に当てはまる人は収入を得ることができないため、フリーランスを続けられないと言えます。

なお、きちんと収入を得られるフリーランスになるためにはまず、こちらを読んでいただくといいと思います。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

何かご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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