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【連載】ほんまる神保町の棚主として

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2024年(令和6年)4月27日(土)直木賞作家の今村翔吾さんが、本の街「神保町」に新たなシェア型書店【ほんまる】をオープンさせました。 僕は、ほんまる神保町の棚主に応募。本記事…
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第18回 ほんまる神保町の棚主として

第18回 ほんまる神保町の棚主として

 2024年(令和6年)6月8日(土)休日ですが、僕は神保町に向かっていました。
向う場所は、日本大学法学部 神田三崎町キャンパス 本館4階なので、JR水道橋駅の方が近いのですが、ここに行く前に、ほんまる神保町に寄りたいと思い、神保町駅で降りました。

時刻は、14時くらいでしたが、店内は混み合っていました。

SNSで知り合った棚主たちの棚を見ていたら、あっ!と言う間に時間が過ぎて、
日本大学へ

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第17回 ほんまる神保町の棚主として

第17回 ほんまる神保町の棚主として

 2024年(令和6年)6月2日、ほんまる神保町から出品本が購入されました!のメール✉️がきました。開いて見ると

なんと!E.H.カー『歴史とは何か』(岩波新書)が売れたのです。

この本は、歴史を学ぶ者にとっては、一度は読んでおきたい名著です。

そこで、中古ではなく、新本を補充しようと思い、さっそく棚主の管理ページへアクセス。

続いて、書名を入力

商品説明、価格を入力

ここで、「発注/

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第16回 ほんまる神保町の棚主として

第16回 ほんまる神保町の棚主として

 2024年(令和6年)6月1日、朝から神保町へ。ほんまる神保町に補充品を持ち込みに行きます。

持ち込む前に補充品を確認していた時に

ちょっと表紙の上辺部が赤くなっていました。そこで、登場するのが、ほんまるグッズの「消しゴム」です。

消しゴムで赤くなっているところを消します。
すると!

どうですか?
赤いところが消えてませんか?

よし!これで準備万端です。いざ!ほんまる神保町へ

ほんま

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第15回 ほんまる神保町の棚主として

第15回 ほんまる神保町の棚主として

 2024年(令和6年)5月28日、株式会社 文化通信社のBookLinkで、特別企画として「【特集】書店振興プロジェクト 〈寄稿〉書店が求める支援、学び・文化の拠点を絶やさないために」が掲載されました。

特集では5人の書店経営者から寄稿「書店が求める支援」を寄せられています。また歴史小説・時代小説家でもある今村翔吾氏の特別寄を掲載してます。

では、5人の経営者を順に見てみましょう。

日本書

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第14回 ほんまる神保町の棚主として

第14回 ほんまる神保町の棚主として

 2024年(令和6年)5月26日、ほんまる神保町が、オープンして、ちょうど1ヶ月が経ちました。

今回は、僕の棚(30章1節)の売れ行きは、どうなったかを振り返ります。

はじめに売れた本は、網野善彦『無縁・公界・楽』(平凡社ライブラリー)です。

そのことは、既に「第8回 ほんまる神保町の棚主として」に書きました。

そして、その次に何が売れたかです。
なんと、同じく網野善彦の『「日本」とは何

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第13回 ほんまる神保町の棚主として

第13回 ほんまる神保町の棚主として

 2024年(令和6年)5月23日(木)僕は、仕事を終えて自宅で、ゆったりしながら、SNSを見ていたら今村翔吾さんが、23時からTBSの「news23」にご出演ということがわかりました。

急いで、テレビをつけて、チャンネルを変えました。

店舗数は20年前の約半数に…街から消える書店 国の支援は必要か?直木賞作家・今村翔吾さんと考える

というタイトルで、今村翔吾さんが登場。

すると街頭インタ

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第12回 ほんまる神保町の棚主として

第12回 ほんまる神保町の棚主として

 2024年(令和6年)5月18日(土)は、休日ですが、朝から神保町に出かけました。

目的の第1は、神保町ブックフリマ📚を見に行くこと。

本の街である神保町には、本屋だけでなく、取次、そして、出版社も数多くあります。

そんな出版社たちが、一体となって、自分たちが入居しているビルの中で、或いはビルの軒先で、自社が発刊する書籍をならべて売るのです。
今日から2日間だけのお祭りです。
中には2割

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第11回 ほんまる神保町の棚主として

第11回 ほんまる神保町の棚主として

 2024年(令和6年)5月16日(木)となりました。ほんまる月額費用の銀行引き落としの手続きをしなければなりません。

既に書きましたが、初期費用として、5月分と6月分の振込みは、完了していますので、次は7月分を銀行口座から毎月引き落としをする手続きをします。

毎月の棚代は、前月の15日が引き落とし日となります。
したがって、7月分は、6月14日まで引き落としの準備が、できるようにしなければな

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第10回 ほんまる神保町の棚主として

第10回 ほんまる神保町の棚主として

 5月10日(金)久しぶりに、ほんまる神保町に行きました。ゴールデンウィークあけとはいえ、店内には人がたくさんいました。

今日の来店目的は、開店イベントで、お知り合いになった10章1節の棚主さんと、17章1節の棚主さんたちが出品している本を購入しようと棚を拝見しました。

どちらも一番上の棚なので、踏み台を昇降して見なければならないのですが、まずは10章1節「猫は本棚でまどろむ」の中から本を選び

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第9回 ほんまる神保町の棚主として

第9回 ほんまる神保町の棚主として

5月7日、ABEMA TVの番組「ABEMA Prime」で、ほんまる神保町が紹介されました。

同番組は、“紙の本”買わない時代の書店生存戦略 活路はどこに…というタイトルで、
夏野剛さん、箕輪厚介さんや佐賀之書店の本間悠さんも出演されました。

その上で、本間さんは、以下の提言をしていました。

番組の中では「書店員はAmazonを利用しないのか」や「リアル書店で本を買うのと、ネットで本を買う

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第8回 ほんまる神保町の棚主として

第8回 ほんまる神保町の棚主として

 2024年5月1日(水)渋谷から家路の途に着く電車🚃の中で、メール✉️をチェックしていました。
昨日は、忙しかったので、未読件数は100件を超えていたのですが、いつものようにメールをゴミ箱🗑️に捨てていると、え!【ほんまる】からメールが!
慌てて開くと、なんと!

売れました!

【ほんまる】出品本が購入されました!
というメールに大興奮。

嬉しい☺️
やっぱり本が売れるって嬉しいです。

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第7回 ほんまる神保町の棚主として

第7回 ほんまる神保町の棚主として

 2024年(令和6年)5月1日(水)朝から雨が降っています☔️

今日は、羽鳥慎一モーニングショーで、ほんまる神保町が紹介されます。

朝8時から放送ですが、何時頃に「ほんまる」が紹介されるのか、わかりません。
じっとテレビの前で、今か今かと待っていました📺

すると、9時31分、司会の羽鳥慎一が「新しいスタイルの書店が神保町に誕生しました」と話すと、

今村翔吾さんの映像が流れ始めました。

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第5回 ほんまる神保町の棚主として

第5回 ほんまる神保町の棚主として

 2024年(令和6年)4月27日(土)の朝が来ました。この日は、ほんまる神保町がオープンする日です。

6時52分、朝一番の讀賣新聞で報道がありました。

うおおー
「これから『ほんまる』を47都道府県に広げていきたい」
すごい大きな話になってるぞ!

この日、オープニングセレモニーとして、テープカットがあります。このセレモニーに参加申し込みをしましたが、

見事に落選しました😭😭😭

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第6回 ほんまる神保町の棚主として

第6回 ほんまる神保町の棚主として

 2024年(令和6年)4月27日、ほんまる神保町のオープン日、11時30分〜のオープニングセレモニー(テープカット✂️)を終え、日販オチャノバでの開店イベント(佐藤可士和✖️今村翔吾トークセッション)に参加して、僕は再び、ほんまる神保町へ向かいました。

僕のバックの中には、イベントのお土産の紙袋が入っています。

そして、その紙袋の中には封筒があり、なんと中身は、ほんまるの商品券でした。
これ

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