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圧倒的な成果を生み出す7つの価値観

先日の5/31に,NewsPicksアカデミア主催で,ナイアンティックのアジアパシフィック部門のシニアディレクターである足立光氏の講演会に行った.

0. 足立光さんについて

現在,「ポケモンGO」などのARサービスを提供するナイアンティックのプロダクトマーケティング シニアディレクターを務める足立氏.

以前はP&G,ヘンケル,ワールドなど業界の異なる会社を渡り歩き,ほぼ3年おきに赤字部門を立て直すなど大きな実績を出してきた.

そして300億円の赤字を出していた日本マクドナルドの業績を,31ヶ月連続で売り上げをV字回復させたマーケターとしても知られる.

足立氏曰く,自分はマーケターではなく「再建家」と言うのがふさわしい,と言っていた.

今回,この足立氏が掲げる,仕事だけに関わらずプライベートでも大切な「7つの価値観」を語られた.

1. Be different

「人と違う道にあれ」

足立氏が行き渡ってきた数々の企業は,業績最悪,誰もが行きたがらない会社,親が心配する会社に当てはまる会社だった.

今では外資系の大企業であるP&Gも,入社当時は今とは全然違う状況だった.
誰もが知るマクドナルドも,300億円の赤字だと聞くと入社しない人が多いはずだ.

自己を形成する経験を高度なものにするには,修羅場の数が必要だ.
そのために,人がやらないこと,新しいこと,大変そうなことに積極的に挑戦することが大切だ.

そして,その修羅場を乗り越えるために必要なことは,まず何か.

それは「認識」だ.良い仕事をしても,認識されなければ,何もしてないのと同じである,と足立氏は言う.

認識されるためにはどうしたらいいか.・会議では一番前に座る・会議で下,画面を見ない・一番最初に手を上げる・期待に必ず答える

など地味だが,特に日本人が苦手とすることを積み重ねることが大切なのだ.

2. Never Give-up

「サラリーマン=結果がすべて」

自分の価値を物語ることができるのは数字しかない.
逆に数字がなければ,ただのいい人で終わってしまう.

ただのいい人とは,どのような人を指すのか.
私は周りの目を気にしながら,誰にも憎まれずに生きている人だと思う.

例えば,上司に言われたからと言う理由で,正しくないと思うことをやるな,と足立氏は言う.

言われるがままに動いてたら,自分のキャリアにならない.楽しくない.そもそも,就業規則違反だ.

なんとなくで動いている.それは何も考えてない,創り出してないことに等しい.すなわち給料泥棒だし,就業規則違反だ.
私はこの言葉に関心した.

また,絶対に環境を言い訳してはならない.
具体的には,景気や取引先,上司・部下・同僚などだ.

景気が良くて仲間や上司に恵まれれば,仕事ができて当たり前.環境が悪い時に出来るかが勝負.

まさにその通りだ.

むしろ環境が良いことなんてほとんどない.常に環境が良い人はずるいと言う人は,元々良いのではなく,良い環境を創り出している,と捉えるのが正しいだろう.

「なんか上手く出来ちゃった」は運が伴った実力だ.

3. Be Hungry

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