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Fingertip spectacle! Draw a line. 作品解説Tips 6「絵の世界は宇宙です。私にとって線は現実。人の大切な手元の世界に不用意に踏み込まないようくれぐれもご注意を!!」
人間の手元の世界には無限の宇宙があります。その宇宙は私の場合絵画の制作と繋がっています。
私の絵画はつまり宇宙です。すごいでしょ。
私の制作のモチベーションは幼い頃に家にずっとひとりでいた頃の手遊びから来ています。私を癒やしたり、時間をもたせたりするのは手遊びです。他所様からはネグレクトの家庭の小汚い子供の手遊び。くだらないと言われるかもしれません。事実、私自身と私の作品は高尚なものではありませ
Fingertip spectacle! Draw a line. 作品解説Tips 5「絵を描く時の呼吸」
ゾーンとか、フローの概念からすれば、成功体験を繰り返していけば、体はその作業の手順にかかる全身の神経、筋肉の働きを自然に、勝手に記録していると言える。
美学的に言えば、絵の具を置いてできた絵肌はマチエールといって、ただ単に綺麗に塗られていいるものではなく、ただ単に再現するために塗られているだけでなく、独自のルールを決めて、そのルールをしっかりと守りながら塗られる。塗りは成功体験を繰り返せば知らな
Fingertip spectacle! Draw a line. 作品解説Tips3「Tipsで皆さんにお伝えすること」
Fingertip spectacle! は手元の壮大な光景の美しさを皆さんに教えることを制作のコンセプトにしています。Tipsの1つ1つは作品のコンセプトです。これを読まなければ作品の意図はわかりません。つまりこれを読まなければ作品の美しさは気付かないのです。
Fingertip spectacle! のTipsには絵画の歴史上これまでになかった美しさを導入することを仕掛けています。それは少しず
Fingertip spectacle! Draw a line. 作品解説Tips2「絵画の世界で生きていく上で盲目的に美しさを求めることは不毛なことなのかもしれません」
Tips1では美しいという認識が人から教わったものだという話をしました。
美しさが人から教わったことである以上、そのことを知らずに、自分の中から表出する手の感触や琴線に触れる感覚、脳裏に浮かぶイメージをオリジナルのものだと信じて追いかけ、評価を期待していると不毛に終わることになります。
手の感触、琴線、イメージは誰かに教わったものです。
例えば私が絵画の中で模索しながら形について探り当てた美しさ