思春期に”性”でイジってくんじゃねーよ

それは”イジって欲しくなかった”

僕には歳が12歳離れた小学4年生の三男の弟がいる。

弟が生まれたのは僕が小学6年生の頃で、
6年生となるとだんだん”性”に関する知識を
学校の授業で学び始める年齢だ。

小学生の時は”性”に関するイジりはなかったけど
中学生になると一変した。

中学生になるとより一層”性”に関する知識が深まってきて、その知識が僕に向けてイジりという形でやってきた。

「〇〇の母さんお前が5年生の時にどこかでSEXしてたんや」

「どういう風に親のこと見るようになったー」と
いった具合でエグいぐらいにイジってきた。

ぶっちゃけ”性”に関するイジりは中学生の当時の
僕の技術では受け身が取れないほどの重いもの
だった。

イジってきてもヘラヘラと笑うことしかできなくて
すごくイヤな気持ちになったことを今でも
覚えている。

友達もそこまで深く考えてイジってきてないことは
分かっていたけどそのイジリがきっかけでその友達のことがめちゃくちゃ嫌いになって冷めた目でその子を見ていた。

一対一でイジるならまだしも、
その子は周りに友達が複数人いる時にイジってくる
ことがよくあって(多分ワザと) 
その環境下でイジられるのが一番苦痛だった。

自分のことじゃないのに何でこんなに恥ずかしい気持ちに晒されないといけないんだろうと心の底から考えていた。

今思えばイジりに対して言い返しておけば
良かったと思うけど、

当時、言い返すことが出来なかった僕が考えていた
ことはおそらくこの2つだと思う。

①場の雰囲気を壊したくないと思っていた

イジってくる人や周りの子が笑っている時に、
自分自身が不快に感じていても、
「場の雰囲気を壊したくないからなー」と気を遣ってなかなか”NO”と相手に伝えることが出来なかった。(典型的な日本人ですね笑)

それでついつい「自分が我慢すれば良いや」という流れになってしまった。さっきも言ったように
偽の笑顔を浮かべてしまうこともある。

結果、ヘラヘラしているとイジった方も勘違いして周りの子は自分がイヤな気持ちになっていると気づかれないことになっていた。

②友達に”NO”を言えないと思っていた

思春期に友達がいないと恥ずかしいから友達はかなり大切な存在になっていた。 
(一人でいると変な目で見られると思っていた)

人間は基本群れる生き物だし、思春期真っ只中の
中学生からしたら相手の行動や言動に対して不快に
感じたとしても、

関係性が悪くなったりすることや群れから
追い出されることが怖くて、なかなか”NO”と
言うことが出来なかった。

特にこの時期だからこそで、友達の考えが一致や
同意することは当たり前と捉えていて、友達と違う
考えを言うことが怖かった。

もし、 
今現在進行形でイジりで悩んでいる人がいたら、

やめて欲しかったら”NO”と明確に相手に伝えるべきだと思います。(簡単じゃないことは理解してます)

そもそもイジりは自分が苦痛に感じたらそれは
もうすでにイジりではなく嫌がらせです。
(本人の捉え方次第ではイジメにもなり得る)

相手がそれで「ノリが悪い」「冗談だよ」とか言ってきてもそれは相手側の屁理屈に過ぎないです。

友達と対等な関係でいたいのであればちゃんと
相手にまず”NO”と伝えてみましょう。

それでもイジってくるようだったら付き合う相手を
変えて、居心地が良い友達との付き合いを大切に
しましょう。

もしかしたら”NO”と言って群から追い出されたら「所詮この程度の人間の器なんやな」と思って、
自分の方が器の大きい人間だと自分のことを褒めて
挙げて欲しいな。

それで新しい良い友達を見つけてイジってきた友達よりも楽しく生きていった方が後悔しないしそっちの方が良いと個人的に思う。

(過去に戻れるなら当時の僕にそう伝えたいと思う)

今回はこんな感じ‼︎

あんまり上手く文章で伝えられやんだ気がするけど
ごめんなさい笑

ケンP








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