極度の躁状態に陥り、閉鎖病棟へ強制入院を余儀なくされ、そこで経験したことや出会った人々のこと。罹患している「双極性障害Ⅰ型」の≪躁≫と≪うつ≫のわたしの今までの状態記録、”わたし…
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ミュンヒハウゼン症候群の少女
これから、わたしが手がつけられない程のひどい躁状態に陥り、入院を余儀なくされた時に経験したこと、出会った人について語っていきたいと思います。
よく、巷では近親者(母親の子供に対するケースが多いが、配偶者などのケースもある)を病気に仕立て上げ、他人の興味をひきたがる代理ミュンヒハウゼン症候群の方が、取りざたされていますが、
今回は、自分自身に自傷行為を繰り返し、同情を誘う「ミュンヒハウゼン症候群
オオカミ少女はどこへ行く 其の一
さて、前回のミュンヒハウゼン症候群の少女、退院後編です。
入院中に、彼女には個人情報(携番、メアド)を教える気がさらさらなかったのですが、他の子に教えてる時にやってきて、
なんかその流れで、なかば強引に情報をゲットされて
しまいました。
それで、お互いに退院した後に、案の定電話がかかってきて、
「ODしちゃったぁ。どうしよう」
*OD:「オーバードース」の意味で簡単にいうと、
オオカミ少女はどこへ行く 其の三 ファイナル
―あれから約半年後―
わたしは通院のために病院にいました。
通院仲間のYさんと一緒に、診察の順番待ちをしていました。
彼女もミュンヒの子とは知り合いだったので、
「もうミュンヒの子とは絶対に会いたくない」
と以前から宣言していたんです。
それなのに…
Yさんがトイレに行っている間にわたしは中庭のベンチででぼーっとしていると、
しばらくしてYさんが帰ってきて、
「ミュンヒの子ロビー