【読書】1秒でつかむ　（おススメ）

この本はとても面白かったです！！

元々の発端が、「売れるビジネス書の作り方」がどんどんフォーマット化され、新しいおもしろさを感じられなくなったから、ということのようで、編集者も良い視点で、私も実際その通りだと感じていたので、新鮮でした。

テレ東のディレクターが書いているので、テレビ番組が事例にはなっていますが、企画やイベントなどを考える際に役に立つ内容、職場で結果を出す働き方、仕事1つ1つの質の上げ方などが豊富にあるので、とても自己啓発的にも参考になります。特に、普段マジメな仕事をしている人ほど、対局の事例のため、思考の枠を外すのに良いのではないでしょうか？

もちろんM&Aとか医療とか使えない場面もありますが、思考の余白と発想の遊び心を生むという意味において、参考になることは多いと思います。また、テレビ番組とnoteやWEB記事など通ずるところも多いので、多様に活躍します。しかも、520ページもあるのに1800円（税別）！辞書みたいに興味があるところのみでも良いと思います！！（写真はここから拝借しました）

1秒でつかむ 「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

１．本の概要

テレ東プロデューサーが、売れるためのコンテンツの作り方や他人よりも評価されるためにやるべき仕事術、考え方を、具体例を通して記載している。欲望に素直なエロやグルメ以外のコンテンツにはストーリーが必要で、設定方法やチェックする方法、魅力的にする方法など細かく紹介している。

２．本を読んでタメになったポイント

取り調べ力やバランス崩壊力、全部ひとり力などネーミングが1つ1つ独自の表現がされており、自分が伝えたい言葉へ巧みに変換している点。また、自身の思考プロセスを辿りながら、良いと考えている点も悪いと考えている点もわかりやすく表現されており、私自身の働き方の見直しにも役立ちそう。

３．本を読み終えた翌日から実践すること

本書の後半の技術は文章を書く際に1つでも実践して記載する。また、私自身の働き方も見直し、来年2020年の上場時にありたい「プロフェッショナル」な姿をイメージし、具体的に進めるプランニングを実施する。