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年収は語彙力で決まる。語学の力で年収を上げる3つの作戦とは!?

ここに驚くべきデータがあります。年収が400万円の人と1200万円の人の語彙量の差はたった15%なのです。

この研究結果から色々考えを進めていったら、置かれた場所で富めるかどうかは使う言葉次第かもしれないという答えにたどり着きました。

私はオーストラリアに滞在していた4年間、日本語の家庭教師をしており、幸運にも富裕層のお宅にお邪魔する機会がたくさんありました。

その時の体験と語学教師としての知識をかけ合わせ、「お金持ちの言語学」という普段とは違った視点でことばを紐解いていこうと思います。

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1.年収400万と1200万の語彙力の差はたった15%

信じたくないと思いますが、「語彙力格差が収入格差である」ことを示す調査結果があります。

辞書でしかお目にかかれないレアな270語、と新聞で頻繁に出くわす270語、合計540語をどれだけ知っているかを3000人に聞いた大規模な調査です。

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見ての通り、

・年収1200万円以上の人→80%以上の単語を知っている
・年収400万円未満の人→65%の単語しか知らない

と回答し、1年に800万円余分に稼げる力は、単語を15%の多く知っているかの差なのです。

つまりちょっと頑張るだけで、年収が簡単に上がる可能性があると言えるわけです。

今この記事を読んでいる読者の皆様も含めて、持っている可能性は皆平等なのです。しかし、なぜ知っている単語が増えると収入が上がるのでしょうか?

次の章でその理由について調べていきましょう。


2.語彙力が増えると稼げるお金が増える理由

もしかしたら、知っている1つ言葉を増やしても、1円も年収が増える気がしない....と思っていませんか?

分かります、ちょっと疑いたい気持ちになりますよね。

しかし「1円を笑うものは1円に泣く」という諺が示すように、結局は微差の積み重ねが富を生みますし、私が出会ってきた富裕層の方々は「細かいこと」を何よりも大事にしていました。

1語1語という小さなキッカケから始まる連鎖反応が最終的に800万円という大きな年収差につながるのです。反応を3つのステップに分け解説していこうと思います。

・頭のいい人になる
・1ランク上の人と繋がれる
・得られる情報の質が上がる

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  ・頭のいい人になれる

言葉は思考の幅を決定します。例えば、「相手が求めていることは何だろう?、と人の意図や感情をきちんと察したり、予測したりすること」という42文字を1言で表すとどうなるでしょうか?

正解は、忖度(ソンタク)です。

このように、スマートな語彙を知っていると表現をギュッと濃縮できます。

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これを様々な場面で成し遂げて見せれば、話し相手のはあなたを「頭のいい人」として認識することでしょう。

それだけではなく、厳選された少ない言葉数で思考をすることにより、無駄が省け頭の回転が速くなります。

もしこれを常習化できれば、あなたは外見は同じでも、中身は別人になれることでしょう。つまり、「頭の良い人として」生まれ変わることが出来るのです。


  ・1ランク上の人と繋がれるようになる

世知辛い話かもしれませんが、私が今まで出会ってきた富裕層の方々は、自分たちよりも語彙レベルが劣る人との会話を嫌っていました。

ゆえに富裕層の人とつながるためには、彼らと同じか、もしくはそれ以上の語彙水準を手に入れなければなりません。つまり、「頭が良い」と思われなければ彼らの仲間入りは果たせないのです。

これは日本語でも英語でも同じです。

あなたがもし使える語彙のレベルを1レベルアップすることができたら、お付き合いできる人のレベルも1つ上がります。

類友の法則の延長線上として、「周りにいる人の平均値が今のあなただ」とよく言われますが、もしあなたを取り囲む人間が安居酒屋で愚痴を言い合う仲間から、富裕層の人に入れ替わったららどんな変化が起きるでしょうか?

巨額のビジネスチャンスが転がってきたり、彼らの共感を得れば支援を受けることも可能なのです。1ランク上の人と繋がれれば、人生を逆転させることができるチャンスはいくらでも舞い込んでくるのです。


  ・得られる情報の質が上がる

「本当に大事な情報はネットには転がっていない」というのは富裕層の人の間では常識中の常識だ、と叩き込まれました。

オーストラリアに居たころ彼らの子供に日本語を教える機会があったのですが、例え13歳であっても大学生レベルの語彙力を有しているのはさることながら、知識量もすごく逆にこちらが勉強になることが多かったです。

この情報社会で、Google検索では決して出てこないような情報を掴めたら間違いなく勝者になれます。

もしあなたの語彙レベルが高く、知的レベルを認められたのなら彼らの情報ネットワークに加わることが出来るでしょう。

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この3つの要素を見て気が付いたことはありませんか?

実は全て「信用」に関わっているのです。

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語彙力をつけると1ランク上の人の信頼を得られる人格の形成につながり、その人格が生み出す信用量が年収に反映されるという仕組みなのです。

これから超個人の時代が来ると言われているからこそ、語彙力を大事にしましょう。語彙力はあなたの戦闘力を高めてくれる装備なので。

新時代の語学学習のポイントは信用の獲得です。これついて更に深めた記事がありますので読んでおくと乗り遅れずに済むと思います。

語学力を信用値に変換し戦闘力を高めるには?


3.手持ちの語彙力を測ってみよう

ここまで読んできて、一体自分にはどのくらいの単語を知っているのか気になってきますよね。

ものの10分で今の単語量を診断できてしまうサイトがあります。

Realmeというサイトで、下の画像のように類義語・対義語の4択クイズをやるだけでよいのです。

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語彙量を測定してみる

ちなみに私の結果ですが、これまでに国語辞典1冊と英英辞典1冊を丸読みしたことがあるので、無駄に高い結果になっています。

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Realmeの良いところは、手軽でなおかつ数値、グラフが出てくるところです。半年に1回チェックして成長具合を追跡するとモチベーションに繋がると思います。


4.語彙力をUPさせる3つの戦術

語彙力→年収のつながりと、測定法がわかった今、語彙量を増やす戦術を紹介していこうと思います。

この3つの戦術に共通することは、言葉はタダで手に入るという点です。何も、高額なセミナーに参加せずとも富むために必要な語彙を手に入れることができるのです。


  ・0円から始める多読

日本語でも英語でも、まずは多くの語彙に触れることです。本を買うというのも手段の1つですがネットが発達した今日この頃、スマホを開けば簡単に質の高い文章に触れることができます。

細かいことは考えず、まずは1日10分でも良いので決まった長さの時間を取り何かを読む習慣を付けましょう。

増やす言語の語彙が日本語であっても英語であってもやり方は同じです。後日「多読入門術」についての記事を書き、より効果的な多読の方法を紹介しようと思います。


  ・「言葉ノート」で言葉貯金

多読をするとは言え、あなたの目にキラッと光った単語が右から左へ流れてしまってはものにすることができません。

それゆえ書き留め、集めることが大切です。

パソコンでもスマホでも良いので「言葉ノート」を作り、良いなと思った表現たちを貯金していきましょう。

下の図は私のパソコンに入っている「言葉貯金」ですが、効率の良いやり方は今後記事にしようかと思っています。お見逃しの無いようにこの際にフォローしていただければなと思います。

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  ・「言い換え」で言葉の外貨貯金

せっかくですから、ちょっとだけ効率の良い言葉貯金の秘訣についてお話しようと思います。

気に入った表現を記入するときに、自分なりの別の表現に言い換えておくのです。例えるなら、すでにある貯金を円でも外貨でも引き出せるようにしておくイメージです。

こうすることで、ここぞというタイミングで的確に引き出すことができます。



いかがでしたか?

英語に「Learn before you earn」という諺があり、直訳すると「稼ぐ前に学ぶ」となります。まさに今日の記事の通り、お金を稼ぎたければまず言葉を学ばなくてはならないということを語っているのです。

今回の記事で触れた内容は、英語を学習するときにも十分応用できる「強度のある」方法です。

海外移住したい、海外でビジネスを展開したいので人脈を構築したいという方は是非参考にしていただければなと思います。


本記事が皆さんの年収の糧になったことを祈って...

それではまた!


PS

今日の記事に関連する記事を集めてみました。どれも本記事と同じくらいの長さなのでサクッと読めます。

お金と語学の組み合わせと言ったら、年金問題を語学で解決するという発想はいかがでしょうか?

語学を老後の安心感という資産に変えてみる


今までの体験から言葉の面白さと、個性の豊かさにはある程度関係性があるように思えます。個性の探し方をレシピ化しましたので興味のある方は覗いてみてください。

個性を作るレシピとは


今の語彙力をどのくらい大きくしたいですか?語彙サイズの目標を立てる時にコチラの記事が役に立つかもしれません。

誰にも負けいない最初の一歩を踏み出す方法


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