#8-1 やっと、諦める、明らめる。《冷却期間・5月前編》
↑前回投稿
このnoteもいよいよ核心に迫ってきた。
「私が私を幸せにする」
「いなくても生きていけるけれど、
いたらもっと楽しい」
「自分の感情をタイミングよく&うまく表現する」
という私らしい望みを大切にしていくべく、
冷却期間で気づいたこと、
変わりたいと決意したこと
について整理していきたいと思う。
✳︎このnoteは、大好きな彼に別れを告げるしかなかったことに後悔した女子大生が、気持ちの整理がついたこのタイミングで振り返りをするnoteです!
1人の人間の恋愛訓を読むような気持ちで読んでいただけるのがベストと思いまーす🙌
変わりたいと強く決意した、5月
2023年5月15日。
たくさんのいろんなものに背中を押された私は、このnote表題になっている写真のように、決意を紙に書いた。
真っ白な紙に、
ボールペンとマーカーペンで
考えていることを全て書き出した。
何を変えるのか。
どんな風に変わりたいのか。
どうやって変わるのか。
改めて見返しても、何度見返しても
強くそう思う意思が、
ここには記されてある。
何度見返しても、意思は変わらない。
ゴールや完成なんてものはなく、
生涯にわたって学び続ける必要があるのかもしれないと、そんな覚悟もしている。
でもそれでいい。
安心はしたいけど、慢心はしたくないから。
危機が来るたびに乗り越えていきたい。
チャンスだと思って掴み取りたい。
そんなふうに感じている。
"かつての私"が泣いて喜ぶような変化
昨年は、自分の環境を大きく揺るがすような辛くて苦しいことがあり、
愛する余裕なんてどこにもないと綴っていた。
そんな私が、たった一年で
「大切なものを愛する力が欲しい」と言うまでになったのだ。
だから私は、私のために
こうやって今回の別れに向き合うことにした。私なりの方法で😌
絶対チャンスだと思うから。
ここを逃したら、
次いつこんなチャンスが巡ってくるかわからないから。
私は、
「愛したい。愛せる人間になりたい。」
と願う私の想いに
応えたいと思っている。
核心に触れる、その時まで。
こう考えはじめたのがきっかけで、
今の、自分の思いに応える6月を迎えているのですが。
このターニングポイントとなったわだかまりへたどり着くまでの間も、
いろんなことに考えめぐらせておりました。
倦怠期が乗り越えられない?
別れた当時、1番悔いていたのは
「どうして本音で話すことを恐れてしまったんだろう」
ということでした。
本音で話すことを恐れるなんて、大好きな彼を信じていないみたいでものすごく嫌だった。
一体なにが
私の本音の歯止めになっていたのか。
まず思い当たったのが「倦怠期」でした。
高校時代に別れた人との話になるのですが、当時、彼と別れたのは「倦怠期を乗り越えられなかったからだ」と思い、若干倦怠期に対するトラウマ意識がありました。
今回の相手との交際でも、「倦怠期をいかに乗り越えるか」みたいなのが個人的なミッションだったのですが、やはり乗り越えられなかったな…と。個人的な感想ですが。
「相手が悪かったんだよ!」
「次々!」
と言われれば簡単な話ですが、
私の直感は違うわけです。
恋は真面目にしてはいけませんが、
真剣にはしてきたつもりです。
相手のことは真剣に想ってた。
それは、これまでのどの相手についても。
今回も真剣に向き合っていたからこそ、
涙が止まらない夜もあったし、
変わりたいと思えたわけです。
なので、
今度こそちょっと倦怠期を乗り越えられるようになんないと、マジで同じことを繰り返す、と本気で焦ったわけです。
だって、あんなに楽しいことも嬉しいことも一緒に経験してきたのに。倦怠期で全部おじゃんになるなんて納得いかん😤
てなわけで色々調べたわけですが…
倦怠期の“罠”
まず、人間関係には四季があります。
それはどんな人間関係にも。
友達だろうが家族だろうが仕事先の人であろうが、もちろん恋人であろうが、
ずーーーーーーーーーーっと同じ温度感でいることって、そうそうないです。
フィーリングもあって信頼している友だちがもしいるのなら、思い出してみてください。
過ごせば過ごすほど、
その人がもついろんな"テンション感"
を知ることになったのではないでしょうか?
なのでまず、人間関係には波があるし、
恋人同士でもラブラブな時期とそうでない時期とを繰り返すのだと。
そう飲み込むのが大切。
しかし、それはわかっている🤯
私は結構現実を見て恋愛をするタイプだと思っている。それは周りからの定評もある。
問題はその時期の乗り越え方で………
これが、罠でした。
どんな人間関係にも、温度が落ち着くことはあります。なんなら氷点下まで下がることも。口論になることも時にはある。
問題は、それを意識しすぎること。
晴天の空や部屋の中で
「今日、雨降るかも…」と恐れ
長靴履いて傘、さしますか?
折りたたみならまだしも、
予報もないのに傘、持ち歩きますか?
…どうやら私は、持ち歩いてたようです。()
倦怠期に対する意識が強すぎて
ちょっとのことでも不安になり
勝手にそれを悪化させてたクチでした…
さすが慎重派。
石橋を叩きすぎて、見事ぶっ壊しましたね。()
でもまあ当時は自分にとってものすごく重要な時期でナーバスになっていたのもあり…
余裕は全くなかったので、ある意味しかたもなかった……
(これに当時気づいていたら乗り越えられたかと言われると、自信はない😇)
倦怠期は、思い込みで十分悪化させることになる。(断言)
これは大きな学びとなりました。
〇〇になりたくない…
この後も倦怠期の乗り越え方について色々調べ、どれも納得が行く方法で「試してみたい!」と感じたのですが。
一方で。
「これ、私だけが頑張らなアカン…?😞」
なんか、
相手も乗り越え方に詳しかったら
どれほどいいだろう…と感じてしまい。
危うく他責にして諦めそうに。
いやそれだと多分この先も
同じこと繰り返すよね?!!
と、なんとか踏み止まり(笑)
じゃあなぜ、
これを負担に感じ嫌悪してしまうのか
を掘り下げてみることに。
この時、歯止めになっていたのが、
…なんかこれって、重くない、、?
という懸念でした。
少なくとも、
私が相手から「倦怠期を乗り越える方法」を施されたり、
"今の"私がこれらを実践したりするのを想定するときには、
「重い」とは決して感じないです。
2人が一緒にいるために必要なことだし、
乗り越えられる危機であるし、
むしろ2人の関係がより深まるチャンスでもある。
でも当時の私は、
「こんなことしたら、
重いと感じられてしまうのではないか…」
という強い懸念があったことに気づきました。
とにかく当時の私は
「重い」と思われたくなかったようです。
それって本当に重い?私の「重み」の実体
当時、私たちは会えない期間が続き、
月に3回会えれば満足することができていた私でも、
ものすごく辛かった記憶があります。
もちろん、お互いが忙しかった時は平気でした。
相手は国立、私は私立で
テスト期間がずれていたこともあり、
なるべく連絡を控えて邪魔にならないようにしていました。
しかし、私が先にテストを終えたので、
手持ち無沙汰になって彼のことばかり四六時中考えそうになり。
それだと会えない辛さが増しそうだったので、予定を入れまくって、
自分の時間を充実させることにしました。
…あぁ、今思い出してもツラい。(笑)
当時は「彼のことを忘れて楽しめる自分」になろうと必死でした。
本当は、旅行先の写真を送ってみたかったし、同窓会に行った話もしたかったです。
けれど、
「彼が頑張ってるのに、楽しんでる様子を見せつけるのもどうなのだろう…
なんか空気読めないみたいでヤだな」
当時はそんな風に考え、連絡を控えるだけでなく
ストーリーも彼に表示されないようにしていました。
本当は、
話したかったし、
声が聞きたかったし、
会いたかったし、
顔が見たかった。
けれど、言えなかった。
なんだか、試しているみたいで。
…あぁ!
思い出しただけでツライ!!!笑
でもここが肝心なので!!!笑
私を苦しめていたもの
私は当時、彼が私のことを好きなのかがわからなくなっていました。
「いやいや!付き合ってんだから好きに決まってるでしょ!」
…という自己返答を頭の中で繰り返し、相手を信じようとしていたものの。
実に1ヶ月も顔を見れていなければ、
声も1ヶ月以上聞けていない。
LINEは生存確認のみ。
…ああああ!
辛かった辛かった辛かった!笑
やばい泣きそー!笑
でも当時の私はさらに、
「こんなこと感じる私がおかしい。」
そう思ってたんですね。
これが、辛さにさらなる拍車をかけました。
1番聞きたかったのは、
「好きだよ」の一言だった。
ただそれだけだった。
会えなかったから。
顔も見れなかったから。
もう声すら忘れそうになっていたから。
辛かったから。不安だったから。
けれど私は、それを確かめる方法がわからなかった。
だって、重くなりたくなかったから。
「私のこと、好き?」なんてもうザ・重い女のセリフって感じだし、彼はいま頑張ってるんだから重しには絶対なりたくない。
頑張ってる彼も、忙しそうにしている彼も、
私は大好きでした。
けれど、好意が、わからない。
不安。
そしてこの不安を、
当の本人の私が、
受け入れることができなかったんですね。
まるで自分が、彼の愛情を試しているみたいで嫌だったらから。
不安になってるあんたがおかしい。
彼はあんなにやさしいのに。
なんで信頼できないわけ?
絶対おかしいのあんただよ。
彼、あんなに頑張ってんじゃん。
自分の不安、彼にぶつけんの?
それって彼に自分の機嫌取らせてるよね。
自分の機嫌くらい自分で取れよ、なあ。
自分で自分の機嫌取んないとさ。
重くなるって。マジで。
彼頑張ってんのにさ。
なんで自分だけ甘えてんの?
ツラいのは彼も一緒よ多分?
暇なんじゃない、あんた?
自分の人生も充実させられないわけ?
彼がいないと生きていけないフリ?
依存してんじゃないの?
あんたみたいなの、
彼と付き合ってていいの?
…ごめんなさい、これ書いてたら本当に泣いてしまった。。(笑)
それくらい、
別れて3ヶ月以上経ったいまでも
思い出して涙が止まらなくなるくらい、
別れる前のこの1ヶ月が辛かった。
とっても。
彼との接触が激減して、
その不安を受け入れることができなくて、
彼にもぶつけたくなかった私は、
自分をこんな鋭利な言葉で
傷つけ続けてしまったんですね。
当時は…
おさまったと思っていた家族問題が再発して自分の地盤がまた揺らいで、
その少し前から自信を喪失していたので
ただでさえもものすごく辛かった、
そんなところに、
大好きな彼と会えない期間が重なってしまい…それはそれは不安定でした。
いや、これは不安になるよ誰でも(笑)。
自信なくしてるところに
時間のかかるとんでもない問題が追い打ちかけてきた上に、
好きな人に会えなくて
おまけに好かれてるかもわからない。
普通の「会えなくてツライ」の
遥か数倍にツラいはず(笑)
別れて客観視できる今ならわかる(笑)
なので、こんな調子で過ごしていた矢先、
やっと彼と電話できた時には、
感情がぐちゃぐちゃで
泣いて電話することになってしまった。
そしてこれも、また自己嫌悪に。笑
泣いて電話するとか
まじ重すぎだよ、あんた。
本当は超ひさしぶりだったから
楽しく話したかったんじゃないの?
なんで泣いてさ、
彼に機嫌取らせてるわけ?
絶対彼も、泣いてる私より
楽しそうな私と話したかったに
決まってんじゃん。
自分で自分の機嫌取れって
わたし言ったよね?
取れてたじゃんか今まで。
今回もちゃんと取れよ。
自分でなんとかしろよ、
それくらい。
会えないくらいで泣いてさ。
お前重すぎんだろ。
…間違いのないようちゃんと断っておきますが、これは彼が言った言葉じゃありません。
私が、
私の脳内で、
私に向けて、
かけていた言葉です。
…キツかったぁ。
これを書いている今泣いてしまってるくらい。
こんな鋭利な言葉、自分で使ったことないのによく思いつくよなぁ(笑)…と。
今ではこれがなぜなのかわかっているので、そんな風に思えますが、
当時はそれはもう辛かった。
彼のことは好きなのに、
そんな自分のことを
どんどん嫌いになっていく。
彼のことが好きな自分のことを
どんどん嫌いになっていく。
当時の私には、どうやったら抜け出せるのかちっともわからなかった。
考えても考えても、鋭利な言葉が刺さってくるだけだった。
気持ちを伝えるということ
こんな風に自分の不安を受け入れられなかったのは、原因の一つに、
私が私の感情のオーナーになっていなかったからです。
心のオーナーシップってやつですね。
私が私の感情を、私のものとして認めないことから、全ては始まりました。
そして、この
「試しているみたい」
という発想。
本当に、当時の私は彼を試していたのでしょうか?
…言いたいことを言わないで愛情を確かめようとしていたという点では、試していたと言えるかもしれません(笑)
そんな難しいこと!
エスパーじゃない限りできないよ!!
…そう。
つまり、試すような行為というのは、
相手に負荷がかかっていることが前提になるのでしょう。
では、彼に負荷をかけずに私の不安を軽減するためには、どうすればよかったのか。
私は、
自分の思いを、不安を、
ストレートに、なるべく早めに、
溜め込んで膨大に膨らむ前に、
伝えられたらよかったんじゃないか。
そう考えています。
「伝えたら信じてないみたいじゃないか!
だから自分でなんとか…」
…これ、彼のことを結局信じてませんよね。さも信じているように振る舞っているけれど、やってることはむしろその裏返し。
「彼には私の気持ちなんて、
受け取れっこない。」
そう言ってるのと同じなんです。
当時の自分がこう思うのも納得です。
だって、自分が受け取れていないんだから。
私が受け取れないものを、彼にだけ受け取らせるなんて、それこそ本当の自己中では?
私に必要だったのは、
自分の気持ちの所有権であり、
自分の感情に対する責任であり、
自分を受け入れること、
「自己受容」することだったんです。
私が何を考えているか、相手は全くわかりません。
言葉にしないと伝わらない。
だって私たちは、私たちでしかないのだから。
私は私でしかなく、
彼は彼でしかない。
私は彼じゃないし、
彼は私じゃない。
私の気持ちは他でもない私のものであり、
彼の気持ちは他でもない彼のもの。
だから、彼の気持ちは私のものじゃない。
彼の気持ちのオーナーは彼なのであり、
彼だけが、自由に決めていい。
私は、
私の気持ちを自分で殺し続ける一方で、
彼の気持ちも勝手に決めていたんです。
聞かないとわからないのに。
これが、私が恐れていたくせに無自覚に発生させていた「重さ」の正体でした。
別れて2ヶ月経った5月は、
ものすごく重要な期間だったようです。
5月編は3〜4本立てになる気がしています(笑)。
それくらい、自分にとって実りある1ヶ月でした😌
次回、《冷却期間・5月後編》!
magazineから全部読めます🙌
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