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シロイルカ
2024年7月17日 14:01
私は普段の生活の中で、家事を担っていた。炊事、洗濯、掃除、買い物などが主な家事になるが、これに分類されないもの、いわゆる「名もなき家事」が意外とたくさんあるわけです。これらのことは、家事を担ってみないと、なかなかわかってもらえないなと思っています。例えば、夫の場合。ある日「今日は、燃えるゴミの日だから、ゴミ出しお願いね。」と夫に頼みました。台所にある、45リットルのゴミ箱の、生ゴ
2024年7月6日 15:24
入院33日目今日は日曜日。入院してから何回目の日曜日だろう。もう面会時間になっているが、今日はあまり人の気配がない。いつもより静かな日曜日だ。 面会といえば、私の左隣の患者さんの所には、毎日必ず面会がある。 入院しているのは、小柄で穏やかなおばあちゃんで、脳梗塞を発症し長期入院しているようだった。後遺症なのか、認知症なのかはわからないが、看護師さんとの会話を聞いてい
2024年7月4日 09:42
1年ほど前、スマートフォン向け睡眠ゲームアプリ「Pokémon Sleep」がリリースされた。私は特に、ポケモンが詳しいわけでも、大好きというわけでもない。子供達が小さい頃、ポケモンにハマっていた時期があって、一緒にアニメを見たり、ポケモンセンターに行ったりして見聞きした程度。すぐに名前が出てくるポケモンは、ピカチュウ、ポッチャマ、ナエトル、イーブイくらい。あ、それからメタモン。自
2024年7月3日 07:39
入院31日目リハビリ24回目11:00理学療法士さんが病室まで迎えに来てくれる。初めての方だ。月に2回程、系列病院からヘルプで来ているとのこと。シーネが外れてから1週間経った。いよいよ今日から、患側右足の荷重訓練が始まる。私の右足は、脱臼骨折してから丸々4週間、床に足を下ろしておらず、体重はまったくかけていない。すでに、右足の筋肉は落ち、左右の太ももの太さの違いは歴然だ。そ
2024年7月2日 08:11
毎日、家族LINEのメッセージに、我が家のアイドルの写真や動画が送られてくる。1年ほど前にお迎えした文鳥。ここでは「ぶんちゃん」とします。入院するまでは、家族の中で、私が1番ぶんちゃんと一緒に居る時間が長かったので、ぶんちゃんは、私をパートナーだと思って、1番懐いてくれていた。手乗り文鳥とはよく言ったもので、懐くと、人間の手を怖がることなく、手のひらの中で眠ったり、なでなでさせてくれた
2024年7月1日 08:01
入院29日目気がついたら、入院してから4週間も経っている。階段から落ちたあの日も遠い記憶になりつつある。こんなに長い入院になるとは、まったく予想していなかった。 もう、入院が日常になりつつある。今までも主治医には、予後がどうなるのか聞いているが、退院の話になると、「松葉杖が使えるようになったら。」「シーネが取れて荷重訓練が始まったら。」「人によって退院の時期は違うから。」「
2024年6月29日 05:13
入院26日目今日は日曜日。外は朝から雨が降っている。病院は外来もないし、リハビリもない。代わりに、午後から面会に来る方で病棟が賑やかになる日。14時 夫の面会。この2日間程、携帯型のWi-Fiの調子が悪く、ネットが使えずだったので、様子を見に来てくれた。ネットが使えないと一気に不便になる。テレビは見られなくても困らないけど、ネットが使えないと困ることが多い。それだけネット
2024年6月20日 08:55
私が入院してから、1週間ほどして、同室の斜め向かいのベッドに入院してきたおばあちゃんがいた。朝のお散歩時に転倒して、膝のお皿の骨を骨折してしまったようだった。入院時の看護師さんとのやりとりが聞こえてきたが、とても矍鑠(かくしゃく)としている方なんだなということは伺い知れた。ご家族の方の「スーパーおばあちゃんなんです。」という言葉がとても印象的だった。病室はカーテンで仕切られているだけな
2024年6月19日 07:01
入院初日の夕飯が、病院食の1食目だった。病院食にさほど期待はしていなかったが、これから毎日3食頂く上で、そこそこでも美味しいか、そうでないかは結構大事なことである。整形外科での入院の場合、食欲にはさほど影響は及ぼさない。しっかりお腹は空く。私の場合だけかもしれないが・・・ご飯、主菜1品、副菜2品。先ずは主菜をひと口頂いてみる。「ん?」副菜2品にも箸をつけてみる。「んんん?」
2024年6月16日 06:02
入院4日目手術後の長い夜が明けて、点滴が一旦終わり、右手が自由になる。尿管も外してもらえたので、寝返りも打てるようになった。8時 朝食術後初めての食事。 足は痛いが食欲は健在だ。まじまじと手術した右足を見てみる。包帯から指先がかろうじて見えるのだが、クリームパンみたいにパンパンに腫れている。触ると指がえらい硬い。指先を動かそうとしても、親指がわずかに動くだけで、思い通りにならな
2024年6月12日 06:40
右足首をシーネというもので固定し、包帯でぐるぐる巻きにされる。脱臼を治してもらってからは、ジンジンする痛みが少し和らいでいた。ひと通り足の処置が済むと病棟へ移動。いよいよ本当に入院生活が始まってしまう。個室に案内される。手術までは、ここの部屋に居られるようだ。看護師さんに入院の案内をしてもらったあと、夫には帰宅してもらった。救急車を呼んでから今まで、結構時間が経っている。いろいろサンキ
2024年6月11日 06:51
救急車のストレッチャーで病院内に運ばれて行く。自宅からほど近い病院だが、受診したことのない病院だ。ストレッチャーに乗っている間は天井しか視界がないので、周りの様子がよくわからない。人の気配とか、複数人の声が聞こえることで想像するには、おそらく外来の待ち合い場所を通ってるようだ。救急対応の部屋に入り、病院のストレッチャーに移る。しばらくすると、看護師さんが声をかけてくれた。看「大変だ