間違いだらけの中入試Vol.1 -中学受験は何年生から?-

タイトル通りの内容が山盛りあるので、小分けにして書いていきます。まずは1回目。どこからやっつけましょうか…

その前に、まずここに書くことは京阪神地区限定です。首都圏でも似通ったことがあるのでしょうが、肝心の学校の民度は、あちらが圧倒的に高いということをあげておきます。

で、関西地区の模様…。

まず一番最初に上げるべきは、早くから「させ過ぎ」というか「早過ぎ」ます。いわゆる大手塾の最難関クラスは今や小1から開講されています。そういうクラスに入る子はお受験組も多いはずです。すると少なく見積もって小6卒業時には9年間の塾通いを経ていることになります。

司法試験や医師国家試験よりも長期間。しかも難関です(;^_^A

そんなあほな!

受験を終えた子どもは勉強に完全に疲弊しています。能力が元々高いので、何とか持っていますが…。
そして、やっと入った中学から、また「次の受験を!」と煽られるのです。心身を鍛える?
文武両道?
とんでもない。きれいごとです。

難関校の授業よりも進度が速くて難しい塾(予備校)に行く毎日…。
親御さん、これ、ご自分はできますか?

こういう環境に慣れてしまった子が、いったん足を踏み外すととんでもないことになります。

受験勉強は2年が最適です。どうしてもというのなら、ゆるく4年生でやって、5年(後半)から本格化…で行くべきです。

「間に合う」のではなくそれが「最適」で「最長」です。それ以上やらせると「ダメージ」が残ります。

何を暢気な!思う人が多いでしょう。
でも、いま、子ども達に静かに起こっている現象を憂うるべきです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?