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消雲堂
2021年6月30日 00:56
僕の母の旧姓は「茂庭(もにわ)」なのです。岩手県一関市の山奥の神社の神主の家に生まれたんです。茂庭の元は、福島県にある飯坂温泉の奥にある伊達郡茂庭地域が源です。斎藤実盛(現在の埼玉県熊谷を本拠とした)の近親であるという山城国愛宕郡八瀬(現在の京都府)に住んでいた斎藤行元を初代としています。僕の父は3回結婚していて、2回目の結婚(僕には腹違いの姉がいます。会ったことはありません)の際に飯坂温泉で
2021年6月21日 00:16
故・谷口ジローさんの名作「歩く人」(完全版)を購入しました。現在NHKのEテレで毎月末に放送中の同名ドラマの原作です。これまで未読作品です。僕がジローさんの作品で読んだことがあるのは「事件屋稼業」「孤独のグルメ」「父の暦」「犬を飼う」「漱石の時代」「散歩もの」「センセイの鞄」「猟犬探偵」ぐらいです。その前に…。この本、変っています。僕の知らない製本技術のようです。amazonの本書評価
2021年6月20日 01:30
1.福島県猪苗代町に住む堤東子(つつみさきこ)は、会津若松の青龍高校に通う女子高生だ。生まれつき右目が見えないのだが、ある状態に達すると視力が回復して見えるようになる。ある状態というのは、何らかの要因による精神的高揚の極限とか、そういった類いの精神状態のようである。そして見えるものは目の前の情景だけではない。一般的にそれは「霊」だと思われるのだが、確たる霊を見たことがない東子には、それが何者で
2021年6月14日 00:17
4月6日コミケのような大規模即売会に、ガラクタを出品。吉高由里子が手伝ってくれている。小さなプラモは展示する際に壊れたりして大騒ぎしていると、そのうちに吉高目当てにメガネのヲタク青年が近づいて来る。吉高は「女の子のフィギュアが500万円だよ」と言うと、ヲタクが戸惑いながらも買う気になっている。彼女は、ヲタクを触ったり、そっとこずいたりしながら、喜ばせて買う気にさせている。 6月5日ドラマ「
2021年6月13日 00:20
僕は怪奇映画が好きです。80年代にホラー映画と呼ばれ始めた頃から、純粋な怪奇な映画から、荒唐無稽な作品群に変化していくんです。まず70年代には「エクソシスト」(ウィリアム・フリードキン)、「悪魔のいけにえ」(トビー・フーパー)、「ゾンビ」(ジョージ・A・ロメロ)、「キャリー」(ブライアン・デ・パルマ)、「ハロウィン」(ジョン・カーペンター)、「サスペリア」(ダリオ・アルジェント)、「オーメン」
2021年6月9日 00:17
1.いまだに悪魔祓いなんてアナクロテーマとしたホラー映画とかドラマは、たくさんあるけれど、「半地下の家族」に特別出演したパク・ソジュン主演の「ディヴァインフューリー」は、力作でしたね。宿敵ウド・ファンとの戦いは見ものでした。それより少し前に観た「メタモルフォーゼ/変身」は、観るのが辛かった。「救いようのない結末を迎える」映画やドラマが多い韓国作品としては、そのものズバリの救いようのない映画でし
2021年6月3日 09:53
40代後半で後先考えずにマンションを買って、その11階に住んでいた時の話です。部屋には幕張側と筑波山側に2つのベランダがあって、非常に眺めがよかったです。特に素晴らしかったのは玄関側から見た冨士山とスカイツリーでした。毎日三脚を立ててレリーズ撮影していました。さて、ベランダです。幕張側のベランダにはプランターでゴールドクレストやトネリコなどいろいろな植物を育てていました。そこを物干し場とし
2021年6月1日 17:31
2日後…。「原田、近藤さんの部屋まで一緒に来てくれ」「は…」どういった風の吹き回しだろう…と思いながら土方のあとについていく。近藤の部屋の前まで来ると「近藤さん、ちょいといいかい」と土方が声をかけた。「歳三か、どうした。ああ、原田も一緒か、ふたりとも入りな」と手招きした。土方が先に部屋に入って近藤の前に座りながら「ふう」とため息をついた。「どうした」「あの幽霊のことさ」「常陸で殺
2021年6月1日 01:10
1.17年前になるだろうか。今よりもっともっとオンボロなアパートに住んでいた頃、僕は私鉄K駅前にあったコンビニの中で雑誌を買おうとして雑誌コーナーにいた。すると小学生だと思うが雑誌コーナーにじっと蹲っていた。驚いた。「病気なのか?ならば救急車を呼ばなくちゃ・・・」と思って、少年に近づいて、よく見ると、半ズボンを膝まで下ろした状態で右手が動いている。すぐに状況が飲み込めた。成人雑誌を見ながら自慰