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2023年下半期個人的優勝ミュージック10選!

 こんがお!

 どうも、苗輪和音です!


 2023年の下半期がもう終わりを迎えようとしていますね。

 あまりにも早すぎるので心だけは時間に反抗していたのですが今年も徒労に終わりそうです。


 さて、下半期が終わりを迎えようとしているという事は……?

 そうですね。

 今年もやります!

2023年下半期個人的優勝ミュージック10選!

 上半期に続いて下半期も悩みに悩みました。好きな曲が多すぎて……。

 ただ、この企画は自分に課しているものなのでやります。やるぞ!やるったらやる!だって来週は2023年全体のを出さないといけないから!!!

 なお、本記事で紹介させていただいた楽曲をまとめたSpotifyプレイリストを記事の最後に貼っておきます。良ければご活用ください。


※本企画は楽曲の優劣をつけるなどの意図は全くありません。あくまで個人の感性です。また、各楽曲に割り振られている数字はあくまで通し番号です。楽曲紹介はフルver.音源が発売、または公開された日付順となっております。




2023年下半期
個人的優勝ミュージック10選!


1. Branches/Bialystocks(7/12)

7月に入って2週間足らず、とてつもない衝撃を受けた。
 昨年末のメジャーデビューからBialystocksを知った方も多いのではないだろうか。私もその辺りで知った口なのだが、まだまだその勢いは止まる事を知らないようだ。この楽曲を聴けばBialystocksの凄まじさが分かってもらえると思う。

 曲中で何度もリフレインされる“嵐はまだ”という歌詞が象徴するような嵐の前後を思わせる清らかで穏やかなパートから嵐の只中を思わせる激しいパートが交互にやってくる構成は、半端な実力では単調で退屈なものになってしまいかねないが、Bialystocksの実力は並大抵ではないので問題無い。寧ろそれを使いこなし複雑で神々しさすら感じるものにしている。

 是非とも聴いてほしい。そしてBialystocksの沼に入ってきてほしい。我々は待っている……待っている……



2.青のすみか/キタニタツヤ(7/19)

TVアニメ『呪術廻戦』第二期『懐玉・玉折』のOPテーマとして制作された本楽曲。
 放送前の公式PVで使用されていたサビを聴いた時からどういう楽曲なのかずっと楽しみにしていたので放送で聴いた時は感動を覚えた。

 『呪術廻戦』のファンな私としては「どんな楽曲が来るのか」と楽しみ半分厄介オタク半分で待ち構えていたのだが、見事に厄介オタク部分が祓われた。ここまで『懐玉・玉折』の青春から放たれる爽やかさともう2度とここに戻れないという寂寥感が表現できるのか、と本当に感動した。

 叶う事ならEDテーマである『燈/崎山蒼志』と共に2023年の名アニソンとして後年まで語り継いでいってほしい。個人的にコーラスのメロディーが学校の鐘の音な所がとても好き。



3.人マニア/重音テト - 原口沙輔(8/6)

 年2回ニコニコ動画で開かれるボーカロイドの祭典『ボカコレ』。
 その『ボカコレ2023 夏』にて視聴者たちの脳を強烈に揺さぶった楽曲、それがこの『人マニア』である。

 制作者の原口沙輔氏は色々と凄い経歴の持ち主なのだが、ここでは割愛させていただく。
 この楽曲が投稿された時に私のXでも言ったのだが、私はこういった類の音楽にあまり触れてこなかったので、こういった楽曲を語れる語彙や知識がまだ備わっておらず、あまり多くを語る事は出来ない。(他の楽曲に対しても同じ事が言えてしまうので言い訳にしかならないが。)

 ただ一つ言える事があるとするならば、「間違いなく『人マニア』はボーカロイド史、ひいては音楽史に名前を刻まれうる楽曲である」という事だ。



4.生命体/星野源(8/14)

 今年の夏に開催された『世界陸上』『アジア大会』TBS系でのテーマソングとして制作されたのが本楽曲。

「この曲はスポーツをしている人たちだけでなく、全ての人への応援歌である」というような事を星野源氏は自身のラジオ番組で話していた。
 言われてみると確かに、再生ボタンを押した途端にイントロが無く急に歌から始まる点も自分で準備できる事が何もないまま始まる人生のようでもあるし、全体の音色から感じる温かみは体温のようでもあるし、バスドラムも心臓の鼓動のようでもある。歌詞も今を懸命に生きる全ての人へ向けた応援歌のようであり、耳から入ってくる全ての情報が生きる事を肯定してくれているような気がする。

 私は歌詞の最後のワンフレーズ“そして つづく”がとても大好きだ。



5.Rat A Tat!!!/ミリオンスターズ(8/23)

 2023年10月から12月末まで放送されたTVアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ‼︎』OPテーマ。それが『Rat A Tat!!!』である。

 私がアイドルマスターシリーズが大好きだという事は私のnoteやXを見ている人はご存知だろうが、ご存知ない方の為にここで言っておこうと思う。私はアイドルマスターが大好きだ。アイマスの事なら比喩なく無限に考えられる。ミリオンライブのアニメについては毎週Xで実況していたので「私のXID+#ミリアニ実況」で検索すれば出てくるのでそちらをご覧いただきたい。

ミリオンライブを知らない方が本楽曲を聴く時は「アイドルの輝きに憧れた少女たちがアイドルとなり輝き始める様」を想像しながら聴いてほしい。本当に素晴らしい楽曲なのだ。出来る事ならアニメも観てほしい。ニコニコプレミアム会員になれば全話観られるし様々な配信サービスで配信されているので何卒……何卒よろしくお願いします!!!ミリオンライブのアニメは本当に良いんです!!!観よう!!!そんで『Rat A Tat!!!』で泣こう!!!笑おう!!!………………失礼、取り乱しました。



6.唱/Ado(9/6)

USJ(ユニバーサルスタジオ・ジャパン)で毎年開催されているハロウィンイベントの2023年度テーマソングが本楽曲である。

 2021年に歴史に残る大ヒットをかました『踊/Ado』の制作陣に『ウタカタララバイ/Ado』を制作したFAKE TYPE.のトップハムハット狂を迎えた本楽曲。これはまさに『Ado』という歌い手が歌と遊ぶ為に作られた専用フィールドと言っても過言では無いだろう。誰も追随出来ない高みで「唱」というものと真正面から向き合っている。

 シャウトもがなりもハイトーンもファルセットもフェイクもラップもロングトーンも出てくるもの全てがハイレベルで、おいそれと踏み入って良い領域ではないが、それでもあまりに魅力的で我々は踏み込めると錯覚してしまう。そうさせてしまう抗いがたい圧倒的な「唱える力」。それが『Ado』のパワーなのだろう。



7. Forbidden Paradise/SHHis(10/11)

 10月にリリースされたシングル『THE IDOLM@STER SHINY COLORS “CANVAS” 07 SHHis』の1stトラックである本楽曲。

私は試聴の段階で一撃喰らった。あまりにもカッコ良い。讃美歌のようなオルガンとコーラスが入ったイントロから始まり、ハードロックのように重いギターのリフと現代のヒップホップのような歌唱が鳴り響き幕が開く。本当に全編カッコ良い。アイマスだからとかSHHisだからとかといった忖度は一切ない。もし私が何の前情報もなく本楽曲を耳にしていたとしても迷いなく2023年下半期の楽曲として選んだだろう。実際この下半期でリピート再生した楽曲の中でもトップクラスで聴いている。

共鳴し始めたSHHisがスタートラインに立つだけでこれだけ強いのだ。今後が楽しみでしかない。



8. 花/藤井風(10/13)

 2023年10月期放送のフジテレビ系TVドラマ『いちばんすきな花』主題歌である本楽曲は、ドラマのテーマを踏襲しつつ人々を悩ませ続ける「どう生きるのがいいのか」というような疑問を軽くしてくれるようなものとなっている。

 イントロのピアノから続く穏やかなドラムが個人的にとても親しみやすく一気に虜になった。個人的に藤井風氏の楽曲を感情で聴いている節があり、本当に良い曲だなあという気持ちが大部分を占めてしまうので他の楽曲のようにそれっぽい事を書けない。だが敢えて開き直らせてもらう。良いものは良いのだ。聴いてほしい。



9.異次元★❤︎BIGBANG/アイドルマスター×ラブライブ!(11/8)

 2023年12月9日/10日の二日間、東京ドームで開催された『アイドルマスターシリーズ』と『ラブライブ!シリーズ』の夢のコラボレーションライブ『異次元フェス アイドルマスター★❤︎ラブライブ!歌合戦 』のテーマソング、それが本楽曲である。

 これらのコンテンツがコラボする事がどれほどの事なのかやどういったライブだったのかを語り尽くす余白はここにないのでインターネットに生きている有識者に任せる。
私が言えるのはただ一つ、「本当にありがとう」という事だけだ。正直言って本楽曲のアイマス側のアイドルさんの人選理由はよく分からないのだが、そんな事は今はもうどうでもいい。互いのコンテンツがコラボして互いのファンが笑顔で楽しみ喜びあっている。これを平和と言わずに何を言おうか。エンタメの教科書に載せるべきライブだったのではないだろうか。残念ながら私は鑑賞出来なかったのだが、それでも良いと断言できる。是非とも本楽曲のパワーを浴びてほしい。



10.ウルトラトレーラー/重音テトSV - マサラダ(11/17)

初めて聴いた時に「感情を司る部分全て」が思いきり揺さぶられた。「感動」も「希望」も「絶望」もその他いろんな感情がいっぺんにぶん殴られた。有り体に言えば「ド喰らった」のだ。ただの「喰らった」ではない。「ド級」の「喰らい」……「ド喰らった」のだ。

 底抜けに元気な曲調とどこまでも前を向いた歌詞、そしてそんな力を貰える楽曲のテーマが「予告編」であるという事、それら全てに喰らった。
 背中を押してもらえる楽曲であると同時に羨望と嫉妬心をものすごく掻き立てられる楽曲でもある。「なぜ自分はこういう事が言えないのだろう。なぜこういう曲を思いついて作れないのだろう。なぜこういう表現が出来ないのだろう。」と。それに対する言い訳はいくつも思いつく。ただ、それは言い訳でしかない。事実として私は出来ていないのだ。ここで書いても仕方のない事でしかないが、そういう事を書きたくなるほど私はこの『ウルトラトレーラー』に当てられたのだ。

良ければ聴いて、観てほしい。



 以上、2023年下半期個人的優勝ミュージック10選!でした!!!

 書き始めるまでは頭を悩ませる大きな白紙なのですが、いざ書くととてもスッキリする企画だとずっと思っています。

 今回もそうでした。

 ギッチギチに詰まってるプレイリストだから何一つ入れ替えられないんですよね。見事にタイアップ楽曲が大多数を占めていますが、それはそれ。選んだ時はそういう事考えていないので。

 上半期の記事を書いた時に「こりゃ下半期はヤバいな……」と思っていましたが、想像以上にヤバい半年だったと思います。2023年下半期。

 そんな2023年全体をまとめる記事は来週です。

 頑張ります。

 ギッチギチのプレイリストを更にギッチギチにした2023年全体で個人的優勝ミュージックを10曲選びます。

 頑張ります。

 やるぞ!

 この下の所に本記事で紹介させていただいた楽曲をまとめたSpotifyプレイリストを貼っておきます。良ければご活用ください。


 本日もここまで読んでいただきありがとうございました!

 それじゃ、おつがお〜!

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