マガジンのカバー画像

インターネット広告

11
運営しているクリエイター

記事一覧

【効果計測】CVをKPIにしている人に見てほしい

【効果計測】CVをKPIにしている人に見てほしい

広告代理店でコンサルタントとして従事している吉田一貴です。
インターネット広告と他の広告との大きな違いは効果が正確にほぼリアルタイムに計測できることです。
購入や申し込みをCVポイントとして設定し、どの広告がどれぐらいの貢献をしたか判断しています。今回は、そんな計測方法を基礎から説明していきます。

効果計測する理由大前提の効果計測する理由からご説明します。
結論から言うと、効果計測は予算をどれだ

もっとみる
【マーケティング発展】今後のYouTubeについて考える

【マーケティング発展】今後のYouTubeについて考える

広告代理店でコンサルタントとして従事している吉田一貴です。
前回、5Gマーケティングについて考察し、YouTubeが5Gマーケティングの中心となると伝えました。今回はそのYouTubeについて考察していきます。

先に本日の結論を言うと、YouTubeチャンネルはWEBサイトの代わりになります。
WEBサイトの代わり?と疑問が浮かぶと思うので、以降はWEBサイトのそもそもの目的やYouTubeの機

もっとみる
【運用型広告基礎】メディアは広告枠を売っている

【運用型広告基礎】メディアは広告枠を売っている

広告代理店でコンサルタントとして従事している吉田一貴です。
本日は当たり前だけど、忘れがちな「メディアは広告枠を売っている」ということについて解説していきます。

ここで言う、メディアとは、実際に広告が出る面を持ってるメディア・媒体を指しています。
ADNWはそれらをまとめているものなので、厳密には違いますが、今回の話では同じような考え方が可能です。

広告枠とは?「広告枠について説明して」と言わ

もっとみる

【インターネット広告】最適なリターゲティング広告予算の算出方法

前回、過去にサイトを訪れたことがあるユーザーに広告を出すリターゲティングについてnoteを書きました。過多は危険と書きましたが、どこからが過多なのか?という部分に触れていなかったので今回はそこを考察していきます。以降のリターゲティング予算は過多にならない予算の限界値という意味で書いていきます。

リターゲティングと他手法の予算比率
まずは、比率で考えていきます。インターネット広告には検索広告、ディ

もっとみる

【インターネット広告】リターゲティングばかりすると危険な理由

久々にネット広告について、書いてみようと思います。リターゲティングとは、多くの媒体で実施が可能なターゲティングで、過去にサイトを訪れたことがあるユーザーに広告を出すことができます。

リターゲティングの効果
リターゲティングは、一度、サイトに訪問しているユーザーなので効果が高いといえます。サービスまたはブランドなど少なくとも何かしら興味を持った上で訪れているユーザーが多いため、比較・検討層や購入層

もっとみる

パス分析により各タッチポイントを評価する

広告では、多くがラストクリックCVで効果の良し悪しが判断されます。

CVとは、ECでいうと購入などの広告におけるゴールを指します。

Youtube→検索→ニュースサイト→SNS→CV

とユーザーがサービスの広告などに触れた場合、SNSが評価されるということです!

しかし、「Youtube」がなければ、そもそもそのサービス自体知らなかったのでは?

「検索」でサービスのサイトに訪れないと、購

もっとみる

インクリメンタル計測について考える

インクリメンタル測定の目的は、広告を見た人のグループ(実験群)と見ていない人のグループ(対照群)とで結果を比較して、広告によって生み出されたビジネス価値を算出することにあります。

上記のように、Facebook Businessでは説明があります。

そもそも、インクリメンタルとは検索したら以下のように出てきます。おそらく、インクリメンタル計測の「インクリメンタル」は純増という意味で使われている

もっとみる
最高のターゲティングについて考える

最高のターゲティングについて考える

ターゲティングとは、ターゲットを絞って配信することです!

ターゲティングとは、属性だけでなく、行動なども含みます。

属性:男性、20代など

行動:サイト訪問あり、車のサイトをよく見るなど

WEB広告では、ターゲティング設定がより重要と言われます。

何故なら、看板広告や電車広告と違い、WEB上のデータをもとに配信が行えるため、性別や年代、サイトに訪問したかなど細かく設定ができるためです。

もっとみる
媒体数値をKPIにおいてよいのかどうか

媒体数値をKPIにおいてよいのかどうか

インターネット広告で、扱うデータだと、一番基本的なものは、媒体データ、アクセス解析ツールのデータを扱うことが多い。

媒体データ:GoogleやYDN、Criteoなど管理画面から抽出できるデータ

計測ツールのデータ:GoogleアナリティクスやAdobeアナリティクスから抽出できるデータ

これの違いは、媒体に閉じたデータなのか、サイトに閉じたデータなのかという違いです。

例えば、ユーザーが

もっとみる
広告の評価はコンバージョンでよいのか?

広告の評価はコンバージョンでよいのか?

WEB広告はコンバージョン(以降CV)で評価されることが多いです。

CVはWEB上のゴール地点を設定することが多く、ECショップであれば、「購入完了」、他にも「資料請求完了」や「申し込み完了」などを設定します。

CVで評価すると「リターゲティング(以降RTG)」や「社名やサービス名などの検索広告」の評価が高く、「RTG以外のディスプレイ広告」や「一般KWの検索広告」の評価が低くなることが多いで

もっとみる
運用型広告の入札とは?

運用型広告の入札とは?

運用型広告では、入札調整、運用といった業務があります。

これは、何経由で、どういう人にどういう面で広告を掲載するのにいくら出すかを、他の広告主とオークション方式で入札しあうことを指します。

オークションで、最も高い入札をした広告主が広告を掲載できます。※ただ、入札を上げれば勝てるわけではないですが、今回は割愛します。

また、オークションは基本的には誰かがサイトを開くなどで広告面が表示されるた

もっとみる