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麻袋のシルクスクリーン工場を訪ねて
コーヒーの麻袋って、一体どんなふうに作られているの?
麻袋にどうやって絵柄をプリントしているのだろう?
麻袋自体はどこで織っているのだろう?
私もKISSACOを始めたころから気になっておりましたが、6年ほど前に念願かなって、当時連載をしていた雑誌・珈琲時間の取材としてインドネシア・バリ島にあるコーヒー農園とジャワ島にある麻袋のシルクスクリーン工場を訪ねることができました。
ハワイやバリ島
KISSACOの名前について
*前回からの続きです
イベントに出店するにあたり、バッグを仕上げると共に出店者名を決定して申請する必要がありましたが、ブランド名はほぼ迷うことなくKISSACOに決めました。
KISSACO喫茶去(キッサコ)
とは禅語で、
とりあえずお茶でも召し上がれ、
という意味や、
老若男女分け隔てなく喫茶去であるべき、
という使い方をするそうです。
そもそもどのように喫茶去という言葉を知ったか
KISSACOの素材ができるまで
*前回からの続きです。
麻袋の加工の相談をするためにやってきた工場は墨田区の民家がひしめき合う一角にあり、ドラマのセットにでも出てきそうな、いかにも下町の工場という雰囲気でした。
職人さんに会うまで、
こんなにゴワゴワした分厚い素材を加工できるのか?
少ない量でも快く引き受けてくれるだろうか?
などの不安材料があったので、無理です、と突き返されることも想像していました。
工場に着く
KISSACOのはじまり
KISSACOをスタートして、2020年7月で11年目を迎えました。
それぞれの国や農園によって、絵柄も麻の色味やテクスチャーもすべて異なるユニークで個性豊かなコーヒー豆の麻袋に私は惹かれ、2009年の7月からKISSACOのバッグを作り始めました。
そもそもKISSACOをはじめるきっかけとなったのは、ひょんなことから父がコーヒーの麻袋を自宅に持って帰ってきたことから。
当時の父は、ちょう