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アート・建築

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美術展や建築を巡った記録
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2024年5月の記事一覧

文学から富山に触れる場所:高志の国 文学館

文学から富山に触れる場所:高志の国 文学館

こんにちは

GWに岐阜から富山のルートで回った建築探訪。

伝統的な地域のお話が続いたので、
今回は巡ったうちの一つ、現代建築を訪ねたお話をしていこうと思います。

訪ねた先は富山県富山市にある「高志の国文学館」という公共施設。
そこは存在感が際立つ建築とはまた違った、周囲の環境に溶け込んでいるような建築でした。

それでは、
少しの時間、お付き合いいただけると嬉しいです。

|高志の国文学館と

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うだつと和紙のまちを歩く:美濃 うだつの上がる町並み

うだつと和紙のまちを歩く:美濃 うだつの上がる町並み

こんにちは

ちょっとお尋ねしますが、
「うだつが上がらない」という言葉
どこかで聞いたことありませんか?

ボクもなんとなく聞いたことはあるのですが、その意味まではわからないなぁ、です。

で、その意味をたどっていくと「出世できない」「状態が今ひとつ良くない」「見栄えがしない」といった慣用句とされています。

余談はここまでとして、、

今回はそんな「うだつ」にまつわる地域、
岐阜県美濃市を訪ね

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水の音に包まれた「まち」:郡上八幡

水の音に包まれた「まち」:郡上八幡

こんにちは

GWが終えて数日が経ちました。
皆さんはどのような連休を過ごしたのでしょうか?

ボクは連休を利用して、
岐阜県~富山県のルートで各々の地域にある古い町並みや建築に触れてきました。

そこで今回はその内の一つ、岐阜県郡上市を訪ねたお話をしていこうと思います。

日々の隙間にのぞいてもらえたら嬉しいです。

|郡上八幡と水

今回訪ねたのは郡上市の郡上八幡エリア。

2年ほど前に初めて

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農村の民家を味わってみよう:難波田城公園

農村の民家を味わってみよう:難波田城公園

こんにちは

突然ですが、
「農村の家」というと皆さんはどのようなイメージが浮かぶでしょうか?

たぶん、
外観は茅葺屋根で、中に入ると土間や囲炉裏があって、畳や板敷の部屋になっていて、というようにいわゆる、古民家、と言われる家が連想されるのではないではないかと思います。

まさに、ボクたちが思い浮かべるような日本的な農村民家が移築されている場所があります。

そこで今回は、
そんな日本的な古民家

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