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【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌43:『アッカーマンシア菌】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

日本語が1分で読める文章量は約600文字

 今回は前回のnoteとチラッと触れた『アッカーマンシア菌』について。
 有益な菌として有名な細菌なので、是非覚えておいてほしい菌です。

(蛙・ω・)<ゆっくりしていってね。


■アッカーマンシア・ムシニフィラ

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アッカーマンシア・ムシニフィラ(Akkermansia muciniphila)
 
Akkermansia『アッケルマンシア属』の代表種。
ヒトの腸内にも存在するムチン分解菌。
肥満、糖尿病、炎症との関連について広範な研究が行われている

(蛙・ω・)<ヒトの腸内細菌の3〜5%を占める常在菌の一種で、生後から臨終までお世話になる腸内細菌です。


■役割

・肥満の抑制・脂肪の減少
 
・抗炎症作用(体内炎症レベルの低下)
 
・虫垂炎リスクの低下
 
・過敏性腸症候群リスクの低下
 
・インスリンのコントロール 
 
・腸壁生成(腸壁を厚くする働き)

 
・ストレス耐性の上昇
⇒対人不安の低下による社交性の上昇

(蛙・ω・)<肥満の人はアッカーマンシアが少ないことが解っています。
 
 また、腸内環境が荒れたり、過敏性腸症候群※

※腸が精神的ストレスや自律神経失調などの原因で刺激に対して過敏な状態になり、慢性的に腹部の膨張感や腹痛を訴えたり、下痢や便秘などの便通の異常を起こす病気

 の人もアッカーマンシア菌が少ないことが解っています。
 
 
(蛙・ω・)<腸内細菌は多くの病気に対する免疫遺伝子を保有しているので、大事にしなくちゃなぁ、と思います。

 


■育て方

・魚脂を摂る
 
・植物油・動物性脂を減らす
 
・水溶性食物繊維を摂る
 
・フラクトオリゴ糖を摂る

(蛙・ω・)<これはいつも通りの内容ではありますが、アッカーマンシアは魚脂が大好物。

 アッカーマンシア菌以外でも、乳酸菌(Lactobacillus:ラクトバチルス属)、ビフィズス菌(Bifidobacterium:ビフィドバクテリウム属)も魚脂が好物で、魚脂を摂ることで菌が活発になります。

 魚脂に含まれる【EPA・DHA】=【オメガ3脂肪酸】が細菌によって発酵代謝されるワケです。
 

(蛙・ω・)<つまり、サバ缶を食べようぜ、って話


(蛙・ω・)<水溶性食物繊維についてはこれまでも散々書いているのでコチラをご参照ください。



■アッカーマンシア菌が増えると社交性も高くなる

 前回のnoteで紹介した事項ですね(o・ω・o)
 
 と言うか、コチラのnoteを掘り下げるための前座として今回アッカーマンシア菌を紹介しております。
 
 腸内細菌と社交性の関係性は一言で言うと

✅対人不安ストレスの耐性レベル

 です。
 アッカーマンシア菌などの抗炎症作用がある細菌が増えるとヒトのストレスレベルは低下、ストレス耐性が上昇します。
 同時に対人不安へのストレスを受けにくくなり、結果的に人とのコミュニケーションが苦でなくなるので社交性が増す。
 
 という流れになっています(o・ω・o)
 

「別に社交性が高くならなくても困らないが」
 
 という方もいるかもしれませんが、抗炎症作用が増す=体内炎症レベルの低下ですので、

✅不眠症の改善

✅肥満・糖尿病の改善
 
✅鬱の改善
 
✅その他多くの病気リスクの低下

 など、良いことしかありません。
 てな訳で、

「健康な生活送りたいなー」みたいな人は腸内細菌を大切にしようぜ(o・ω・o)と推奨したいワケですね。



■いつも通り腸活に便利な商品をオススメする

 いつも通りのラインナップですが気になる方はぜひどうぞ。
 
□伊藤食品 無塩サバ缶

□ニチガ イヌリン

□ニチガ レジスタントスターチ

□日本オリゴ フラクトオリゴ糖

□冷凍ブルーベリー

(蛙・ω・)<AmazonのKIRKLAND冷凍ブルーベリーは現在なぜか価格が高騰しているので、スーパーで売られている市販のブルーベリーを推奨します。
 350gで398円あたりであれば適正価格です。
 
 
 今回はここまでです。

 最後に良かったら♡スキをお願いします。
 それではまた〜(o・ω・o)ノシ


 

【参考記事】



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