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表面で決めつけるのは危険

ヌートバー

WBCで大活躍した
侍ジャパンのリードオフマンと呼ばれている方

国籍はアメリカやけど
母親が日本人
なので
日本代表として2023年の『WBC』へ出場したんですよね

で、
アメリカ🇺🇸を敵に
日本人チームとして迎える決勝なんてのは
まるでアニメや漫画のような話でしたよね(笑)
ほんますごいドラマ

まるでラスト・サムライの映画のような展開でしたね

アメリカ生まれの侍ジャパン第1号って事で話題も強かった

ミドルネームの『タツジ』は母方の祖父に由来してるようで
みんなから[たっちゃん] と呼ばれ
たっちゃんTシャツを着る事で
チームの一致団結に貢献したようですね

母親の影響で、幼少期は大の甲子園ファンやそうです

そんな彼は
陽気で明るくて
いつも笑顔で
片言で
ほんでイケメンで
しかも
もちろんPLAYもプロフェッショナルで

完璧のように見られてました

が、
Amazonプライムのドキュメンタリーでは
彼がどれだけの重圧やプレッシャーと戦っていたのかが映されていました

やはり日本語は分からないし
通訳は必須の状態で
日本のノリや文化も分からず

もちろんチームは最初から
たっちゃん
と呼んだりして歓迎し

大谷翔平&ダルビッシュ有
というメジャーからのリーダーが
それこそ毎回毎度のように
彼とコミュニケーションを取りに行き
日本のノリやら文化やらを
伝えてたそうです

 ヌートバー選手も
その過程で
緊張がぬけたり
安心した心境を語っています

が。

やはりそれでも
安心する舞台ではありません

もちろん結果主義ですし
あの場に立ちたいと願うプロ野球選手も
涙を流し日本代表に選ばれなかった選手も
怪我やらで立てなかった選手も
山のようにいる
あの舞台に立つというプレッシャー

もしこれで
大失敗ならば
栗山監督も
相当な批判をされる事は覚悟の上で
それでもヌートバーを信用した

と語ってます

そう
結果的には結果をだしたヌートバーやからこそ
今はみんな拍手喝采で
人気有名人ですが
全く結果を出さなかった場合は
真逆の評価をされていた可能性すらあるんですね

あいつなんか選択したから
負けたんや!
せっかく大谷翔平もダルビッシュ有もいながら
なんで負けるねん!

とバッシングを受けてた可能性も
充分にあるでしょう

ヌートバー選手の
そのプレッシャーやら重圧は
 想像することもできません

しかし
そんな中でも彼は
大会でチームと初対面から
親善試合から
常に明るく笑顔で楽しそうにふるまっています


当時の動画で見ても
そのように
明るい笑顔でノリの良いアメリカ人
に見えます


その実は
日本の文化やノリが分からなかったという事実
そして常に感じていた様々なプレッシャー

その上で
あのようにふるまっていたという
人間力も素晴らしいと感じました

やはり
スポーツってのは
確かに結果主義で
実力世界です

が、
やはりやってるのは機械ではなく
人間。

やはり人間なのですね

実力があって結果を出せば
OKじゃない世界である事が
再確認できました

そして同時に
これは別にWBCの舞台やから
と分断して見聞きする話ではありません

例えば
我々の生活でも
表面的には
明るくて、元気で、陽気である人でも
決して
そのまんま受け取って
レッテルを貼るのは危険
と言うことです

本当の
心の内では
何を考えてて
何と戦ってるかは
我々には分からないのです

他人があなたの事を分からないのと同じく
我々も他人の事は

やっぱり分からない

のです

でも
やからこそ良いんですよ

分かったと思ってはいけません
あの人はポジティブやから
じゃありません
あの人はいいよないつも明るくて
じゃありません

本当は分からないでしょう??

 人間ってのは
 言っても人間なのです

僕も
こんな淡々と記事を書き続けていますが
人間は人間なんですよ

みなさんもね

弱くもある
喜怒哀楽もちゃんとある
そこまで強くはない

みんな実際はそうなんですよ

やから
表面的な事で
決めつけちゃいけません

ほんとに
表面で決めちゃいけないんです

覚悟の上で
明るくしてる人間もいます

我々は人間です

相手の気持ちを類推しながら
コミュニケーションをとるのが
人間のコミュニケーションと信じてます

やはり他人の事はわからない
我々は常に相手の気持ちを類推しないといけない

やからこそ
人間社会は美しい








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