「アメとムチ」は万能ではなかった話
勉強、仕事で「動機付け」をするときに、よく使われる「アメとムチ」
日々の生活で当たり前に使っているが、万能ではない。
「努力そのもの」を喜びや楽しみにすると、やる気が高まって努力を維持できるって話をしました。↓参照
やる気や動機には大きく2種類あり、状況に応じて使い分けた方がいいって話をしていきます!
ダニエル・ピンク氏の『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか』を参考にしてます。
翻訳は、かの有名な大前研一さん。
この記事はこんな方を対象にしています。
✅ご褒美を使いがちの方
✅勉強や仕事にやる気が出ない方
時代の変化から「アメとムチ」では、、、
動機付けとして、真っ先に頭に思い浮かぶのは報酬と罰。
いわゆる「アメとムチ」。
イメージしやすいのは、↓ですかね。
しかし、世の中の変化から、行為そのものを楽しむ新たな動機(モチベーション)の重要性が増している。
新たな事業モデルの登場
従来の企業は利益の最大化を目指した。
新たな事業モデルは社会的意義の最大化を目指している。
代表例はWikipediaとかオープンソース系のサービス。
両者は企業の目的そのものが異なる。
世の中の仕事の変化
従来は、型が決まっており、淡々とこなす仕事中心だった。
近年は、クリエイティブで興趣に富み、自主性を発揮できる仕事に就く人増えている。
AIなどテクノロジーの進展で、人はクリエイティブな仕事を担うことを求められつつあったりもする。
「アメとムチ」の欠点
「アメとムチ」は、教育や仕事などの現場でも見かけるが、
研究の結果、欠点が明らかになってきています。
テストで80点以上とったら、ゲームを買ってあげようなど、報酬を条件付きで与えることは自律性を失わせる。
報酬をもらうための行動が優先され、行為そのものを楽しむことは忘れられてしまう。
創造性、クリエイティビティ、創意工夫を失う
発想やアイデアを求められる作業には向いていない。
広い視野で考える必要がある場面でも、報酬があると視野が狭くなり解決が遠のいてしまう。
依存性がある
実体験で思い当たることがあるかもしれない。
報酬で得られた満足感には、慣れてしまう。
すると、より大きな報酬を、もっと頻繁に求めるようになる。
短期的な思考になる
目先の報酬に目が行くから、短期的な結果にこだわってしまう。
機能するケース
「アメとムチ」にも使える場面はある。
↑のように、創造性に欠ける、短期的な思考になる点を考慮して、上手に使えばいい。
型どおりの手順でできる課題に取り組む場合、創造性は必要ない。
また、以下の3点に留意する。
行為そのものを楽しめばすごい成果を出せる
「アメとムチ」に代わって注目を詰めているのが、
行為そのものがやる動機になる、内発的動機。
多くの研究結果から、内発的動機と「アメとムチ」の違いが明らかになっている。
長期的には「アメとムチ」をしのぐ成果を上げる
成果を比較した場合、短期的には「アメとムチ」が優勢。
一方で、長期的には内発的動機に突き動かされた人の方が成果を上げることがわかっている。
原動力が行為そのものなので、いつまでも続けられる。
幸福感や満足感が高い
報酬や罰に動機付けれられた人よりも、自尊心が高く、良好な人間関係を築き、総じて大きな幸福感を抱いているそうです。
感覚的にも納得ありませんかね?
お金や名声は際限なく求めてしまって、心理的に負担になるイメージはありますよね。
まとめ
2つの動機づけについて紹介しました。
従来の「アメとムチ」、内発的動機それぞれに特徴がある。
取り組む課題や作業に応じて使い分けて、子育て・部下の育成などで活かしてください!!
他にも「やる気」について書いています。
解けない問題・課題に悩んでいる方、創造的な仕事に携わっている方、
ぜひ見てみてください。
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