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男性が1年間育休取って人生観変わった話⑩−2


こんにちは!エルザスです。


前回に引き続き、プレパパ時代の下準備について書いていきます。

ぼ〜っと出産日を待っているだけでは真に充実した育休ライフは送れません。育休ライフの充実のためには、プレパパ時代の下準備がとても大切なのです!

前回の記事より


出産までの準備は選択の連続です。
例えば哺乳瓶ひとつとっても…

・どのメーカーにするか
・乳首のサイズはどれが良いか(SS?S?乳首の穴のタイプは?)
・消毒の方法はどうするか(薬液?電子レンジ?毎回煮沸?)
・お湯はどう準備するか(電気ポット?ウォーターサーバー?毎回沸かす?)

などなど、決めなければいけないことはたくさん出てきます。

そういう準備段階での選択にパパも関わっていないと、赤ちゃんが生まれてからの育児で即戦力になれません。
逆に言えば、パパとママが2人でしっかりと準備をしておくことは、実際の育児のイメージを持つための良い予行演習になるのです。

当たり前ですが、出産までの準備をママに任せきりにすることは許されませんよ!


さて、プレパパ時代の下準備の大切さがわかったところで、今回もエルザスがプレパパ時代に実際にお世話になったものをご紹介していきます!



プレパパ時代の下準備②





読んだ本編(2)


●たまごクラブ
まあプレパパ・プレママ時代にはなんと言ってもコレですよ!
妊娠初期(2〜4か月)、中期(5〜7か月)、後期(8〜10か月)、それぞれの段階でどんな準備が必要か、網羅的かつ信頼できる情報源としてコレ以上のものは無いと思います。

・出産までに用意しなければならない道具は何か
・ママにはどんなケアが必要か(例えば妊娠線対策のクリームのこととか)
・パパにできることは何か(例えばママへの効果的なマッサージとか)

各季節ごとにふさわしい内容の記事なのもありがたいです。
出産予定日が冬なのか夏なのかによって、用意すべき新生児用の服の種類や枚数は変わってきますからね。
たまごクラブはその時期、その季節に合った内容を載せてくれています。

今さら私がオススメするまでもないかもしれませんが、本当に頼りになる雑誌です。
お子さんが生まれた後は、ひよこクラブもどうぞ!


●ベストパートナーになるために


これはすべてのご夫婦に読んで欲しい名著です。
直接的に育児を扱っているわけではありませんが、発想方法が根本的に違う男性と女性が、どうすればベストパートナーとして和気藹々と付き合っていけるか、心構えを説いてくれます。
少し前に『妻のトリセツ』という本が流行りましたが、そういう「男性と女性のすれ違い解説系」本の原点にして頂点がこの本です。ちなみに、訳者は映画『戦場のメリークリスマス』で有名な大島渚監督です。

育児ではパパとママの意見がぶつかる時が必ずあると思います。特に育児がうまくいっていない時。
そんなとき、この『ベストパートナーになるために』の内容を思い出せば、相手への思いやりの気持ちが蘇ってくると思います。

「そもそも、男は火星人で、女は金星人だった」ーーそう想像してみよう。

お互いが根本的にまったく異なった"人種"であることを心得ておかないと、男と女はうまくやっていけない。

はじめに より


男性にとっても女性にとっても、新鮮で重要な知識を授けてくれること請け合いです。

例えば、「火星人である男性は分析して課題解決策をみつけると満足する。一方、金星人である女性はたくさん話せればすっきりする」ということ。

金星人はただずっと話を聞いてもらえれば満足なのに、火星人は勝手に解決策を探ろうとしてしまう。解決策を見出すには、金星人の話はとりとめがなさすぎる。それで火星人はイライラをつのらせてしまい、そこから不幸なすれ違いが生まれてしまうことがしばしばある……

そんな火星人と金星人の特質を知っていれば、すれ違いが生じた時に「あ、これは特質の違いのせいで、求められてることとは違う反応を返しちゃってたな」と気づきやすくなります。

すれ違ったとしても、どちらかが悪いというわけではない。どちらも、自分にとっては当たり前の反応をしただけなのです。ただその「当たり前」が、火星人と金星人とで大きく異なっている。それを様々なパターンで教えてくれるのがこの本です。

育児はパパとママが協力して行うもの。
より良いパートナーシップ構築のためにも、この本を読んで夫婦間のコミュニケーションの齟齬を少なくしてみてはいかがでしょうか?



逆にいらなかった本


●育児の百科(岩波文庫)

分厚い文庫本が上・中・下の3冊もある本で、情報量は多く、育児でなにか困ったことがあったら辞書的に使えます。


が、記述内容があまりにも古い!
育児の思想があまりにも昭和的です!
(昭和に書かれたので当たり前ですが)

極端に言えば、「母親が育児をするのが当たり前で、父親はそのサポートもしくは監督をしていれば良い」という、今の時代の価値観とは完全に合わない思想のもとに書かれた本です。

ブックオフにいくと状態が良いものも含めてかなりの冊数が置いてあるので、今も買っている(そして売った)層がそれなりにいるようです。
しかし、さすがに現代のパパママにはこの思想は合わないと思います。



YouTubeチャンネル編

●【12人産んだ】助産師HISAKOの子育てチャンネル

「頑張らんでええ!!テキトーでええ!!」が合言葉。

子育ての理想と現実のギャップを踏まえ、キレイゴト抜きの育児の仕方を教えてくれます。

出産前後はとにかく不安がいっぱい。特にママはホルモンバランスの変化もあってメンタルが不安定になりがちです。
そんなとき、HISAKOさんの明るい関西弁で「無理せんでええよ!」と言われると本当に元気をもらえます。

もちろん、赤ちゃんのお世話(オムツの替え方、沐浴の仕方etc..)について詳しく動画で解説してくれるのも有益です!
こういう「技術の伝授」には本より圧倒的に動画のほうが良いですよね〜




以上、エルザスがプレパパ時代に触れて良かったものたちのご紹介でした!
これから出産準備にかかる皆さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。



ではまた!

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