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彼の事業を手伝いながら一緒にすごした普通の日々。そんな日常がかけがえのない日々だとしみじみ思うのは、彼が亡くなったから。
日常の中には共に当たり前に老後を過ごす平凡な夢に溢れてい…
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私は海辺で暮らしていた
彼が逝ってひと月後から、自分の中をココに書き出してきた。2ヶ月かかってわかったのは、私達は共に相手の子どもを愛おしみつつ、いつか一緒になるだろうと今後の20年、30年を楽しく笑って語り合っていたこと。
一緒になってないからスタートラインに立てたのか、その手前だったのか。ポジティブに捉えればスタートして15年経っていたのか定かではないけれど、私は心から信頼して尊敬する人と海辺で暮らしていた。
死
ファンヒーターが修理不能
もう5~6年前になるだろうか?長野のこの部屋の床を短期で格安に一気に彼が張り替えた。
その時、部屋の隅のファンヒーターの下になるカーペットを彼は切らずに折り返して作業を終えた。家主のクセにやって貰っている身なので私は不満を我慢していたが、内心はプンプンしていた。
そして今日、ガス屋さんが修理に見えて諦めた。今、壁に付けるFF式は10万からするそうだ。移動式だと約半値.…そこに取付費用と壁の穴埋め