「禅の響 - ZEN no OTO -」は2020年10月から始動した年4回行われるコンサートです。
ここに、言葉と音のアーカイブを残します。
尺八の音は音楽ではない。
江戸時代、禅の僧、普化宗の虚無僧のみが持つ事を許された法楽器「尺八」。その曲は古典本曲として全国の禅寺に口伝として受け継がれてきました。本曲は、口伝そのままの形を継承されていくというよりは、「守破離」として形が時代時代で変化していきます。 工藤煉山のseries 「禅の響 - ZEN no OTO -」は「守破離」の中で、自身の禅の哲学と融合し、自分の心から素直に発生される「唯一無二の音」を見つける旅のプログラムです。自ら、竹林に入り竹を取り、尺八を作る。命とは何か、在り方を追求した吹禅を是非お聴きください。