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生きてゆくために④佳い顔で過ごす

武士の娘だった祖母からは
生きる上で大切なことを教わりましたが
どれもシンプルなものばかりでした。
たとえば表情。
「いつでも佳いお顔でおりなさい」
そう諭す祖母は
貫禄の中にも優しみが溢れていました。
ふくれつらをしていては
いやなことがまた起きる
つまらないからと言って
つまらない顔をしていれば
いつまで経ってもつまらないことが
続いてゆくだけ
こんなに簡単な教えですが
今も現在進行形で深い気づきを
与えてくれています。
根元的な教えは人生と共に熟し
その時々の成長に応じてゆくのでしょう。
佳い出来事を望むなら
佳い顔で過ごす。
幸も不幸も自分次第であることを
つくづく思い知る気持ちです。
いつどんな時でも
明るい佳い顔で過ごす
これを実行する人が半数以上になった時
世界はもっと佳きものと
なるかもしれません。

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