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【組体操指導者必見】サボテン技構成のレベルアップ術:表現力豊かな演出の工夫3選

組体操をこよなく愛するみなさんようこそ!
前回は2人技のおススメする曲を紹介しました。
こちら↓

ちなみに一人技のおススメ曲はこちら↓

どちらの曲も癒し系の曲なので、テレワークの方はぜひ仕事中のBGMにぜひお試しください。
いつも以上にリラックスして集中できますよ!

わたしはだいたい、服部先生の名曲を聴きながら記事を書いています。
Amazonミュージックって便利ですね!

さて話を戻します。

サボテンの技の構成の工夫3選


今回は技の構成の仕方について考えていきます。

まずは隊形から。

はじめの隊形をもとに、2人技の隊形になります。

〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 
〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 
〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 
〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 
〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 
〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 
〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 
〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 

こんな感じになります。

どんな技を取り上げてもよいですが、サボテンを取り上げてみましょう。
さて、どのように表現させますか?

サボテン

以前は、肩車からサボテンをするのが一般的でした。
近年は、肩車も危険ということで、禁止となっている学校も多いです。
昔、倒立して、倒立した足をペアの肩に乗せ、その足をもう片方のペアが押さえて肩車した後、サボテンなんていう技もあり、やっているのを見たことがあります。
つまり、倒立からのサボテンです。
ここまでくると中国雑技団!
確かに全員がやっていたら圧巻ですが…
さすがに危険だと感じて、私はやったことはありませんが…
毎年何か違うことしなければというあせりから、技の難易度が過熱してしまったのです。

最近のサボテンはというと、地面から土台の子のももに足を片足ずつのせて行っています。

この技の成功のポイントは体重移動と信頼関係です。
上の子は宙に浮いてるので恐怖心あります。
なので、まずは下の子との信頼関係がないと成立しません。
絶対に離さないという安心感から上の子は前に体重移動ができます。
前に体重移動してくれないと、下の子は後ろに体重移動できません。
この体重移動のタイミングがそろわないとバランスくずします。
逆にお互いが限界まで体重移動してしまえば、重力の関係で、お互いほとんど疲れません。
1分以上楽々できます。

さて、どうやって工夫してみせるか?
全員で一斉にサボテンをすることはできますね。それ以外には?

工夫のポイントは3つです。一人技と同じです。
①サボテンの見せ方を変える。
②サボテンの難易度を上げる。
③違う技を組み合わせる

①サボテンの見せ方を変える


(1)動きの変化
ブリッジのように動きの変化を入れるのは技の特性上むずかしいです。

(2)タイミングの変化
着地のタイミングを列ごとに変えていくと、波打っているように技が見えるのできれいです。
長時間支えていられるので、同時に技をはじめてもできます。
下りるところもびしっと着地してきれいに見せたいところです。
これきまったらかっこいいですよ。

②サボテンの難易度を上げる



サボテンにも発展技があります。

(1)スキージャンプサボテン
土台の子は乗っている子の太ももではなく、握手するように手をつなぎます。
そしてお互いに腕を伸ばせば完成。
乗っている子が、スキージャンプをしているように見えることから付いた名前。

(2)向かい合いサボテン
これはスキージャンプと手のつなぎ方は同じ。
お互いに向き合った状態で手を握り合い、互いに腕を伸ばしたら完成。
これには、発展技があり、片手を放してポーズをとることができます。

③違う技を組み合わせる


サボテン以外によく取り上げられる2人組技に補助倒立があります。
この補助倒立もいろんなバリエーションあるので、この2つを組み合わせて互い違いに見せることもできます。
何も同じ技を一斉に見せるだけが美しいわけではありません。

技の難易度を上げながら、タイミングに変化を加えると
表現のバリエーションも増えていきます。
違う技も組み合わせると表現方法は限りなく広がります。

以上、サボテンの技の構成の仕方でした。


参考になる方がいたら幸いです。

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