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狡猾は先天、我儘は後天
たくさんの子どもを見てきていつも思うことがある。
それは・・・
狡さというものは、教えて身に付くものではないということ。
よくぞ、そこまで自分に都合の良い引水ができるね、
と開いた口が塞がらない人が居るものだ。
これが、“人”ならまだましだが、“子”であるとぞっとする。
中には、“子どものうちからそんな発想ができるものよ”と
呆れかえってしまう子もいる。
それに比べたら、
現象面では似ているが
間違いだらけの、中入試Vol.2 -本当の「塾」ってこんなとこ-
私は2000年から2015年まで自塾を開いておりましたが、諸事情あっていったん閉鎖しました(倒産ではなく(^^;)
その期間に来てくれていた子ども達は、全員私立中学に進学しました。
卒業後、東大や京大、医学部、農学部、法学部に進んだ子も少なくありません。
他塾の併用などありませんでした。(こっそり家庭教師はあったかもしれませんがw)
私の考える、本来の意味での「塾」でした。
集っているの
間違いだらけの中入試Vol.1 -中学受験は何年生から?-
タイトル通りの内容が山盛りあるので、小分けにして書いていきます。まずは1回目。どこからやっつけましょうか…
その前に、まずここに書くことは京阪神地区限定です。首都圏でも似通ったことがあるのでしょうが、肝心の学校の民度は、あちらが圧倒的に高いということをあげておきます。
で、関西地区の模様…。
まず一番最初に上げるべきは、早くから「させ過ぎ」というか「早過ぎ」ます。いわゆる大手塾の最難関クラス
子どもを“受験バカ”にするな#2 ~一発で決めろ~
受験生の母親からよくこういうセリフを聞く。
『先生、うちの子は試験では間違っても家に帰ってやれば全部解けるんですよ!』
はい?だから?
それは残念ながら試験では何の役にも立たない言い訳です。
試験は決められた日程までに、決められた範囲(結構、反則を犯す学校もありますが)から出された問題を、決められた制限時間の中でどれだけ正答するかという競争です。ですから残酷な言い方だったかもしれませんが、
私のフィールドからみた景色
中学受験と関わってもう35年以上の月日が経ちます。実に様々な受験や子育て、親子関係、学校を見てきました。
還暦などもうとっくの昔に越えた自分ですが、ここ数年、特にコロナ禍になってしまってから、「やはり沈黙していてはいけない」と強く思うようになりました。
それは何か?
たくさんあるのですが…。子ども達に絞って言えば、真っ当な日本人としての教育がなされていないということが最も心配なことです。そし
テキスト、おもんない
国語の授業をしていて、子どもが泣いたことが昔はたびたびあった。
今はそんな悠長なことしている時間はないんです!
え?なんでですか?
文章読んで感動する時間、ないんですか?
ある大手塾の国語を見た。
なんか…小賢しい問題。取り上げた本文がまた、おもんないことこの上ない。
しかも設問が意地悪。
国語嫌いになってほしいんか?と作成者に聞きたい。
そんなとこ、もう辞めますか?とお母さんに言