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文章を軽視する人へ【言伝】#158
見た目と思考と言葉と文章。
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私は、特段文章が得意な訳ではありません。誇れるような学がある訳でもありません。が、文章が好きです。好きゆえに、人よりも確実に多くの文章と触れてきました。具体的に言うと、皆さんがテレビを見てる時間=自分が文章と向き合った時間。くらいに捉えていただければ分かりやすいかと思います。
なぜ、ここまで文章が好きなのかというと、「思考する事が好きだから」です。「あの人は何を考えているんだろう」「どんな意図があってこの行動をとっているんだろう」「口ではこう言っているけど、本当はどう思ってるんだろう」こんなことを、ずっと考えています。(職業柄、みたいな部分もあります)
文章と思考。この二つをグルグルとしていたら、一つの気づきがありました。
■文章を読む事で、どんな人間なのかが分かる。
人となりを判断するのに、”見た目”が一番最初に挙がると思います。
「性格が顔に出る」
「太っている人は自制心が無い」
「歩き方にその人の生活が出る」
こんな格好で、心の状態は人の外見に現れると思います。これと同じような感覚を、”文章”でも感じとる事ができます。
「ぶっきらぼうな文章は、自己中心的」
「回りくどい(分かりにくい)文章は、思考の浅さ」
「絵文字の多用は、自己顕示欲の強さ」
「改行の多い文章は、読み手の気持ちを慮れていない」
「稚拙な言葉遣いは、知性と努力を怠った証拠」
ザッと挙げましたが、これ以外にもいろいろとあります。文章や思考することが好きなあまりに、文章を媒介により深い着眼点を持つことができるようになりました。
そして、文章から読み取れる人の深層心理はかなり精度が高いです。見た目から読み取れる性格は、あくまで憶測でしかないのに対して、言語化された文章=思考は嘘をつけません。さらには、表情などでごまかす事が出来ないため、ありありとその人の感情や思考、性格がストレートに伝わってきます。
言葉で発する以上に「文章化する」という行為には気をつける必要があります。文章力が無いばかりに、意図せず人を傷つける事があるからです。ただ、だからこそ文章が好きです。文章は嘘を”つけない”ので。
今日も、誰かの気づきとなりますように。
ニコラス
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