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#41_感情は思考パターンを変えてしまう

「心のストレッチルーム」前田泰章です。

今回は、「感情は思考パターンを変えてしまう」についてのお話です。

「感情」によって、思考パターンが変わってしまうことがあります。

その変化した「思考」がいっそう「感情」をエスカレートさせることが多くあるのです。

スランプや不安に陥らないためには、この「感情」と「思考」の悪循環を断ち切ることも大切。

「感情」が思考パターンを変える典型的なものが、「二分割思考」と呼ばれるものです。

二分割思考とは、白か黒かにはっきりと分けて、中間のグレーを考えない思考です。

この思考が悪いわけではありませんが、生きづらさを感じているのであれば、修正する必要があるかもしれませんね。

敵でなければ味方と考え、反対に、味方でなければすべてが敵と考えてしまいます。

たとえば、自分の悪口を少し言われただけでも感情的になってしまう人は、感情に支配されて、「あんなに面倒を見てやったのに、あいつは裏切った。あいつは敵だ!」などと考えてしまいます。

テレビのニュース番組を見ていて、コメンテーターが犯罪被害者に対して冷たい言い方をしたのを聞き、

「なんだ、こいつは!被害にあっている人が、こんなにつらく悲しい思いをしているのに・・・」と思うこともあるでしょう。

そういうときに感情に支配されてしまうと、「このコメンテーターの言っていることは、全部おかしい」と考えてしまうことがあります。

そのコメンテーターは、その事件の被害者には厳しい意見を持っていたかもしれませんが、別のテーマでのコメントは、的を射ているものもあるかもしれません。

でも、感情が優先すると、その人が言っている全てのことが間違っているように見えてしまいます。

感情は、そのような思考パターンを引き起こすこともあります。

二分割思考で、相手のことを「敵」だと考えると、ますます相手が嫌いになり、嫌な感情が高まります。

こうして、本来はちょっとした不快感だったのに、それがどんどんエスカレートして悪循環が始まる。

それらの悪循環を断ち切るためにも、考え方をコントロールするテクニックが必要となるのです。
(前田泰章)


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心のストレッチルームHPより

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