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99.9%は賢くはない

明の初代皇帝「朱元璋」
3日連続で朱元璋の支配テクニックを紹介してます(笑)
興味のある方は、2日前の記事から読んでみてください。

さて、マスを支配するテクニックとして今日は

①<魚鱗図冊>ぎょりんずさつ
を紹介。土地の把握です
租税を課するための土地台帳の事です。土地関係の訴訟にも用いられました。
まあつまりは、中央集権型ってやつです。
言い換えると<権力を集中させる>で
具体的に言えば<税金を集める場所>って事です
現在の日本も中央集権ですよね。
法務局がどの土地が誰のモノで、誰が商売しているか等含めてすべて把握されてますね。
それにより固定資産税等をしっかり徴収するぜよ。
これだけの土地で商売してんねんから、これくらい払えるよね??
あれっすあれ。

あとは、これとセットで

②<賦役黄冊>ふえきこうさつ
戸籍の事です。次は人間の数の把握です。
子供の数がどれだけいるか?をすべて把握して、
税金もしかり、兵役もしかり、すべて明のために捧げさせるために使用します。

これによって朱元璋はマスの土地も人もすべてを把握して、
税金や兵役から一人たりとも逃がさないプラットフォームを完成させていきます。
それに加えて、昨日の記事で紹介した<朱子学(儒教)>というプロパガンダによってマスは上を敬う事が全てであると洗脳する事に成功しているので、疑う事なく反乱も起こさず、見事に支配されてしまうのでした(⌒∇⌒)

飛鳥~奈良時代にかけての「公地公民」みたいなもんすね。
あれの完全版と言いますか、盤石にしていった形になります。
前に記事でも記載しましたが、
基本的にこの時代付近ってのは
人間も土地も<お上>のモノなのですよ
公地公民なんて言葉のまんまですしね(笑)

世襲制度の仕組みを見事にシステム化に成功させていった人物
朱元璋。または洪武帝。
一世一元の制も
六諭(上を敬うという思考操作)も
魚鱗図冊も
賦役黄冊も
すべて今の日本にも関係のある<統治構造>
<プラットフォーム>です。
これを14世紀の後半に創造するという事が、どれだけ怪物的なのか
この3日で伝わったらうれしいと考えます。

ま~いつも言いますが
の世の中ってのは
実は0.1%くらいの天才がプラットフォーム(土台となるシステム)を創造していて
残りの99.9%の人間は別になんて事ないというのが僕の思想です。

これは否定的に捉えないでください。
何が言いたいかって、
僕らの99.9%の人間には、能力にそこまでの差はないので
「バカにされた」とか「卑下された」とか「見下された」とか
そんな事で悩まないでください(⌒∇⌒)
辛くならないでください(⌒∇⌒)
基本的にみんなアホですし、知能もそこそこですし、大した事もないのです。

最近の0.1%の天才と言えば、「スティーブ・ジョブズ」じゃないかな?
スマホを創ってしまう0.1%の魔術師がいるだけで
残りの99.9%はそれに群がる小魚みないなものでね。

やからね、考えすぎているみなさん
精神なんて病んでる場合じゃありまへんで!!
世界を見れば、ほとんどの人間は大した事はないのです。
僕も、あなたもね(';')

やからもう少し、楽に生きましょう(⌒∇⌒)

バカにされてもOK! バカなので!
見下されてもOK! 最下層なので!

僕にとって賢い人の定義は

<世界のプラットフォームを変えてしまう人>


だけです。
インターネットが世界の仕組みを変えたようにね!!

つまり、3日かけて紹介した「朱元璋」(光武帝)もその1人です。
結局は14世紀の天才の創造した仕組みを
パクってるだけなんですよ。
この令和になっても、その仕組みにすがっているだけです( ´∀` )

自分の事を賢いなんて誤解しているから、バカにされてつらいんですよ・・

まずは賢い人の定義が、「世界の仕組みを変えられる人」と思ってたらどうすかね??

そうすりゃ、だれもがそこまでの能力者じゃない事が分かってきますよ(⌒∇⌒)

怪物的天才は0.1%しかいません。
99.9%の凡人である我々は、楽し~~く生きりゃあええんです(⌒∇⌒)









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