呪術廻戦 ～ Alpha Systems～

始まりの鐘が鳴る

それは始まりなのか

それとも

終焉を告げるものなのか

訳もわからず

ただただ走る

それは

本当は逃げなのか

すべての廻りに

何が絡まる

それは

カルマの中のことなのか

螺旋階段を上り始めてる

いや

それは降りてるのか

すべては何かに委ねられてる

けれども

俺は逃げやしない

何もかもに

立ち向かって

何もかもに

抗って

それでも

手に入れたい

お爺が言ってた

正しさを

何もかもに

抗って

何もかもに

揺らめいて

心の中の振動は

俺が神童に成るための

まえふれだろう

我が為のいみの園(その)

だろうが

今と言う痛みだろうが

助けたいと言う

心の音(ね)が

いつまでも

俺を揺さぶり続ける

いつまでも

続く苦痛と苦悩

それだけで

済むなら

すべてを

請け負う

けれども

それを許さない世界がある

何もかもに

抗って

何もかもが

揺らめいて

すべての中に根をはって

すべてを救いたいと

嗚咽で叫ぶ

何が正しいかなんて

くだらないこと

お前が泣いてるなら

それで

それは

許せないだろう

だから

俺は

立ち上がる

手足が砕けても

何度でも

何もかもに抗って

何もかもに揺らめいて

正しさがない世界で

揺るがないものがなかったとして

おれ自身が

揺るがない

どん欲で

くだらないと

笑われても

何度何回も

砕かれても

俺と言う信念が

残るなら

何度でも

立ち上がり

何度でも

拳を掲げるだろう

助けたいものが

あるから