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吉本新喜劇否定論に抗する
最近、どこかで「吉本新喜劇なんか要るか?」みたいなことを読んだ夢を見たのである。
最近の私は嫁に怒られるほど寝間でスマホするので、もしかしたら本当に読んだことかもしれないけれど、もし夢だったとしても現にしても、まあ、なんか親戚がdisられているようで悲しかったなあ。
吉本新喜劇で笑ったことはない、面白くない、すぐチャンネル変える、ギャグにコケるのはバカバカしい、下品だ、大阪にあるとされる
『蝦夷手の研究』感想文
澤井幸太郎『幻の拳法其の壱・蝦夷手の研究』
(楼村社・昭和6年)
うーん、まあまあ面白かったです。
これは、昭和初期に少年向けに書かれた本なのですが、まあ、なんというか、人を食った仕掛けのある本でして、表向きは澤井幸一郎という拳法家(柔術家)が大正の終わり頃、「蝦夷手」(えぞて)という幻の拳法をもとめて、東北、北海道から樺太、さらには沿海州(現在の中国黒竜江省あたり)まで遍歴すると
『幻影飛行機械』感想
ちょっと調子が悪くて、雲の上を歩いているようにふわふわしているのですが、ついつい読みかけの本を手にとってしまいました。
そして……泣きながら(嘘)一気に読みました。
目方大作『幻影飛行機械』(ハカヤワ文庫JA)
えー、詳細を書くような気力体力はないのですが、まあ、一言で言えば「スーパーヒコーキ野郎大戦」であります。
あるいは「ドキッ!ヒコーキ野郎だらけの幻魔大戦」と