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人類の師匠、ベンジャミン・フランクリンをもっと知ってほしいんだ!!

ベンジャミン・フランクリンについて書く時が来た。アメリカ合衆国建国の父と称されるこの人の著作について、触れないわけにはいかない。いつ書こう、いつ書こう、とソワソワとしていたが、とうとう書く。300年前の偉人、ベンジャミン・フランクリン。

が、その前に今記事ではその前段として、ベンジャミン・フランクリンは何者なのか?そして恐れながら私との関わりについて書いておきたい。


この人がフランクリン。


▶︎ベンジャミン・フランクリンって?

ベンジャミン・フランクリン
(英語: Benjamin Franklin, グレゴリオ暦1706年1月17日ー1790年4月17日)は、アメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者。

印刷業で成功を収めた後、政界に進出しアメリカ独立に多大な貢献をした。

また、凧を用いた実験で、雷が電気であることを明らかにしたことでも知られている。現在の米100ドル紙幣に肖像が描かれている他、米50セント硬貨にも1963年まで彼の肖像が使われていた。
wikipedia : ベンジャミン・フランクリン




▶もう少し︎ベンジャミン・フランクリン

勤勉性、探究心の強さ、合理主義、社会活動への参加という18世紀における近代的人間像を象徴する人物。己を含めて権力の集中を嫌った人間性は、個人崇拝を敬遠するアメリカの国民性を超え、アメリカ合衆国建国の父の一人として讃えられる。『フランクリン自伝』はアメリカのロング・ベストセラーの一つである。
wikipedia : ベンジャミン・フランクリン



▶︎要するにベンジャミン・フランクリン


・アメリカ建国の父であり、

・現在の100ドル紙幣(日本でいうところの一万円札)の肖像画に採用されており、

・勤勉で探究心が強く、社会貢献を是としたことから、アメリカでは尊敬の念を持たれる人物

顔からしてフランクリン。


私が思うに、ベンジャミン・フランクリンを端的に言えば「めっちゃ真面目で、めっちゃ良い奴」だ。友だちに1人はこういう人が欲しい。

「ねぇ、ベンジャミンはどう思う?」と私が聞いたら「君はどう思うんだい?」とニコニコと聞いてくれそうな気配がある。「まったく!ベンジャミンには敵わないなぁ!」と言ったら「いやぁ、君には及ばないけど、そう言ってもらえると嬉しいよ!ハハッ!」と言ってきそうだ。


そもそもだが「ベンジャミン・フランクリン」という名前がいい。ベンジャミンにフランクリンだ。とっても覚えやすい。ベンジャミン+フランクリンだよ?なんだろう、佐藤太郎みたいな朴訥とした親しみ易さすら感じる。


ところが。日本でベンジャミン・フランクリンを知っている人は私の所感では少数派だ。これを読んでくださっている方々はきっとご存知かとは思うのだけど。

友だちに1人はこういう人がいてほしい、とすら私は思っているのに、noteで「ベンジャミン・フランクリン」と検索してみると「700件」しかない。

これは悲しい。



日本人にはそれほど馴染みがないベンジャミン・フランクリンだが、アメリカ人にとっては「あぁ、ベンね」くらいなもんだろう。なんなら「ベン兄」とか呼ばれてそうだ。日本の一万円札の福沢諭吉が「諭吉」「ゆきっつぁん」と呼ばれるのと似てる気もする。脱線するが、次の一万円札は渋沢栄一だ。きっと「栄一」とか「栄ちゃん」とか呼ばれるんだろう。


話を戻せば、ベンジャミン・フランクリンは、今から約300年前に実際にこの世にいた人物である。彼がどのような出自で、どのように考え、生き、そこまでに至ったか、なぜそんな考え方をしてきたかの過程を、ご丁寧にも彼自身が「本」に書いて現代に残してくれている。


その本の名も『フランクリン自伝』。
”The Autobiography of Benjamin Franklin”
という原題らしい。

「フランクリン自伝」ときた。小細工なしのド直球だ。『おでん漫遊期』とか、オグルヴィの『ある広告人の告白』とか黒柳徹子の『窓際のトットちゃん』みたいなひねりがない。いかにもフランクリンである。

なぜこの本を彼が書いたかといえば、フランクリンが「あ、ワイそろそろ死ぬな。うーん、よし、ワイの人生を書き残しておくか。後世の人の役に立つかもしれんし」ってな具合で書いたらしい。フランクリン師匠、マジでありがとうございます(敬礼)って感じだ。

サインすらフランクリン。


私とベンジャミン・フランクリンの出会いは、2016年くらいで、私が大学を除籍になって少し後だ。その時のことは以下の記事に書いた。



デール・カーネギーの名著『人を動かす』という本の中に、ベンジャミン・フランクリンの話がやたらと登場する。アンパンマンのストーリーの中にカレーパンマンが登場するくらいの頻度で。

当時の私は「え、ベンジャミン・フランクリン登場しすぎじゃね?誰なんだよベンジャミンって」と思った。『人を動かす』の中にも『フランクリン自伝』の本のことがたしか書かれていて、私は気になった。

気になったら止まらないので、私はフランクリン自伝を手に入れようと走った。どこに走ったか?


そりゃあもちろんBOOK OFFだ!
信頼とコスパのBOOK OFFである!


と、いうわけで明日になってしまい恐縮だが、私がフランクリン自伝を読んで「うおお!これはエグい!タメになる!」とメモしまくった箇所を16に分けて紹介したい。


フランクリン自伝は、これを読まずして人生は語れない、と断言すら出来るほどの傑作である。



それではまた明日。



▶︎この記事の続きはコチラ

『フランクリン自伝』の解説



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