マガジンのカバー画像

推し映画

34
好きな映画について
運営しているクリエイター

記事一覧

2023年:私的映画TOP10

2023年:私的映画TOP10

今年も劇場で鑑賞した37本の作品の中から、自分的トップ10をまとめてみます。これができるのもNotionで映画ノートをつけているおかげです。本当に、Notionに日々感謝の毎日です。
>Notionでの映画ノートの作り方はこちらのnoteに纏めています。
>過去の私的映画TOP10 note:2022年・2021年・2020年

10.「NO 選挙,NO LIFE」選挙・政治関連のドキュメンタリー

もっとみる
2022年:私的映画TOP10

2022年:私的映画TOP10

一昨年、昨年に引き続き、今年“映画館で鑑賞した新作映画”の自分的TOP10を纏めたいと思います!

今年、映画館で観た映画は29作品でした。良い映画体験をさせていただいた作品ばかりでした。

例によってNotionのMOVIE LOGを眺めつつ、鑑賞当時の感想を見返しながら纏めてみたいと思います。

10位:MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない

めっちゃ面白かったです

もっとみる
推し映画32-「ブエノスアイレス」

推し映画32-「ブエノスアイレス」

1997年公開の「ブエノスアイレス」。25年振りにスクリーンで鑑賞してきました。

2年前、「天使の涙」を劇場で鑑賞したい!とnoteに書きましたが、まさか「ブエノスアイレス」「天使の涙」「2046」までスクリーンで観ることができるとは…本当に嬉しいです。
ウォンカーウァイ監督、4Kリストア上映、本当にありがとうございます。いまだに夢を見ているみたいです。

今回の4Kリストア祭りで、一番楽しみに

もっとみる
推し映画について語る4:「天使の涙」

推し映画について語る4:「天使の涙」

3月下旬、元町映画館さんで、ウォン・カーウァイ監督作品「欲望の翼」「恋する惑星」が上映されました。告知を見つけた時は本当に息が止まるかと思いました、神。「欲望の翼」を観ながら、感動で震えっぱなしでした。いつか「天使の涙」も、劇場で観たい…!

ウォン・カーウァイ監督が大好きです。特にクリストファー・ドイル撮影監督とのタッグが最強。一番好きな作品は「天使の涙」です。

推し映画について語る4:「天使

もっとみる
推し映画31-「香川1区」

推し映画31-「香川1区」

昨年12月24日の緊急公開以降、なかなか地元の映画館では掛からず悔しい思いをしていましたが、遂に!
昨日からオンライン限定配信が始まり、やっと観ることができました。

期待を遥かに超える「得られたものの多さ」に感服しています。このドキュメンタリー映画の“結末”を、私はよく知っていた筈なのに、こんなに深く新鮮な驚きが得られるものかと。
密着モノ、ドキュメンタリー映画ってやっぱり凄いなと、大島監督の手

もっとみる
2021年:私的映画TOP10

2021年:私的映画TOP10

久々のnote投稿ですが、去年に続き、これを書いておかないと年は越せないよねということで。走り書きですが、備忘録的に纏めておきます。

今年は劇場で鑑賞した作品は24本のみに留まりました。転職したてだったり、資格試験の勉強をしたりとなにかと忙しかったのですが、あとはシンエヴァを9回、ハサウェイ・孤狼の血・くじらびとを2回ずつ観たから…のような気がします。多いわさすがに。
年明け早々、「呪術廻戦0」

もっとみる
推し映画30-「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」

推し映画30-「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」

2021年3月12日、公開から5日目にしてやっと観てきました。
もし「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を未見の方がいらしたら、どうかこの文章は読まず、ぜひ劇場で鑑賞していただきたいです。
25年間分の思いの丈を綴った、ネタバレしまくりの感想です。
誰の為でもない、自分の為の、日記のようなとりとめのない感想文です。

※以下ネタバレあり※

鑑賞前:3月8日〜3月11日公開日を知った瞬間、崩れ落

もっとみる
推し映画29-「はりぼて」について

推し映画29-「はりぼて」について

元町映画館での上映を楽しみにしていた「はりぼて」、上映初日に行ってきました!五百旗頭監督の舞台挨拶&サイン会つき。場内はほぼ満員で、若い人が半数くらい。良いことです。
そろそろ今年のベスト映画10は…と考え始めていますが、「なぜ君は総理大臣になれないのか」と「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」と、そしてこの「はりぼて」は、3作セットで第1位!と思っています。

「はりぼて」について2

もっとみる
推し映画28-「フェアウェル」について

推し映画28-「フェアウェル」について

ルル・ワン監督作品「フェアウェル」は私にとって、ちょっと特別な映画になりました。他の作品と同じフィールドには置けないなと感じています。主人公と祖母の関係性に、自分自身を重ねすぎてしまったからです。
オークワフィナ演じる主人公ビリーと、その祖母ナイナイが、まるで私と、今は亡き祖母の関係のようで、鑑賞中もずっと不思議な気分でした。一番愛していたし、愛されていた自覚があったから、感情移入してしまい、まる

もっとみる
推し映画26-「ガザ・サーフ・クラブ」について

推し映画26-「ガザ・サーフ・クラブ」について

はじめて「イスラーム映画祭」で鑑賞しました。情けないほど中東情勢に本当に疎い私は、昨年までこの映画祭に興味を持ちつつも(自分には縁のないもの)として触れてきませんでした。

けれど5月に開催された「ミニシアターエイドLIVE」で加藤るみさんが“国や社会情勢を取り上げた映画を観て勉強をするのが好き”と仰っていたのを思い出し、無知のままでいるより一歩を踏み出したい、映画の力を借りよう、と考えた次第です

もっとみる
推し映画25-「TENET」とクリストファー・ノーラン監督作品について

推し映画25-「TENET」とクリストファー・ノーラン監督作品について

2020年9月18日公開の「TENET」を観てきました。
まず、何度かの延期を経て、無事に劇場公開に至ったことが本当に喜ばしいです。ずっと楽しみにしていたクリストファー・ノーラン監督の新作。よもや配信での公開になんてなった日には…と怯えていましたが「映画館で映画を観ること」にこだわり続けたノーラン監督の想いに、1ファンとして心から感謝しています。
このnoteのトップ画像は、「TENET」のフライ

もっとみる
推し映画24-「ハニーランド 永遠の谷」とドキュメンタリー映画

推し映画24-「ハニーランド 永遠の谷」とドキュメンタリー映画

元町映画館で1週間限定上映だった「ハニーランド 永遠の谷」。ドキュメンタリー映画が好きなことと、幼馴染みが養蜂家なので興味があった、それだけの動機で選んだのですが、観に行って本当に良かったです。こんなに衝撃を受けると思っていませんでした。

「これは、本当にドキュメンタリー映画なのか?」と、開始3分頃からエンディングまで、ずっと不思議な気分に陥っていました。希有な体験でした。

実際に観ないと、な

もっとみる
推し映画23-“映写機”シリーズと元町映画館10周年

推し映画23-“映写機”シリーズと元町映画館10周年

10年前の今日、神戸市の中心部にある元町商店街の真ん中に「元町映画館」が誕生しました。2020年8月21日が10歳の誕生日です。おめでとうございます!

身近に素晴らしいミニシアターがあることの幸福とありがたさを、日々実感しています。これからも末永く、映画を愛する人たちのオアシスでありますように。
追記:スタッフの方々の10周年に寄せたコメント、心に沁みます。

私自身は神戸に住んでそこそこ経ちま

もっとみる
推し映画について語る-22:「侍の名のもとに~野球日本代表 侍ジャパンの800日~」

推し映画について語る-22:「侍の名のもとに~野球日本代表 侍ジャパンの800日~」

2020年2月7日からわずか2週間の限定公開だったドキュメンタリー映画「侍の名のもとに~野球日本代表 侍ジャパンの800日~」が、昨日からNetflixで配信スタートとなりました。これは本当に嬉しい! 何度もリピートしてしまっています。
私は広島出身なこともあり、生まれた時からカープファン、そしてプロ野球の、侍ジャパンのファンです。だからこの映画が楽しめたのか…というと、決してそれだけではなくて。

もっとみる