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社会が求める「希少性」 #3
予定では、今回でこの話題は一旦、終幕となります。
まあ、予定は未定(笑)。とりあえず書き進めていきます。
毎回、申し訳ありませんが、続編ということで前回記事の掲載をさせていただきますm(__)m。
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前回の終わりに「希少であれば価値は高く、対価を得ることができるのか?」という問いを投げかけ、「需要と供給のバランスが価値を決定する」といった自己回答をさせていただきました。
投稿を2回も使い、長~い「前フリ」をしてきましたが、「結局、何が言いたいのか?」の部分に進みます。
あなたが考える「社会が求める希少性」とは何なのか?
前回、門外漢だと言いながらも「マーケティング」に触れたのは、この領域に社会的ニーズ、つまり「希少性がある」からでした。
皆さんが、職業生活設計(キャリアプラン)を行うにあたり、「スキを仕事に」という時流に乗ることは、決して間違っていないと私は思っています。
ですが、「人生100年時代」に突入し、「職業人」として何十年も働くうえで、「スキだけで食べていけるのか?」という現実問題に、誰しもが、大なり小なり直面することになると思います。
皆さんの「スキ」は、社会的ニーズがありますか?見込めますか?
今後、その業界はどのように変遷していきますか?
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私の職業は「鋳造工」です。
はっきり言いますが、「マーケティング」以上に「希少性」はある領域です。ですが、「需要」は圧倒的にありません。
…あ、一般消費者に対して、です( ̄▽ ̄;)。
皆さんも「マーケティング」は何となく理解できても、「鋳造」と言われてピンとくる方は少ないのではないでしょうか?
私は「ジョブ(報酬を得るための働き方)」として働いてきました。「スキ」かどうか、最近まで考えたこともありませんでした。ただ、多少なりとも「適性」があり、技術を積み重ねてきただけです。
危機感
「このまま働けるのか?」という疑問は、あるとき急速に私の脳内を駆け巡り、不安と恐怖で鳥肌が立ちました。
周知の事実ですが、製造という分野は付加価値創出が難しく、肉体の衰えとともに労働力として不要とされる可能性は高いのです。
慌てて藻掻く日々の始まりです(笑)。
通信制大学で「ITの分かるビジネスパーソン」になるべくリカレント教育を受け、独学で複数の国家資格を含めた資格を取得し、こっそりと動画編集と動画配信をしていますが、「職業人」としての私は、社会的ニーズの少ない、付加価値の低い領域で働く労働者です。
「このギャップの狭間にいる私だから書けることは何だろう?」
それは、警鐘を鳴らすことだと、私は思いました。
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他人が、さも「これが正解だ」と思えるようなことを発信していても、鵜呑みにしないよう留意してください。
あなたの人生の正解は、これから、あなた自身の手によって完成していくのです。簡単に満足してはダメです。悩みや憂いを抱えて生きる強さを持ってください。
「独りよがり」にならないでください。「今が良ければそれでいい」という安直さは、将来あなたを支えてくれる方を苦しめる可能性があります。
社会と自分を分断しないでください。「生きていること」と「存在していること」は違います。「死んだように生きる」生き方は、辛いですよ?
「前を向く生き方」をするなら、前にいる誰かを目指してください。それが「目に見える目標」になります。そしていつの日か「自分が理想とする自分像」を目標にできたなら素敵ですね。
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人間というのは、中年期に入ると「メンターになりたい症候群(仮)」になるのだそうです。(仮)というのは私の造語だからです(笑)。
生来のおせっかい気質と相まって、非常にメンドクサイ人間となったのが私です(;´・ω・)。
こんな私の「希少性」に価値はあるのでしょうか?
少なくとも、皆さんという存在は、私以上に高い価値の可能性を秘めていると私は信じています。
…変な日本語ですか?でも、本心です。だから私は前に進もうと思えるのですが、このあたりは、なかなか理解されない心理なのだと、これまた最近になって知りました。
変わり者万歳!
ということで、今回の投稿は以上です。
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