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「結果を出せ!」と怒っても結果を出せる人間は育成できない

と言う事で本日もたわえもない雑談をしていこうと思うのですが、皆さんは「人材の教育とか育成ってどうやったらうまくいくんだろう?」って考えた事はありませんか?


例えば自分が会社を起業しますってなった時に、もちろん自分がどれぐらい働けるか、正しい決断をできるかってのは大切なのですが、会社ってそれだけでは成り立ちませんよね。

自分の部下には自分がやらない分の仕事を分担してもらうわけですから、当然部下を育てるっていう工程が必要になってきます。


こんにちは、座右の銘は「正しさは批判の先にある」まひろです。



人材育成の本質


と言う事で本日は、心理学に基づいた人材育成についてお話ししていこうと思うのですが、まず最初にはっきりさせておきたい事として人材育成で一番大切になってくる事って何だと思いますか?

「能力の向上」「人としての成長」「思考の拡張」「勤勉性の向上」とか色々あると思うのですが、それら全部をひっくるめて人材育成において一番大切なのって「結果を出す事」です。

こう言う時は情熱的な概念を話した方が好感度も上がるかもしれないのですが、情熱で事実や結果は変わらないのでね。


この世は結果至上主義です。なんか最近では「年功序列じゃなくて能力主義だ!」みたいな考え方が日本では浸透しつつありますが、これは勘違いですよ。過去の記事でもお話しした事があるのですがもちろん能力って結果に関係する要素の1つであったりするのですが、能力=結果では決してないです。

能力があっても結果が出ないことなんて山ほどあるし、逆に能力がなくても結果がでることもそれと同じぐらいあります。


そして結果が出たら正義、出なかったら注目すらされない、とこの世間では評価されます。とてもシンプルですね。


だから「人材育成」においてもこれは同じ事が言えて、人材育成で一番大切な事って「いかに結果を出せる人間を育てられるか」って事なんですよね。血も涙も慈悲も容赦もない現実です(笑)



結果を出せる人間を育てる事が人材育成の本質


ただこれまた人材育成で大変なのが「結果を出せ!」って直接言い聞かせて人を育てて、その人が結果を出せるような良い人材になるのかと言うと、全くそんな幻想はないと言う事、ってのは読者の皆様は誰でもわかってると思います。ただ世間の人ってこんな簡単な事でさえ理解できない人がいっぱいいるんですよ。

例えば街中で泣いている自分の子供に向かって

「静かにしなさい!」

って怒鳴っている親を見た事がある人は多いと思うのですが、これって「結果を出せ!」って部下に言い聞かせるのと同じ事ですよね。

子供は何か自分が泣くべき理由があって泣いているのに、それを解決しようともせずに「泣きやめ!」ってアホな親は言うわけですから。そう言うアホな親の元に生まれた子供は本当に大変だと思います(笑)


まあただそんな頭が悪い人は自分がアホだと言う自覚もないと思うし、そんな人に何を言っても無駄だと思うので、その程度のレベルの人の話はこれぐらいにして本題に入っていこうと思うのですが、じゃあどうすれば「結果を出せる部下を育成できるんやろな?」って事ですよね。



結果を出せる人間ってどんな人?


まず結果を出せる人って一体どう言う人なの?と言う事をお話しすると、それは「自分で0または1を10にできる人」の事を言います。

要するに、結果(10)を出せる人は、そこに至るまでの過程(0~9)を積み上げる事ができるということです。


と言うのも、いきなり何もないところから結果を出せる人なんてこの世にいないんですよね、どんなに天才でも。

例えば、スティーブ・ジョブズはこの世に生まれた瞬間にiPhoneを創造したわけではありませんよね。

プロ棋士の羽生善治さんは将棋を始めた瞬間から8冠制覇していたわけではありませんよね。


スティーブ・ジョブズはハードウェアの開発を色々試したり、大学でいろんな勉強をした結果としてiPhoneを生み出したのです。

羽生善治さんは、将棋を初めて道場に通って毎日将棋を練習して勉強した結果として8冠制覇を達成されたのです。


要するにどんなに天才でもバカでも、人それぞれその数字を積み重ねるスピードが違うだけであって、人は最初は0か1からスタートして過程を積み重ねていき、結果(10)を出すのです。


だから結果を出そうと思ったら、この過程を自分で積み上げる力を鍛える必要があるんですよね。


なので人材育成で大切な事って、いかに過程を自分で積み上げる力をつけてあげられるかって事なんですよね。

ただ、先ほどもお話ししたように、どうしてもここって多くの人に理解されないんですよね。今でも「結果を出せ」とか直接部下に言っちゃう人って全然少なくないのですが、そんな事を言っても仕方がないんですよ。

なんでかって言うと、その結果を出すための方法をきちんと相手に理解させてないから、相手に結果を出すように教育できてないから。


もちろん「結果を出して欲しい」と思う気持ちはわかります。


ただ仕事って、事実っていくら何をどうしても気持ちではどうにもならないので、結果を出すためにはどうすれば良いのか?って論理的に考えてそのための方法を積み上げていく必要があるんですよね。むしろ以外の方法はありません。


だから結果を出すためには、過程を自分で積み上げる力をつける必要があり、どうやったらその力をつけてあげる事ができるのかって事を理解する必要があって、その知識ってとても価値のある事なのです。



じゃあどうやったらその過程を自分で積み上げる力をつけてあげられるのか、と言う事を明日は心理学に基づいてお話ししていこ言うと思いますので、興味がある方はぜひご覧ください。



それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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