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『隣人を愛するということ ─日系アメリカ人と日本を助けたフレンド派の人々の記録』杉村宰 著
情報誌【アクセス2024年03月号】新刊ダイジェストより
人々が平和を叫んでいるにもかかわらず、ロシアとウクライナ、パレスチナとイスラエルと、残念ながら今なお戦争が繰り返されている。日本もかつて真珠湾のアメリカ艦隊を攻撃したが、当時アメリカにはおよそ12 万人の日系人が在住していた。
攻撃以降、敵性外国人と見なされ、日系人はアメリカ各地の強制収容所へ送られることとなったが、そんな状況の中、
イージス・アショアを追う
「イージス・アショアを追う」
定価 本体1,600 円+税
編著・秋田魁新報取材班
発行・秋田魁新報社
【刊行日】12月21日
【仕様】 A5判、並製本、300ページ
秋田魁新報は今年、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の防衛省報告書に誤りがあるのをスクープし、2019年度新聞協会賞を受賞しました。
2017年秋に突如浮上した配備計画に対し、記者たちは何を考え、どう向き合ってきたのか。
『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』●森田直樹著
最近の統計によると小・中学生の不登校の子どもたちは十万人を超えると言われている。不登校は大きな社会問題でありながら、これといった解決策がないのが現状という。香川県で教員生活を経たのち、スクールカウンセラーとして不登校児に接する著者の提唱する方法では、再登校率はほぼ100%だという。
その特徴は、不登校の原因探しをやめ、そのメカニズムを「子どもの心にあるコップの自信の水が枯渇した状態」とシンプルに捉
『信州の縄文時代が実はすごかったという本』●藤森英二著
本書はまず縄文時代を概観するが、焦点となるのは5500~4500年前の縄文中期、八ヶ岳を中心とした地域で隆盛を極めた井戸尻文化である。この地域では、前後の時期に比べて遺跡の数がずば抜けて多く、何よりも、蛇体把手土器や抽象文土器、顔面把手土器といった個性的で芸術作品と呼ぶにふさわしい土器群が溢れ出るように作られている。
本書では、それらの土器の文様や造形の詳細を写真で確認することができる。そして、こ