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英国の子育て

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子どもの想像力は実は乏しい

子どもの想像力は実は乏しい

子どもは想像力が豊かだ

よく言われます。

大人が想像もつかないことをするからすごい!とも。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

まっさらな状態で生まれ、成長していく子どもは実は想像力なんてないのです。過去の経験からの蓄積が乏しく、未知のものに遭遇することの方が多いのが子ども。わからないから突拍子もないことができるのです。

大人は経験に基づいた行動できますしや知識によって予測がたてられます

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無知はリスクが高まる

無知はリスクが高まる

一生懸命子育てしても

無知でなんとなくこれがいいかも?

で子どもに教育を与えるリスク

ということをお考えになったことはありますか?

知識だけでもだめですが

○○の先生

というのが正しい知識をもったひとなのかわからず、間違ったことを教えられてそれがスタンダードになってしまうことは悲劇です。

そのためにはある程度自分で学ぶことも大事なのです。せっかくお金と時間と体力を使って人生の基礎を作

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非認知能力・・・何を今さら

非認知能力・・・何を今さら

非認知能力という言葉の定義として目にするのは目新しいかもしれませんが、それをいかにも最新の教育ですとうたい、高額な月謝をとるのはいかがなものかと。

正直

何を今さら

なのです。

自分を好きになること、他人を思いやる心、最後までがんばれること、必要なときに我慢ができること

なんて昔から言われてきたことですよね。

モンテッソーリも非認知能力についても元々の研究は貧困層やディスアドバンテージ

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非認知能力や認知能力を高めるのは家庭での意識が一番重要

非認知能力や認知能力を高めるのは家庭での意識が一番重要

非認知能力を高めよう

幼児系の教室で、まるでスローガンのような使われ方で見かけるようになりました。

しかし、一番重要なのは家庭での保護者の考え方なのです。

例えば

A  ただ散歩をする親子

B  このお花はなんだろう?あとで調べてみようかと目に入ったものに関心を示して、あとで一緒に探し物クイズをするように図鑑をみて楽しむ親子

C  Bの行為から更に発展させて、これまで得ていた知識と繋げ

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世界に通じる英語教育とは

世界に通じる英語教育とは

音声学(発話)を専門にしつつ、必要に応じて言語学を学んできました。加えて、7ヵ国に長期滞在(内、英国では出産、少しだけ子育ても経験し、帰国)した経験から言いますと・・・

英語には発音には横だけでなく、縦の広がりがあり、それらが如実に生活に関わってくるということです

日本では発音に関しては横の広がりは見られますが、縦があるのは言葉使いがほとんどです。

ここでいう横とは地域差のことです。

その

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玩具の選択

玩具の選択

玩具売り場へ行くと魅力的な玩具がたくさん並んでいます。しかし、玩具はたくさんは必要ありません。本当に必要なものを厳選して選んでほしいなと思っております。

玩具選びのコツとして想像力が働くものを選ぶことがあります。最たる例が、積み木です。

完成された玩具よりも、余白のある玩具、使い道がたくさんある玩具を選択なさることをオススメします。

また、厳選して選ぶからこそ、材料には拘りたいもの。国産の木

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英国と日本の子育ての違い2

英国と日本の子育ての違い2

ヘルスビジターからの衝撃的な発言は続きます。

生後20日目。

「そういえば近くの子どもセンターで毎週金曜日に無料のリトミックがあるわよ。貴方もママ友ができるかもしれないし・・・連れていってみたら?」

「・・・え?この子は新生児ですけれど、連れていって良いのですか?」

「ノープロブレム!発育も問題ないし、何しろ  もう  20日経過してるもの」

・・・と、言うわけで生後3週間で30人くらい

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英国と日本の子育ての違い

英国と日本の子育ての違い

今回はプライベートな話題です。

私には子どもがおります。日本人夫婦ですが、主人の仕事の都合で英国に居たタイミングで、出産となりました。

日本で生まれ育った私にとって、英国スタイルは妊娠期間中からしてカルチャーショックそのものでした(もし、英国での出産ストーリーがお知りになりたい!という方がいらっしゃいましたら、ご一報ください)。結果として、素晴らしく安産で迎えられました。

1泊2日で退院でし

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