記事一覧
どこかのだれかの日々の記 禹条エイカ その2
2063年5月13日
今日は休みだった。高校生活も大体1年ほど。後輩は出来たけどそれは中学の頃にもいたし特に深い感慨もない。もっと言えば子ども園や幼稚園に一年以上通った経験がある人は全員その段階で先輩と後輩の序列を体験している訳だから、別にそこを取り立てて言う事でもない気もする。ならここで書く必要もないが、ここは自分しか見ない。ここから書くのは思考の整理。
こないだ部活に入ってきた一年の央枝麻
どこかのだれかの日々の記 禹条エイカ その1
2058年4月9日
この前お父さんの部屋でカイと遊んでたらタンスのすごい奥にいっぱい日記が入ってたのを見つけてすごく昔から書いてあった。難しい漢字とかよく分からない事がいっぱい書かれてたけど昔からお父さんはお父さんなんだなと思った。日記にお母さんが出てきたくらいからちょっと変わったぽいけど。なんか面白かった。けどいっぱいあったから飽きて隠れんぼしてたらクローゼットの奥からお母さんの日記も出てきた
どこかのだれかの日々の記 布寺童ミキ その2
2041年12月22日
姉さんへ
今日はサク先輩と買い物に行ってきました。以前の手紙でサク先輩が栄熨眞先輩に告白をして付き合いはじめたという事を書いたと思います。私としては姉さんが取られた気分で正面から喜ぶにはまだ少し時間がかかりそうで、サク先輩の表情が今までに比べて少し晴れやかになったのを見ていると筆圧が少し強くなってしまいます。本当はたくさんお祝いがしたいのに、中々難しいです。
そん
どこかのだれかの日々の記 布寺童ミキ その1
2041年4月8日
姉さんへ
今日は高校の入学式でした。前の手紙でも書いたけど、これで晴れて私は姉さんの後輩になれました。正門の桜、あの頃より小さくなった気がします。私が大きくなったからかな。毛虫もいなかったよ。用務員さんに聞いたらここ数年で良い虫よけが出たんだって。あの時にそれがあれば私はあんなに泣きじゃくらなくて済んだのにね。でもこれから、少なくともあの桜では私みたいな子が毛虫たちの餌食
どこかのだれかの日々の記 池松アメリ その2
2042年3月
昨日まで風邪をこじらせて一週間と少し休養をとっていた。
とても久しぶりのひとりぼっちだった。
大学に入ってからそろそろ一年。レイや先輩たちと出会ってからだと10ヶ月ほど。これまでの人生では味わえなかった、どんなキラキラした人にも負けないと胸を張って言えるほど楽しく眩しい日々を送ってきた私にとって、この10日ほどの休養は耐え難いほど寂しく苦しいものだった。レイたちのお泊りセット
どこかのだれかの日々の記 池松アメリ その1
2041年6月
ひとりでいることが多かった。
私の家は常に高い所にあった。高層マンションの最上階に見晴らしの良いだけの丘の上に建てられた戸建て。誰も入ってこられない場所。暮らしに不自由する事はなかった。学校にも通っていたし欲しいものだって買えた。無かったのは人との関りだけ。
人との繋がりに憧れを持ち始めたのは中学生の頃。領貴スズ先生のエッセイを読んだのが始まり。軽快に描かれるスズ先生とご友人
『映画プリキュアオールスターズF』を観た
こんがお!
どうも、苗輪和音です!
突然ですが、先日『映画プリキュアオールスターズF』を観ました。
観るまでの経緯
私には、唐突にプリキュアの神作画回をリストアップしてLINEを送ってくる『プリキュア』好きの兄がいるのですが、そんな兄から先日「この映画面白いよ」と一本のDVDを渡されました。
それが『映画プリキュアオールスターズF』でした。
私自身はちょうど初代プリキュアこと
どこかのだれかの日々の記 咫半キリエ 編 その2
2041/12/12
気付けば年末になっていた。完全に忙殺されていた。流石のアタシでも体力が厳しい。今思い返すと先月の今頃にアイツの部屋の本棚を見に行ったのがマトモな最後の休みになってしまっている。ただあと10日ほど経てば休めるから今が踏ん張り所なのかもしれないな。ただアイツはどうやらもう既に休みを満喫しているみたいで流石にそれはムカついてしまう。今度会ったら憂さを晴らさせてもらう事にする。どん
どこかのだれかの日々の記 咫半キリエ 編 その1
2041/11/20
今日は禹条の家に行って掃除をしてやった。今朝、アイツに電話した時には「家は自分で綺麗に整頓しているし掃除もしているから来るな。」と言っていたが実際行ってみると普通に散らかっていた。やはりアイツはバカなのだ。バカなくせに頭でっかちを気取ってるから友達どころか知り合いの1人も出来ない。そういえば「これは散らかってない!よく見ろ!通路はあるし本も取り出しやすいようにしてある!服だ
2024年1月1日は月曜日でちょうど良いタイミングだったのですが、特に企画も思いつかず時間もそんなに無かったのでこういう形式になりました。
2024年も、何卒よろしくお願いいたします。
2023年個人的優勝ミュージック10選!
こんがお!
どうも、苗輪和音です!
今年もやります!
1年全体の個人的優勝ミュージック企画を!!!
先週下半期の企画やったばかりですが!
やるのさ。
やらなかったら逆にモヤモヤしちゃうからね。
このnoteは2023年のクリスマスに投稿しているのですが、今年も何も予定がありません。
アイマスの生配信観るくらいです。幸!
そんな事はどうでもいいのでさっさと始めま
2023年下半期個人的優勝ミュージック10選!
こんがお!
どうも、苗輪和音です!
2023年の下半期がもう終わりを迎えようとしていますね。
あまりにも早すぎるので心だけは時間に反抗していたのですが今年も徒労に終わりそうです。
さて、下半期が終わりを迎えようとしているという事は……?
そうですね。
今年もやります!
2023年下半期個人的優勝ミュージック10選!
上半期に続いて下半期も悩みに悩みました。好きな曲が
どこかのだれかの日々の記 禹条リキ 編 その2
2041年9月9日 初日
今日から教育実習が始まった。これから高校生たちに様々な知識を授ける事が出来ると思うだけで昂りが抑えられない。だがこんな思考を表に出しては「異常者」などと罵られる。決して表に出す事なく高校生たちに授業をしようと思う。ただ、静かに心地良い生活をしばらく味わうとしよう。
それはそうと、たとえ教育実習生と言えどもやはり授業計画などは立てなければいけない訳だ。実習生たちを指導担
どこかのだれかの日々の記 禹条リキ 編 その1
2041年5月10日 風呂
果たして風呂というものはそんなに重要なものなのだろうか。確かに人類は古来より川や湖などで水浴びをして身を清めてきたし、「風呂」という概念が誕生する事で「衛生」という概念も広まった。またそれを内包する文化が発展する事で今や誰しもが自由に風呂を享受し、清潔さを保持できるようになった。
ただ、風呂と共に清潔さを保持する為の文化というのは発展してきているのだから日常生活に於
どこかのだれかの日々の記 崇垂サク 編 その2
2041年12月16日
ジュウジロウとのクリスマスデートまであと10日。今まで何度かジュウジロウを含む友人たちとクリスマスを過ごした事はあったが、2人きりは初めてだ。今時こんなピュアな事を書く高校生がいるのだろうか。
2041年12月17日
家の近くのカフェに久々に寄った。こういう事を書いておくと読み返した時に微細な記憶を起こせる気がする。
2041年12月18日
この間やった期末考査の