見出し画像

鬱の時期だった4年間お話。

こんばんは。琴音です。
今日も仕事に行ってきました。局地的に雨が降るんじゃないかと思って、傘を持って家を出たのに帰りに職場に傘を忘れていきました。明日の朝、雨降りませんように。。。

さて、今回はうつ病の私がここまで元気になって安定している、「鬱脱却」となった道のりについてお話しようと思います。
ずっと話したかったのですが、案の定書く時間がなく、やっと書く時間ができました。
よかったら最後まで読んでくださると嬉しいです。

1、初診


図1

 2019年の6月、私が大学1年生の時に初めてメンタルクリニックを受診しました。受診した理由はまた後日投稿しようと思いますが、簡単にお伝えすると「高校時代の家庭環境の悪化」です。当時は「パニック障害」と診断されました。今考えると、動悸や息苦しさがあったからかなと思います。
 その後、自傷をするようになりました。この時はコロナで大学がオンライン授業となり、外出規制で外にも気軽に出かけることが出来ず、鬱々とした気持ちが続いていました。きっかけは、闘病垢で自傷というものを知ったからです。
 2021年3月。20歳の誕生日に障害年金と障害者手帳を取得するために診断書を書いてもらったときに「うつ病」と診断されました。ちなみにこの間に「社交不安障害」「愛着障害」なども診断されていました。
 そしてこの2021年の3月31日、大学中退となりました。理由は、オンライン授業でレポート課題が増えたことによる負担・オンライン授業(&コロナ)がいつまで続くのかが分からなかったからです。そして不幸なことに同日にバイト先の喫茶店が倒産しました。当日に「今日で倒産です」と言われ給料未払いのまま会社は逃げていきました。(後日、労基に相談し解決済です。)
 4月。急に無職となった私は「社会に属していない」という不安や焦りなどから、過量服薬をして救命救急病棟に入院しました。1泊で10万でした。親には申し訳ないことをしたと今では思います。

2、初めての精神科入院


図2

 2021年8月に初めて精神科の閉鎖病棟に入院しました。これをきっかけに(通っていたメンクリは入院施設がないので)、入院先に転院しました。この日から今もずっと同じ主治医・心理士にお世話になっています。
当時入院したきっかけはODがやめられなかったからです。また、実家暮らしで家族とうまくいかず(家族は悪くないのですが)、一度休息のためにも約3ヶ月入院しました。
 同じ年の11月に本格的な一人暮らしを始めました。実はこの一人暮らしの前にも2回、家族と距離を取るために一人暮らしをしていたのですが、実家から徒歩5分圏内だったので意味がなかったのです。入院の外泊の際に家族と不動産屋へ行き、契約しました。退院してバイトを再開し、年金とバイト代で一人暮らしがスタートしました。
 2022年2月に精神科保護室・閉鎖病棟に入院しました。この年の1月から体調を大きく崩し、気分の上がり下がりが過去最大でした。自傷はもちろん、企図もしました。入院の際は「躁うつ病」の疑いということでした。何もない環境で気分はどうなるのかを観察するために、保護室となりました。この入院は1ヶ月半くらい続きました。この入院が最後の入院となりました。
退院の際に「境界性パーソナリティ障害(BPD)」と診断されました。
 4月〜7月。2月の入院で出会った統合失調症の患者と付き合ったことで、BPDが悪化しました。これも別投稿で詳しく書きたいと思っていますが、簡単に伝えると「洗脳」されました。6月に1度障害者雇用で契約社員になるも1週間で退社し、夜職をしていました。(これも当時の彼氏の影響です。)この時期も自傷はしていました。

3、希望が見えてきた


図3

 2022年の8月。7月後半に付き合い始めた新しい彼氏の協力もあって、「弁証法的行動療法(DBT)」を独学で始めました。勉強はもともと好きだったので、真面目に勉強できました。
 11月。現在の職場である公務員に合格して働き始めました。しかし体調はイマイチで早退し続けてしまって人事課に怒られてしまいました。12月に、7月から付き合っていた彼氏と別れました。これに関しては去年のクリスマスら辺に投稿してあるのでよかったらそちらを読んでください。別れたことで、「絶対病気治す」とさらに強く思うようになりました。
 2023年2月。人事課に怒られたことによるプレッシャーで1ヶ月ほど休職することになりました。休職中も生活リズムを整えていたので、眠剤がなくなりました。
 2023年4月。復職し、元気になりました。抗うつ薬が半減しました。5月に体調を1度崩しましたが、しっかり自力で切り替えることが出来ました。今の所、抗うつ薬減薬による影響はありません。
 そして現在に至ります。

長かったようであっという間だった4年間。

正直鬱期の時は「いつまでこの鬱は続くんだろう」って思っていましたが、今は「あっという間だったな」と感じています。鬱期のことは正直鮮明には覚えていません。
よく周りに言われるのは、「元気になってから顔つきが全然違う」です。活気があって笑顔が可愛いと言われます。本当に嬉しいです。

私にはまだまだ改善の余地があると思います。精神疾患になってから、メンタルが強くなった気がします。そして鬱脱却してから考え方が大人になりました。
私は精神疾患になって後悔していません。精神疾患にならなければ、ほんの些細な出来事でも落ち込んでしまっていたかもしれないけれど、鬱があったからこそ「こんなの朝飯前だ」と思うようになりました。鬱ほど辛いものはないからです。

今、鬱で戦っている人も、必ず「治す努力と行動」を」すれば、必ず報われて少しだけ元気になります。だから、少しでも希望を持って欲しいな。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
2000字以上も書いちゃった!!笑

琴音

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?