- 運営しているクリエイター
#学校
『内外教育』を読む~いじめ法「普通の教師が生きる学校」を
けい先生です。教育専門誌『内外教育』(4月26日)で、大阪大学名誉教授の小野田正利さんが連載記事「いじめ法の放置から10年(14)―教師への厳罰化は待て!」を執筆されています。
「内外教育」は、職員室の資料コーナーに必ず配置されている専門誌なので、ぜひお読みください。老婆心ながら付け加えると、管理職、教育行政に関わるほどの人なら全員目を通しているはずです。教育情報の最新のトピックに関しては、内容
生徒が支持を聞かない…。それ、"ことば"の問題かも?
けい先生です。新学期が始まりました。もうドタバタで、「note読む暇なんてないよ!」という世の先生方ばかりだと思います。「こんなに忙しいのに、何で生徒は分かってくれないのか?本当にあいつらときたら…」と、生徒にぷりぷり怒る前に、一度立ち止まって考えてみたいと思います。
それは生徒の性格の問題である以前に、基本的な日本語の知識や運用能力が十分に身についていないからかもしれません。
1.自分は日本
学校で職場内恋愛はしていいの?
けい先生です。まず、次のことはすべての世代に伝えたいと思います。
人を好きになるのはすばらしいこと
学校の先生は「出会いの場がない」と言われてきました。ちなみに私の先輩世代だとバブル期、全国的に大規模なスキー旅行が教職員組合などで企画され、そこでカップルが成立した事例が複数報告されています。いいなあ。
さて、そんなことはどうでもよい。
学校(職場)内恋愛ですが、そもそも昨今の風潮では許され
若い「せんせい」のみなさんへ
けい先生です。この記事は、教育系雑誌「クレスコ」に2023年の春、私が寄稿した原稿を修正したものになります。これから先生になる方々に向けて書いた文章です。
1.けっして気負わないこと 若い「せんせい」のみなさんへ。日々のお仕事、本当にお疲れ様です。そして、教育の問題が大きくクローズアップされている今、教職を選んでくださったことに、心より感謝します。みなさんのその思いは、きっと今の状況を変える力に
新任教員のみなさんへ①~怒涛の第1回職員会議を冷静に迎えるために~
けい先生です。この記事は、とくに4月1日から初めて教員として赴任する方々に向けて書いています。いわゆる正規採用だけでなく、臨時的任用教員、非常勤講師の方々も含みます。年度当初の学校は超過密スケジュールになりますが、事前に知っておくと心構えもできます。地方の公立高校の事例なのですが、異校種でもある程度似たものではないかと思います。ご参考までに。
1.第1回職員会議の日に何があるか?第1回職員会議(
不登校って子どものせい?
けい先生です。この記事をお読みの方には、保護者の方々、学校関係者、あるいは生徒という方もいるかもしれません。これらの方々に共通するのは、ともに「教育当事者」である、ということです。だから、その苦悩や目指すところは、根本では共通していると思います。様々な視点を受け入れ、共感することをあきらめないでください。
さて、下の表は文部科学省調査の一部です。不登校の要因が示されています。
1 不登校の要因
不登校対策のイマ~文科省「COCOLOプラン」の注目ポイント
2023年3月、文部科学省は永岡文部科学大臣の下、「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策」(COCOLOプラン)を取りまとめました。
不登校対策の今後の方針として、内容面においても注目すべきポイントを含んでいます。
学びたいときに学べる環境をつくるCOCOLOプランでは、「学びたいと思った時に学べる環境を整える」ことを提言しています。
具体策としては、次の3点を挙げています。
10代のオーバードーズ(薬の過剰摂取)の背景は?周囲はどう対応するか?
本稿の出典は、NHK健康チャンネルで松本俊彦医師が2023年5月に解説した「10代に急増する市販薬の乱用 私たちがオーバードーズ(OD)する理由とは?」のポイント抜粋です。元記事はとても分かりやすくまとめてあります。リンクを示します。必要な情報はぜひここから取得してください。
オーバードーズの背景つらい気持ちを和らげたい
生きるための手段として
ネットに居場所を求める
周囲はどうする?つら
教員3112人不足~全教の10月調査
現場の声からけい先生は、様々な学校の先生方(高等学校)と日常的に交流しています。よく見られるケースは、
産・育・病休の代員がいないケースです。
富山県ではとくに、「国語」と「家庭科」の教員が不足しています。もちろんこれらの教科に限りません。臨時的任用教員や、非常勤講師、そして、同じ教科の教員が協力して穴を埋めていますが、現場からは「苦しい」という声が上がっています。
出産、育児をされる先生方