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自分を直視すると言うこと(現代詩)

凝り固まった

なんかよくわからないもの

それはなんだか

愛おしく感じる



どうしょうもなく

すぐれないとき

どうしょうもなく

哀しいとき。


どうせ

自分なんか

わかってもないのに

自分を責める


かわいそうな

自分は

たぶん

うなだれて


凝り固まっていく



それが

劣等感だ



それが

劣等感だ



あなたが自分を

造り出す。



それが

劣等感だ



それが

劣等感だ



何度も繰り返し

凝り固まっていく

それが

なぜだか

愛おしい



つまらないことね

わかってないのに

それを

人に言われたときに

やきもき

わかっているんだよ

わかっていたんだよ


でも

それは

たぶん

強がり


涙とともに

流せるものは

今の自分の

いらないPRIDE

それが

流せたら

どうなるのかな


それは

自分だと

いえるのかな



わからないこと

わかりたいこと

繰り返しながら

成長していく


わかっていくよ

自分の弱さと

そう

自分の

強さと



重ねながら

繰り返しながら

人は強くなっていく


そんなことは

重々承知


それが

できたら

苦労はしない。



凝り固まった

なんかよくわからないもの

それはなんだか

愛おしく感じる



凝り固まった

なんかよくわからないもの

それはなんだか

愛おしく感じる


それが

自分を肯定することなのかな



それが

自分を否定することなのかな



それが

逃げると言うことなのかな


それが

守ると言うことなのかな


なにか

答えが

見えそうになって


捕まえた

光を


再度見る



まるで


水面に映る


月のよう



凝り固まった

なんかよくわからないもの

それはなんだか

愛おしく感じる



凝り固まった

なんかよくわからないもの

それはなんだか

愛おしく感じる


今は


それだけで


いいんだよ。



今は


それだけで


いいんだね。





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