”なぜお金を稼ぎたいのか”を突き詰めろ

突然ですが、あなたはお金を稼ぎたいと思いますか？

また、なぜお金を稼ぎたいと思うのですか？

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こんばんは、まひろです。

お金を稼ぎたい人って多いですよね。
このnoteというプラットフォームでもそうですが、経営方法や仕事の方法をネットで発信している人はとても多いですし、僕もそのうちの一人です。
そしてこれはnoteに限らず、本屋に足を運べばビジネス書と言われる本はたくさんあります。

そしてこうしたお金を稼ぎたい人のための環境が整えられているのは、多くの需要があるからでしょう。

人は「どうすればお金を稼げるのか」という事に関心があると思いますし、この記事のタイトルを見てこの記事を読んでくださっているあなたはきっと何かしらお金に関心があるのでしょう。

僕自身も、最近は同窓会とか忘年会シーズンですから、学生時代に仲が良かった人とご飯に行く機会が増えたのですが、そうした場でも「お金を稼ぎたい人」は結構見るんですよね。
学生時代の友達と久しぶりに会って話すと一年間での相手の変化や自分の変化がよくわかるので、そう考えるとこういう催しも悪いものではないですね。

そういう時に、サラリーマンをやっている友人が個人で仕事をしている僕にこう言います。

「俺も独立しよっかな」とか

「起業して金持ちになりたいな」と。
「ちょっと教えてくれや。」と。

そういう人が一定数います。
ええ、僕の友達はちょっとだけ不敬な奴らが多いのです（笑）

まあそんな事は気に留めていないですが、おそらく読者の皆様の周りにもこういった方はいらっしゃるのではないでしょうか？
そしてあなたも、そうした目標を持っているのではないでしょうか？

男はやっぱ仕事とかお金に興味がある方が多いですからね。多くの方がこうした情報に関心があると思います。

「お金持ちになりたい」「経営者になりたい」

こうした「お金を稼ごう」という意思を持つ事はとても良い事だと思います。

その理由はやはり、この世が資本主義だからに他ならないからです。この資本主義社会において、お金で手に入らないものなんて時間や人の感情ぐらいのもので、その他のものはお金があれば大体手に入るでしょう。

そしてお金で買えるものの中には「人の命」すら含まれています。
お金があれば守れる人がいて、助けられる命があります。

だからこの資本主義社会においてお金を稼ぐという事は、そういう意味も含みますよね。

ただそんな正論抜きにしても、多くの人は義務も課業もない自由な人生を送れると思います。そんな中で「お金持ちになりたい」や「経営者になりたい」など、目標を持つことは人生を充実させるという観点からしても、とても良い事です。

なのでそうした目標を教えてくれる人を僕はとても好ましく思います。

ですが、そこでいつも疑問なのが「なんで君はお金を稼ぎたいの？」って事なんですよね。

お金なんてただの紙切れですから、そんな紙切れ自体を欲しい人なんてそうそういません。多くの人がお金を必要とするのは、やっぱりその紙切れがこの社会において使い道がたくさんあるからですよね。

だから、実際に「なんで君はお金が欲しいと思うん？」って聞いてみると大体

「お金持ちになった方が選択肢が増えるやん」とか

「豪華な生活したい」とか

そういった回答が返ってきます。

ただ結果だけを見れば、その発言をした多くの人が現状もサラリーマンを続けていますし、その人達は独立なんかしても多分お金なんて稼げないでしょう。

そんなの当たり前の事です。その人にお金を稼ぎたいという感情がないんですから。

例えば学生時代をよく思い返してみてください。
学生時代の時に学校の先生や親に

「勉強はやっとけよ。それだけで将来可能性の幅が広がるんやから。」

「勉強なんかやって損はしないし、得する事はあるかもしれへんのやからやった方が良いよ。」

って言われた事ありませんか？

確かに学歴社会が残る日本において学歴はある種の自身の能力の証明書として一部の人々からは扱われます。
「今時学歴社会だなんて古い考え方だ」という意見もわかるのですが、事実としてこの世には人を学歴で見る人が一定数います。


だから学歴なんて持っていて得することはあっても、損することなんてないでしょう。
勉強をすれば将来可能性の幅が広がる、得しかしない。確かにこれは正しい考え方です。

そして、学生時代に親や教師達は僕達にこれを教えてくれていましたよね。

ですが、教師や親からその話を聞いて実際に勉強を頑張った人ってどれだけいますか？
周りにそんな人いました？

そんな人ほとんどいませんよね。
だって今自分がどうしても勉強しないといけない理由がないんですもん。勉強して得する事はあるってわかってても、別に生きていけますから。

僕の高校時代に勉強ができる優秀な人は周りにたくさんいましたし、先生もよく

「地方に行きたくなかったら勉強しろ」とか

「今勉強できない奴はこれから損する可能性しかない」

みたいな、生徒が勉強をするべき理由を生徒に言い聞かせていました。

ただ、それとは関係がなく勉強ができる人は

「小さい頃病院で助けてもらったから、医者になりたい」
「あの大学の教授の研究室に行ってこんな研究をしたい」
「昔から憧れだったパイロットになりたい」

そんな、自分が勉強をするべき理由を元から持っていたんですよ。

そしてそんな各々の夢を抱いた優秀な人達は、きちんと自分が行きたい大学に行っていましたよ。

「勉強した方が得をする」
これは正しい理屈ですし、社会人になっても誰もが否定しない正真正銘の事実でしょう。

ですが、そんな理由で頑張れるほど人間って真面目じゃないんですよ。

その話を聞いて勉強を頑張れる人っていうのは先ほどもお話したように「自分がやりたい事」や「自分が欲しいもの」という感情や欲求が伴っている人なんですよね。

そしてそれはお金の話でも一緒で

「お金を稼いだ方が選択肢が増える」
確かにこの考えは正しいです。

でも今自分がやりたい事も欲しいものもわからないのに、そんなもの頑張って手に入れてどうするんですか？
先ほどもお話ししましたが、使い道がないお金なんてただの紙切れ同然です。そんな紙切れ同然のもの誰も欲しいと思わないじゃないですか。

だからそのお金を稼ぎたい理由がこんな

「お金持ちになった方が楽しいやん」とか

「豪華な生活したい」とか

みたいに、そんなそこらのガキでも思いつくようなとってつけた理由で、お金なんか稼げる訳がないんですよ。

だって必死になってでもお金を稼ぎたいという欲求や感情がないんですから。

だからまず自分はお金を稼いで何をしたいのか、それを突き詰める事はとても大切な事だと思うんです。

これはモチベーション的な話でも。

冒頭でもお話しましたが、この世にあるものでお金で手に入らないものって大体時間と人の感情ぐらいなので、大半の事ってお金で解決できるんですよね。

だから、多くの人がそんな自分が欲するお金の使い道を見つけられると思います。

そうして「なぜ自分はお金を稼ぎたいのか？」という事を突き詰めていくと、紙切れ同然だったお金は、形を変えあなたが欲しいものに変わるのです。

だから、本当にあなたがお金を稼ぎたい理由を探してみると、新しい発見があるかもしれませんね。その答えは常に、あなた自身の中に眠っています。

著者の心の中（蛇足なので読みたい方だけ）

今日いきなり僕がこんな話をしたのは何も、この自分のnoteを読んで「お金を稼ぎたい」という意思がある人に何かを伝えたかったから、というわけではありません。

というのも、そもそもまひろ（著者）という人間が他人から何かを言われても心に響かないし、共感もしない人間なので、大体こんな数千文字の文章を読んだぐらいで人が変わるわけがないと思ってるんですよ。

まあでもそれはそれで事実だとも思うんですけどね。むしろ他人が自分の人生を変えてくれると思う奴の方が甘えてると思いますから。

誰も自分の人生なんて変えてくれないし、自分を幸せになんてしてくれません。
自分を変えられるのは常に自分自身だけです。

そして他人によって与えられた変化があったとしても、そんな紛い物はあなたの人生の幸せにとって何の足しにもならないでしょうし、ならばそんなものに価値なんてありませんから。

だから、このnoteを読んでくださった少しでも多くの「今の自分を変えたい・成長したい」と思われている方の”きっかけ”になればなと思って、気まぐれで本日はこんなお話をさせていただけました。

という感じで、本日のnoteは終わっていこうと思います。

最近数ヶ月離れていたnoteのリハビリも順調にできてきて更新頻度も上がってきているので、このまま来年になるまでギアを上げていこうと思います。

それでは、本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。