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石川真理子
2024年1月30日 08:38
流れが速い時ほどゆったり構えてください呼吸を深くハラに落とすようにして焦点はあえて遠くに置きます。遠山の目付といって1メートル以上先を見るのです。すると視野が広がって不思議と心が落ち着きます。この状態を常に保てば急変にも驚くことなく平易な意識で対応できるのです。あとは、執着しないこと。去る者は追わず来るものは拒まず流れが速い時はこのあり方をさらに強化して堰き止めないよ
2023年12月28日 08:30
暮れにやっておきたいことのひとつに御礼参りがあります。この一年お守りくださった神さまにありがとうを伝えるのです。年末は忙しいのでうっかりすると忘れてしまいますが初詣と御礼参りは本来ひとつのものなのです。御礼参りの際にお札やお守りなどをお納めして新しい歳にお祀りするお札をいただくようにしましょう。そうすることで過ぎゆく一年と新たな一年を結ぶことができます。節目は結ばれ
2023年11月30日 08:30
稲佐の浜から上られた神々は無事に会議を終えられてまもなくそれぞれの場へとお帰りになるところです。神さまがたは、私たちのご縁をどのように話し合われたのでしょう。ご縁とは人だけでなく仕事や土地や物などあらゆるご縁のことだと私は思っています。神さま方が結論を出すにはその判断材料が必要なはずです。仏教ではそれを因果とか因縁とかいいますがやはり神さま方も、そうしたことを考えておら
2023年11月18日 08:38
「想い」は目に見えないもののなかでも最大級のエネルギーであり波動です。このことを私たちはわかっているようでわからないつい忘れてしまいます。もし本当にわかっていたら本気で自分の想いに対する鍛錬をかなり真剣にすることでしょう。想いは「ふと」出てくるもの気づいたらもう浮上しています。それが善き想いならいいのですがそうでないこともよくあります。となれば、その出所を鍛錬しできる限り
2023年11月9日 08:36
行き詰まったと感じる時は焦りと恐れで視野が狭くなりがちです。目先のことに飛びついてしまうのはそのためでしょう。飛びつくのとその時できることをするのとでは似ているようでいて違います。後者は遥かな先に焦点を当てそこから目の前の一点を導き出します。俯瞰せざるを得ないため広い視野に立つことができます。道をひらくには目の前の一歩を積み重ねていくそれが一番の近道です。遥かな先にある
2023年8月5日 08:30
武士の娘だった祖母からは生きる上で大切なことを教わりましたがどれもシンプルなものばかりでした。たとえば表情。「いつでも佳いお顔でおりなさい」そう諭す祖母は貫禄の中にも優しみが溢れていました。ふくれつらをしていてはいやなことがまた起きるつまらないからと言ってつまらない顔をしていればいつまで経ってもつまらないことが続いてゆくだけこんなに簡単な教えですが今も現在進行形で深い気
2023年7月30日 08:37
神さまは夥しいメッセージを示しています。それはもう、ありとあらゆるものありとあらゆることとなって現れています。ただ、メッセージだと気づいていないだけなのです。気づくためには霊性を高めていくほかありませんがそのためにはまず意識を高めていくことでしょう。たとえば今、世界中で大規模な自然災害が起きています。なぜ、そうなったのか、自分にできることは何かこういう視点を持つことが、意識を高め
2023年7月27日 08:30
楽しくしていると楽しいことが起きて、ますます楽しくなっていく。量子物理学によってほぼ実証されるようになってきました。でも実際は、街を歩けば不機嫌が顔は珍しくありません。ストレスを抱え、悩みがあるのに楽しいわけがないし笑えるわけもない、と言ったところでしょう。私はここに神さまのマジックを感じるのです。つまり、それでも、笑えるかどうか。太陽を失った絶体絶命の時神々は笑ってどんち
2023年7月24日 08:30
毎日を本気で生きているかと問われればどうだろう?と首をかしげざるを得ません。「生きていることさえ忘れたまま生きている」それが正直なところと言うべきでしょう。むしろ、「毎日本気です」と堂々と言えるほうがあやしいものだと私は思っています。それくらい私たちは生きていることを実感しないまま生かしていただいているのです。けれど、それでも「いつ死ぬかわからない」ということを心の何処かに置
2023年7月23日 08:34
すべての人があますことなく見えない存在に守られています。こうして生きていることが何よりの証です。どれほど苦しい状況でも守られて与えられているのです。むしろ苦しいことがあったなら「本気で生きてごらん」というメッセージかもしれません。そして、本気で生きようとする人には天はさらなるサポートを与えてくれます。考えてもみてください。いい加減な気持ちで無責任に生きる人と不器用でも一所懸
2023年6月30日 08:30
父と母に感謝する。わかっているようでなかなかできないものです。身近すぎる存在だからでしょう。それで昔から「親孝行したいときには親はなし」などと言われるのです。親は先祖の扉です。母方の先祖と、父方の先祖。その向こうには夥しい先祖が存在します。すべての先祖を把握し、心を込めて感謝するのは難しいというより不可能です。だから、扉である父母に感謝する必要があるのです。父母に感謝すると
2023年6月29日 08:30
私たちは思い込みのなかで生きているといっても過言ではありません。前向きで明るい思い込みなら良いのですがそうでない場合も多分にあるものです。特に否定的なものの見方をついしてしまう時には「これはこういうものだ」という固定観念を抱いていないか観てみると良いでしょう。「当たり前」と片づけないで疑って掛かるのです。むしろ「当たり前」と思っているものをもし、そうでなかったら?と疑問視するだけ
2023年6月28日 08:30
昔を懐かしむことは誰にでもあるものです。過去の苦しみを想い出すこともあるでしょう。想い出すことによって幸福を感じたり成長を感じたりするのはよしとしても今と比べて過去に心が持って行かれたりむしろ苦しみが増してくるのはよくありません。それは今を失っている状態です。意識を過去に飛ばしてしまっているからです。過去に生きることなどできないのに心だけはまるで過去を生きているかのよう。これか
2023年6月27日 08:30
神さまの声はとても小さいです。そして、言葉として耳に届くようなものではありません。象徴として現れます。たとえば、不意に風が起きるとか空に不思議な雲が現れるとか。鳥が飛び立つ、あるいはやってくることもあればコツンと小石が跳ねることも。こうした現象はおしゃべりに夢中になっていたりスマホに気を取られているようでは気づくことがありません。昔から霊場とされる場所では慎みをもって行動する