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公園で見つけたどんぐりの正体を調べてみようと思います。

先日公園で見つけたどんぐりは何の木の実だったのか。


湧いた好奇心を逃すものかと、こちらの図鑑を参考に調べてみることにしました。

著 林将之
発行所 株式会社主婦の友社

主などんぐりの一覧が載っていて見やすいです。


そして公園で見つけたどんぐりがこちら

大きさは2~3㎝くらい。
帽子(殻斗)はあみ目模様。


図鑑と照らし合わせてみるとコナラミズナラウバメガシが似ています。
それぞれの特徴は

コナラ・・・小型で殻斗は浅い
ミズナラ・・・大型で殻斗は深い
ウバメガシ・・・先にが生える。カシ類で唯一殻斗があみ目

のようです。

大型?小型?・・・毛?



図鑑に載っている写真を見る限り、コナラウバメガシがより近いような気がするのですが、、、
見つけたどんぐりの殻斗は深いような気もするし、、、それならミズナラ


図鑑と照らし合わせたらすぐにわかると思ったのに、意外と難しいです(笑)

これだけだと特定が難しいので、樹木の特徴も見ていきたいと思います!


コナラ(7~25m)・・・身近な雑木林におそらく一番多い木。あらいギザギザのある葉と、縦にさけて白黒に見える樹皮が特徴。(さけた部分が黒、残った樹皮が白でしま模様に見える)

ミズナラ(7~25m)・・・コナラより寒い地域に生えるナラ。標高1000m級の山や北日本に多く見られる木。葉はギザギザでがほとんどないことが特徴。幹や枝が太い。樹皮は縦にさけ、コナラと違い紙のようにはがれる。

ウバメガシ(2~10m)・・・丸く小さめの葉が枝先に集まってつき、木の高さは2~3mの事が多い。樹皮は縦にさける。

図鑑を参考に描いた葉


そしてこちらが公園に生えていた木

3月19日撮影
この木の周りに上の写真のどんぐりがたくさん落ちていました。


葉っぱがありません!!が、樹皮は白と黒のしま模様に見えるような気もします・・・。


ミズナラが生えるような寒い地域でもなく、背丈もウバメガシよりも大きいです。


ということで、おそらくこの木はコナラなのではないでしょうか!





この木を知っている人から見れば、笑われてしまうかもしれませんね(笑)



たぶん便利なツールで調べたらすぐに答えはわかるのでしょう。



しかし私のこの好奇心は、
たくさんのどんぐりを見つけた時
踏みしめた時
木を見上げた時
疑問が頭をよぎった時
図鑑を手にした時
写真を撮り、照らし合わせ、答えを探そうと考える中で培ったもののように思います。

誰かや何かに答えを聞いてしまったら、このわくわくはどこかに行ってしまうような気がするのです。

実際に調べてみて自力で木を特定するのがこんなに難しいとは思っていませんでした。
公園に生えてる木なんてすぐにわかるだろうと思っていました。


もし葉が茂っていたらすぐにわかったかもしれません。

もしくは花が咲いていたら。

逆にどんぐりがなかったらもっと難航していたかもしれません。


そんなことを考えるのも楽しいのです^^




今回、どんぐりの正体はコナラということにしましたが、また葉が茂っている時期に改めて調べてみたいと思います!



最後までお付き合いいただきありがとうございました!



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