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『欲は捨てなさい!』と言うけれど

偉い人は言います。
欲深きことは罪だと

偉い人は言います。
欲は身を滅ぼす

さてさて、今回の記事は先日のLive配信のMCにて軽く触れた内容
欲深いことは悪いことではない
むしろ良い!ガンガン推奨!

というテーマにて深掘りし、私自身のエピソードをほんの少しだけ交えてお話していこうと思います。

人生の最後

先日、リスナーに問いかけました。
「人生プランの中で、皆さんは何歳まで生きる予定ですか?」と

私は「60キッカリで死ぬ予定」とお答えしましたが、半分以上過ぎている事に気付き「やっぱり今のなし!70まで!」
との回答にꉂ( °ᴗ°  )

人は死ぬ時、お金やどんな高級品でも死後の世界へ持っていくことが出来ません。
あなた自身、人生どんな最後を迎えたいのか考えたことはございませんか?
多くの方が「家族や親しい人に笑顔で送ってもらい、良い人生だったと思いたい」とお答えすると思います。
また、私の答えも同じです。

ではどうすればそんな最後を迎えられるのか
答えはとてもシンプルで、誰もが小学生の頃に道徳の授業で学んだ、あるいはご両親から学んだことだと思います。

今日を真剣に生き、人には親切に
悪口、愚痴を自分の口から出さない

今現在の『欲』

私にも人並みには欲があります。
安心して暮らせて、家族を養えるくらいにはお金は欲しいです(独身ですが)
自分自身の演奏や喋り、こういった記事を通して少しでも誰かのお役に立ちたいとも思っています。

このような書き方ですと、欲深くなく落ち着いているかのように見えるかもしれませんが、そんなことはありません
過去の私から見ると落ち着いたとも言えるような気もしなくもないですが、『質より量』から『量より質』へと変わっていったのかと思います。

高価なブランド品を買い漁り、高級車を乗り回し
夜にはクラブや料亭で女の子と飲み歩きたい!
など、所謂成金趣味的な欲は綺麗さっぱり無くなってしまった!
までは言いませんが、やはり量より質なんですよね

どれだけ小綺麗でオシャレなお店で若い女の子達に囲まれたところで…
ねぇ…?🤔

若かりし頃の『欲』

私は普段、古き良き時代の映画音楽やタンゴ、ジャズやラテンの名曲などをピアノで演奏しています。
このことも大きく関係していると思いますが、落ち着きや趣のある音楽をこよなく愛し、癒しや美しさ、カッコ良さとは洗練された中にある
と、今では感じています。
しかし、10代や20代前半の頃の私は今とは真逆の趣味嗜好でした。

若かりし頃の私は
頭振れなきゃ(ヘドバン)音楽じゃなくない?ウォウウォウ
デスボイス万歳!ウォウウォウ
な日々を過ごし、ロックバンドに所属する所謂バンドマンというやつでした。

当時は『金、酒、タバコ、女、ギャンブル』全部やんなきゃ人間じゃねぇ!
バンドマンなら遊びまくってなんぼっしょ!
と豪語してしまうくらい欲望に忠実な、まさに欲の塊みたいな人間でした。

「女の敵!」と感じる方も多いとは思いますが、同時にお付き合いしていた女性が少ない時でも3人は居ました(※当時の話です)
また、デート代も払ったことがありません(※当時の話です)

誤解を招かないようお伝えしますが
彼女が何人いても良いよ!
お金なら私が出すよ!
と言っていただいた方としか遊んでませんからね?😨

私の過去を知る人からは
なぜそんなぶっ飛んでた人が今みたいになってんの!
おかしくない!?
と、今では言われてしまいます。

ですので、「中途半端にではなく本気で遊んだ!
やり切ったからこそ欲は満たされた!

と建前上お答えしていますが、本音としては
その程度で満たされる時期は過ぎた」です。

『欲』との付き合い方

出世したい!
お金が欲しい!
ブランド品が欲しい!
高級料理が食べたい!
大変結構だと思いますし、私も強く同感します。

欲には際限がありませんが、上手く付き合うことは出来ます。
ちょっとワガママな恋人を相手にするよりチョロいです!

出世欲や金欲であれば、目の前の仕事や学業に本気で取り組む為のプラスのエネルギーとして消化し、仕事で稼いだお金を物欲に充てる。
常日頃から無駄遣いせず、心から欲しいと思った物にはお金を使う!

しかしながら、身の丈に合わない物を欲しがってしまうこと
時にはありますよね?
そんな時は、一度見直すべきだと私は思います。

フリーターの方がプロ野球チームを持ちたいと思ったところで、それは無理な話です。
それと同様に今の自分では到底手の出せない物がどうしても欲しい場合があるとします。
そういった場面に遭遇した際、どうやったら手に入るのかを誰もが必死に考えると思います。
入手可能か不可能かは置いておきますが、この際にどうやったら手に入るのかを必死に考えることこそ欲をプラスのエネルギーとして消化している状態だと思います。

もしもマイナスの感情(怒り・妬みなど)でエネルギーを消化してしまうとどうなってしまうのか…
その答えは既にあなたはお分かりでしょう。

ネガティブな表現はあまり書きたくはありませんが、誰かから奪い取ったり騙し取ったりするような方向性へと考えが行ってしまうケースもあるので、マイナスのエネルギーでの消化は絶対に辞めましょうね!?

扱い方には気を付けよう!

薬は飲み過ぎてしまうと毒にもなります。
欲も同じで、扱い方を間違えてしまえば途端に毒へと様変わりしてしまいます。

何事も程々が一番
馬鹿と鋏は使いよう

もしも度が過ぎてしまいそうな欲が出てしまった場合、無理矢理欲を消そうとは考えず、どうすればプラスのエネルギーとして消化出来るのかを考えましょう。
その方がよほど健全で建設的だと思います。

やる気・向上心・情熱
これらの源は欲から来ていると言っても過言ではありません。
キリストだって愛で溢れさせたい、お釈迦様だって苦からの解放という欲からの行動だったわけですからね。
まさに自己中心的利他というやつですね。

この記事の冒頭では人生どんな最後を迎えたいのかお聞きしました。
最後に、私なりの結論をお伝えしますと
人と人との繋がりを大切にし、欲は捨てるのではなく上手く付き合おう


さてさて、そんな感じで今回の記事はここまで!
最後までお読みくださりありがとうございました🥳

今後も記事の更新を頑張りますので、スキ・コメント・フォローなどいただけますと嬉しい限りです。

少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


小林 結 / Yui Kobayashi
ピアノ奏者・作編曲・指導

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