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Mを歌ってくれたM

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いちゃキャバ嬢をマジで好きになってしまった男の波乱万丈の物語
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#キス

048_彼女の誕生日 ~チェックイン~

048_彼女の誕生日 ~チェックイン~

2月15日(土)18時30分
ボクと彼女は、
タクシー乗り場に向かった

「あ、そういえば!」
「何?」

彼女は急に、
思い出したかのように言った

「前にお酒プレゼントするって言って、全然買えてなくて、どこかにあるかなって思って」
「あー、そうだね、時間もあるし探す?」

「うん!」

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049_彼女の誕生日 ~最後のハタチに乾杯~

049_彼女の誕生日 ~最後のハタチに乾杯~

2月15日(土)19時20分

45㎡のこの部屋はかなり広く、
彼女と一緒に過ごすには十分だった

二人で夜景をキレイに見るためには、
どうしたらいいか、
部屋の灯りを消したり、つけたり、
当然消した方がキレイに見える。

部屋の灯り全部消して、
窓際のカウンターで二人で座って、
外を眺める。

ボクはそっと、目を彼女に向ける。
彼女の横顔が美しい。

「お腹すいた?」
「うん、すいたー。どうする

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051_彼女の誕生日 ~ハタチ最後のキス~

051_彼女の誕生日 ~ハタチ最後のキス~

2月15日(土)

ボクの欲望も限界になった。

まずは寝てる彼女の唇に、
そっと、キスをした

それでも彼女は起きない

今度は彼女の胸を
触ってみようと思って、
お腹付近から、
ニットの下を掻い潜って、
ブラジャーまでたどり着こうと
手を伸ばしてみた

が、

ニットの下の肌着?が、
思いの外、長く、
肌着を掻い潜って、
なかなか直に肌を触れない。

あれ?これどこまで、
丈があるんだろ?

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057_彼女の体温

057_彼女の体温

2月21日(金)
店に入ると、
彼女の姿が見えなかった

奥の定位置が空いてたので、
そちらに案内された

間もなく、
奥から彼女が出てきた

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059_拗ねてるの?会いたいの?

059_拗ねてるの?会いたいの?

3月5日(木)13時30分

ーーーーーーー
ごめん、
2月のおしまいに
親とケンカして、
そのままサークルの合宿に行ってて、
メンバー以外との交流を絶ってて、
全然LINEをみてなかった。

心配かけてごめんね。
ーーーーーーー

こんな内容のLINEだった。

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060_タイムリミット~今の幸福を抱きしめて~

060_タイムリミット~今の幸福を抱きしめて~

「久しぶりすぎて、さやかの唇を忘れかけたわ」
「思い出してくれた?」

「うん」
「よかったー」

ボクは、いつもの席で、
彼女が作るハイボールを
飲んだ。

「いろいろあったみたいだけど、何があったの?」
「うん、いろいろあったよ」

「思い出したくない感じだね」
「うん、そうだね」

「じゃあ楽しかった話して、雪山行ってきたんでしょ?」
「うん、それはすっごく楽しかったよ」

そう言って、

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061_笑顔が眩しすぎて

061_笑顔が眩しすぎて

3月6日(金)
「おはよ」
「今日はお店に行くか、実家に帰るかどっちになったの?」
「お店行くなら、一緒に夕飯食べよー」

「おはよ」
「じゃあ実家帰るのやめるー」

「ありがとー」

数時間前に会ってたはずなのに、
やっぱり彼女に会いたくなる。

依存症

今日はタイミングがよかったのか、
彼女からの連絡がすぐきた。

そして、
予想外に同伴することになった。

期待していなかっただけに、
ボク

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068_ホワイトデー ~幸せな待ち合わせ~

068_ホワイトデー ~幸せな待ち合わせ~

3月16日(月)
ボクは、
バレンタインデーのお返しを、
鞄にそっと詰めて、
出社していた。

15時30分
彼女から連絡がない。
また寝てるのかな?

「連絡ないけど、今日予定通りの時間で大丈夫?」
「まだ起きてないなら、19時待ち合わせは厳しそうだね?」

ボクは、期待感を持たず、
彼女にLINEした。

最悪のケースも考えていた。
彼女と約束する場合、
ドタキャンもあり得るくらいに思っていな

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069_ホワイトデー ~匂いに導かれて~

069_ホワイトデー ~匂いに導かれて~

3月16日(月)
19時05分
予約していたお店に到着。
ボクは、どのタイミングで、
バレンタインデーのお返しを渡すか、
見計らっていた。

まずは、
会っていなかった1週間の話を
お互いに話をした。

だいたい彼女が、7割くらい。
ボクは、3割くらい。
そんな調子で、ボクらの会話は、
いつも成り立っていた。

ボクは彼女の話を聞きながら、
彼女の顔を見ているだけで幸せで、
それを素直に彼女にも伝

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072_24日の約束

072_24日の約束

3月16日(火)
23時40分

「そういえば、24日って」
「あ、うん、どうしよっか?」

「空いているの?」
「うん、空いているよ」

「そっか!ありがと」

24日は、もともと彼女と、
野球の開幕戦を見に行く予定をしていた。

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